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平成23年度以前の研究トピックス

研究

タンパク質を合成するリボソームの特性の一つを解明しました!

平成24年2月29日

理学部生物学科の内海利男教授らは,生体内でタンパク質を合成する機能を持つリボソームが,効率よく補助因子を捕獲し動的反応を促進する複数コピーの“腕”様分子の実態を明らかにしました。
これに関する論文は,米国科学アカデミー紀要『PNAS; Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America』の3月6日号に掲載されました。

南極の岩石の中から新鉱物を発見しました!

平成23年6月9日

理学部の志村俊昭准教授は、第50次日本南極地域観測隊「セール・ロンダーネ山地地学調査隊」に参加し、2009年1月の現地調査で採取した岩石から最 近、新種の鉱物を発見しました。「ヘグボマイト類」の一種の新鉱物として国際鉱物学連合(IMA)<※1,2>に認定されました。日本南極地 域観測隊が、南極大陸を構成する岩石中から新鉱物を発見したのは初めてのことです。新鉱物を含む岩石標本の実物は、理学部のサイエンスミュージアムで展示 しています。

最先端・次世代研究開発支援プログラムに本学の教員2名が採択されました!

平成23年2月11日

平成22年度 最先端・次世代研究開発支援プログラムに,本学の自然科学系の児玉竜也教授と医歯学系の杉山清佳テニュア・トラック准教授の研究課題が採択されました。

脳梗塞治療を飛躍的に向上できる糸口を発見!

平成23年2月10日

脳研究所神経内科の下畑 享良准教授を中心とする研究グループ(金澤雅人医師ら)は,脳梗塞の治療で,現在,最も有効とされる血栓溶解療法の弱点とされる合併症(脳出血)が,血管 内皮細胞増殖因子(VEGF)というタンパク質が引き金となって生じることを,世界ではじめて明らかにしました。
本研究成果は,後遺症を残して介護が必要となる患者数の減少や,これらに伴う医療費増大の抑制などに繋がるものとして高い期待を受けています。

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自由電子レーザー光の照射により原子から複数の電子が放出されるメカニズムを証明しました!

平成22年9月17日

理学部自然環境科学科の 彦坂 泰正 准教授が代表を務める研究グループとX線自由電子レーザー計画合同推進本部の合同研究グループは、極端紫外領域の高強度自由電子レーザー光をアルゴン原子 に照射し、複数個の電子が放出される過程の詳細を明らかにすることに成功しました。
これらの成果は、X線自由電子レーザー光を利用したナノサイエンス・ナノテクノロジーや材料加工において、適切な波長選択による共鳴条件の利用が、成否を決める重要な要素である可能性を示しています。

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ヌタウナギに生殖腺刺激ホルモンがあることを証明しました!

平成22年8月24日

理学部附属臨海実験所の野崎真澄所長(教授)らの研究グループは、最古の脊椎動物といわれるヌタウナギの下垂体から生殖腺刺激ホルモンの遺伝子を同定することに成功しました。
この発見は,脊椎動物の初期進化の段階で,視床下部-下垂体-生殖腺が確立されたということを,世界ではじめて明らかにしたものとして高く評価されました。

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戦略的創造研究推進事業「さきがけ」に本学の教員2名が採択

平成22年8月30日

平成22年度戦略的創造研究推進事業「さきがけ」に,本学から大学院医歯学総合研究科の杉山清佳テニュア・トラック准教授と,災害復興科学センターの井ノ口宗成 特任助教の研究課題が採択されました。

おたまじゃくしの尾が縮む原因遺伝子を発見!

平成21年10月13日

理学部・生物学科の井筒 ゆみ助教らの研究グループは、両生類のおたまじゃくしの尾が変態期に退縮する際に、原因となる遺伝子を同定することに成功。さらに、その遺伝子の役割を元 に、これまでだれも考えつかなかった、尾が免疫から拒絶されて無くなるという新しい説を発表しました。

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脳の発達を支配する遺伝子の働きの一端を解明!

平成21年9月28日

医学部生化学第2教室の五十嵐道弘教授を中心とする研究グループが,脳の神経細胞ネットワークが構築される際に重要な役割を占める成長円錐の機能を支配する遺伝子群を一括して明らかにしました。

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科学技術振興調整費「若手研究者の自立的研究環境整備促進事業」に採択されました

平成21年6月16日

科学技術振興機構(JST)が公募する科学技術振興調整費「若手研究者の自立的研究環境整備促進事業」に新潟大学の提案「自立・競争的環境で育てる若手研究者育成プログラム」が採択されました。

脳血管障害のメカニズムの一端を解明!

平成21年4月23日

脳研究所神経内科(生命科学リソース研究センター)の小野寺 理准教授を中心とする研究グループ(原賢寿医師,志賀篤大学院生ら)は,遺伝性脳血管障害の原因遺伝子とそのメカニズムの一端を解明しました。

脳研究所 中田 力教授がNHKの番組に出演しました

平成21年3月3日

NHK「爆笑問題のニッポンの教養」毎週火曜23:00~23:30

筋萎縮性側索硬化症(ALS)の原因遺伝子を特定

平成20年4月26日

脳研究所の小野寺理准教授,横関明男医師,高橋均教授らを中心とする神経内科分野と病理学分野の共同研究グループは,難病 筋萎縮性側索硬化症(ALS)の原因となる新しい遺伝子を発見しました。

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生きているヒトのアルツハイマー病の病変部をはじめて撮影

平成21年

統合脳機能研究センターの中田教授らが磁気共鳴画像診断装置(本邦で最高磁場を誇る7テスラMRI)を用いて,世界で初めて,生きているヒトのアルツハイ マー病の病変(老人斑)を撮影することに成功しました。このMRI生体顕微鏡の実現と証明は,学術誌に発表され,世界の研究者から驚きの声が寄せられまし た。

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7テスラMRIで撮影したアルツハイマー脳の病変部

JST地球規模課題対応国際科学技術協力事業に採択

平成20年

災害復興科学センターの丸井英明教授を研究代表者とするプロジェクトが、独立行政法人科学技術振興機構(JST)の地球規模課題対応国際科学技術協力事業として採択されました。

ミャンマー・インフルエンザ研究センター開設について

平成20年

本学において、ミャンマーへの医療援助の為に、草の根の取組みを行ってきた内藤眞教授(医歯学総合研究科分子細胞病理分野)は、昨年度「平成19年 度科学技術振興調整費」事業に採択されました。これを受け、ミャンマー・インフルエンザ研究センターが開設されたことを報告します。