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新潟県中越沖地震への復興支援

このたびの「新潟県中越沖地震」の被災地のみなさまに謹んでお見舞い申しあげます。
本学では、新潟県中越沖地震の被災地のみなさまに、次のような支援を行いました。今後も引き続き、被災地の復興を全学的に支援します。

被災地での医療支援活動

医歯学総合病院では、7月16日(月・祝)10時13分、柏崎市を中心に大きな被害をもたらした新潟県中越沖地震発生直後に、院内に災害対策本部を立ち上げて被災地への医療支援を行うことを決定し、地震発生から約2時間30分後の12時45分に、第1陣の医療班を柏崎市・刈羽郡総合病院に向けて派遣しました。同日さらに2班(計3班)の医療班を派遣し、災害急性期の医療支援活動を行い、現地で処置ができない負傷者等については、本院へ搬送・受入れを行いました。

また、被災者で車中泊の方が増えることが考えられることから、エコノミー症候群予防の注意喚起について、マスコミを通じて呼びかけてもらうよう、新潟県に要請しました。

その後、連日医療班を派遣するとともに、現地災害対策本部と連携を取りながら、避難所の巡回医療や、19日(木)から26日(木)までは市内で一番収容人数の大きい避難所である「柏崎・元気館」で24時間体制での医療支援も行いました。27日(金)からは、柏崎、刈羽村、旧西山町地区で医療支援活動を行いました。

また、新潟県や新潟県歯科医師会とも連携して、心のケアや口腔ケアにも携わり、8月16日(木)までの間、継続的に被災地住民の方々への医療支援を実施しました。

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地震で倒壊した家屋
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避難所での巡回医療活動

健康調査

医学部保健学科では、新潟県長岡振興局の要請に基づき、7月20日(金)から24日(火)までの期間、教員及び大学院生が出雲崎地域の全戸(約1,700世帯)の健康調査を行いました。

また、7月23日(月)に新潟県福祉保健部福祉保健課から柏崎市及び刈羽村における被災地域の全戸訪問調査(健康福祉ニーズ調査)を行うための協力要請があり、25日(水)からこの調査を実施しました。

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訪問調査

被災状況調査

災害復興科学センターでは、地震発生直後に調査チームを組織し、被災地における施設・建物の被害状況、地盤の変状状況、地震の特徴などの調査活動を行いました。これら調査活動と調査結果は、報道機関等を通じて発信するとともに、「新潟大学調査団のページ」に随時掲載し、ご報告しました。

また、各学系等の教員や学生も、地震発生に伴う現地調査等を行いました。

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また、柏崎市や刈羽村などの小中学校にも被害が生じておりましたが、1日も早い復旧のため、施設管理部では、文部科学省応急危険度判定調査団の一員として、各小中学校の判定調査に当たりました。

「新潟県中越沖地震災害対応GISチーム」に災害復興科学センターが参加

被災状況と災害対応状況を地理情報システム(GIS)を用いてデジタル地図を作成し、被災状況と災害対応状況を地図上に整理することにより効果的な災害対応を実現するため、産学官民のメンバーからなる「新潟県中越沖地震災害対応GISチーム」が新潟県災害対策本部に設けられ、災害復興科学センターがこのメンバーとして活動を行いました。

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新潟県災害対策本部

ボランティア活動

地震直後に、災害復興科学センターボランティア分野の教員や学生のボランティアサークルメンバーが、現地を視察し、どのようなボランティアが必要かを調査しました。

また、7月19日(木)新潟大学では、刈羽村に「新潟大学中越沖地震現地サポートセンター」を開設し、新潟大学が展開している各種支援活動(医療、調査・研究、ボランティア等)の現地拠点として、8月12日(日)までの間職員3名を配置して次の業務を主として行いました。

  1. 災害対策本部との連携調整
  2. ボランティアセンター等との連絡調整
  3. 各種活動の情報の収集及び発信
  4. その他、必要と思われる支援活動

現地サポートセンターの位置づけ

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支援事業の推進方法

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本学学生は、新潟大学学生ボランティア本部を経るなどして、様々なボランティア活動を実施しました。

また、学生のボランティア活動を支援するため、大学と刈羽村を結ぶシャトルバスを7月27日(金)から8月31日(金)まで毎日運行し、9月は毎土曜日に運行しました。

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センターが置かれた刈羽村の施設
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現地における対策ミーティング

「刈羽村小学生の夏休み期間中の学童保育」及び「刈羽村中学生の夏休み中の教室開放及び部活動」の支援

刈羽村からの要請に基づき、「刈羽村小学生の夏休み期間中の学童保育」を新潟大学学生ボランティア本部と連携し、7月25日(水)から8月25日(土)(13~16日を除く。)までの期間について本学が支援を行い、併せて7月25日(水)から「刈羽村中学生の夏休み中の教室開放及び部活動」の支援も行いました。

また、本学の学生ボランティア本部では、刈羽村社会福祉協議会と連携し、9月以降も被災地の「子どもの支援」や「学習支援」を継続的に行いました。

被災学生への措置

被災した等の理由により、授業に出席できない学生には、特別の配慮をすることとし、また、経済的支援が必要な場合の相談体制を整備し、ホームページ等で周知を図りました。

学長、理事等が被災地を視察

7月23日(月)に、長谷川学長、深澤理事、伊藤理事、島田理事、塚田総務課長が、刈羽村の被災地視察及び品田村長を訪問し、被災見舞いを行うとともに、同村ボランティアセンター関係者及び本学中越沖地震サポートセンター派遣職員を激励しました。

なお、品田村長からは、本学の支援に対し、丁寧な謝辞がありました。

また、当日は、柏崎市の被災地を視察するとともに、医歯学総合病院医療班が24時間常駐して医療支援を行っている避難所「元気館」を訪問し、関係者を激励しました。

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品田刈羽村村長(左から2番目)から被災状況説明を受ける

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刈羽村ボランティアセンター
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各地から届く支援物資
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医歯学総合病院医療班
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被害の様子

新潟県へ義援金を寄託

7月16日に発生した新潟県中越沖地震で被災された皆様方への義援金は、8月17日の締め切りまでに、1,460名にのぼる本学教職員から総額5,347,000円が寄せられました。

この義援金の一部を本学被災教職員に対して贈呈することが、大学運営会議で承認され、9月28日に該当する教職員に対して贈呈されました。また、約500万円を新潟県に寄託することが併せて承認され、翌29日に長谷川学長から泉田新潟県知事に贈呈しました。これに対し泉田知事からは、本学が行っている中越沖地震からの復興支援のための様々な取組に対して感謝の言葉が述べられました。

中越沖地震の復旧・復興支援活動に対して新潟県から感謝状が贈られました

災害復興科学センターが行った中越沖地震の復旧・復興支援活動に対し、新潟県知事から同センターに感謝状が贈られました。

これは、本学他5機関が産官学連携により、新潟県災害対策本部の活動の中で生成されたデータを電子地図上で表現し、災害対応の状況が一目でわかる資料を作成、活用することにより、復旧・復興のための迅速な対応を可能としたことが評価されたものです。

2月4日、新潟市内のホテルで開催されたGISセミナー終了後に行われた贈呈式では、斎田新潟県危機管理監から仙石正和同センター長等に感謝状が贈られ、謝辞が述べられました。

新潟県中越沖地震に対する緊急対応・復旧支援活動

平成19年7月に発生した新潟県中越沖地震(M6.8)は、柏崎市、刈羽村を中心に甚大な被害をもたらしました。本学では発災後、直ちに医歯学総合病院が医療班を現地派遣し、診療活動にあたりました。

災害復興科学センターでは、現地調査チームによる被害特性の究明、新潟県庁内に設置された県災害対策本部へのアドバイザー参加など、多方面からの支援を行いました。

さらに、本学と包括連携協定を結んでいる刈羽村には、村災害対策本部内に「新潟大学中越地震現地サポートセンター」を設置し、職員・学生が復旧支援活動に活躍するなど組織的な取組みを行いました。

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