本学と阿賀町は、包括的な連携のもと、多様な分野で相互に協力し、地域社会の発展と人材の育成に寄与することを目的として、平成28年12月20日（火）に連携協定を締結しました。

同町とは、平成23年に本学教育・学生支援機構と「ダブルホーム連携協定」を締結し、４つの学生グループが活動してきました。地域の伝統行事への参加などにより、学生は多様な価値観の人たちと交流することで視野を広げ、他者と協力する力や課題を解決する力などを育てる機会が得られ、また、地域住民は伝統行事を継続できたことなど、地域活性化に寄与することができました。

この他にも、総合大学としての強みを発揮し、教育学部・農学部・工学部など複数の学部の教員による地域産品の活用支援や、温泉などの地域資源を活用した地域活性化の取り組みなどで連携・協力を重ねてきました。包括連携協定の締結により、これまでの取り組みがさらに推進されます。

記者会見では、神田阿賀町長は「高齢化など様々な課題に対し、これまで以上に連携・協力し、地域を活性化させたい。」と述べ、髙橋学長からは「学生・教員が地域に出る機会を増やしていくことで、地域の魅力や様々な可能性を見出していきたい。」と今後に向けた期待が語られました。

本学は、今後も地域との関係を深め、地域活性化に寄与していきます。