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地域文化連携センター

越佐・新潟学推進センター

地域文化連携センター

事業代表者

所属：人文社会科学系
職名：准教授
氏名：阿部　ふく子
電話：025-262-6330
E-mail：f.abe@human.niigata-u.ac.jp

事業の目的

地域文化連携センターは、地域との交流の中で教育・研究を展開することによって、人文学部の学士課程教育を活性化するとともに、人文科学の研究成果を市民に還元することを通して、地域文化に寄与することを目的としています。

事業内容

中越地震による被災文化遺産の救出や整理・保存、文化財の保護に協力するという形で、文化財・文化遺産の保護活動への支援や、博物館や資料館などにおける資料整理に協力し、さらに、被災地域の社会調査や被災記録、救出資料のアーカイヴ化を進めるなかで、教育・研究体制を構築することで、具体的なモノを媒介とした人文科学のさらなる展開を図る。

社会学、民俗学、地理学、芸能論、考古学、博物館学などの調査・実習を通した形での地域との連携を進めることにより、地域社会における新潟大学や人文科学に対する理解を増進するとともに、地域に根差した研究の展開を促進することを通して、コミュニティー形成における文化的な裏付けを明らかにしつつ、地域文化への理解を高め、研究成果として後世に伝える。

各種研究会の市民公開、ならびに企業の調査・研究活動との連携・協力を進めることで、大学の枠を越えた研究の展開を目指すとともに、演劇の上演などを通した地域との結びつき、あるいは地域活性化への参画を進めることによって、大学と地域を挙げた体制での、学生に対するシチズンシップ教育を追究する。

地域の高等教育力の支援を受けた学士課程教育の実施・展開へ側面から支援するとともに、寄付授業・寄付講座について積極的に依頼と受け入れを進める一方、地域の文化活動、公民館活動、市民講座などへの講師派遣、ならびに企画・実施にも貢献することを通して、地域と大学の文化・学問的な交流の強化に努め、地域の文化を大学教育に活用する。

高大連携事業の企画･実施に対して支援する形で、新潟大学に対する高校生の理解と期待の掘り起こしに努めるとともに、地域に向けて文化・研究成果・情報を発信する活動を通して、地域における人文科学の持つ魅力への共感と支援の拡大に努める。

組織の概要

越佐・新潟学推進センター

事業代表者

所属：人文社会科学系
職名：准教授
氏名：中本　真人
E-mail：nakamoto@human.niigata-u.ac.jp

事業の目的

越後・佐渡と呼ばれた時代から現代に至る新潟県域を学びのフィールドとし、地域社会の支援のもとに、人文学部の実習系授業を展開してその成果を広く地域社会に還元する。

事業内容

• 実習系科目と演習系科目を新潟県内において、地域の協力を得ながら展開していく。そのために、一部科目については、新潟大学GPなどによる認定を受ける。本センターはその企画調整を担うことを目的として設置・運営されるものである。
• 上記授業の教育的な効果や意義については、担当教員（兼務教員）が人文学部のSD／FDの場で発表し、その成果を学部構成員で共有する。
• 授業の成果については、必要に応じて地域における報告会を企画して、地域住民に還元すると同時に、授業ごとの成果報告書を刊行する。
• 人文学部社会連携年報を刊行して、以上の活動の記録をまとめると同時に、総括を行う。
• とくに佐渡地域については、佐渡市教育委員会との連携協定に基づき、先方の要請に応じて、公開シンポジウムや佐渡学セミナーの企画立案に参与し、学部内外にわたる講師の選考や派遣から当日の運営を担っていく。また公開シンポジウムの成果を集約して公表する。

組織の概要