このページの本文へ移動

平成29年度入学式を挙行しました

2017年04月05日 水曜日 トピックス

入学式
4月5日(水),新潟市中央区の朱鷺メッセにおいて,平成29年度入学式を挙行し,約6,000人の新入生及びそのご家族等が出席しました。
今回,本学に入学した者は,学部2,461人,大学院修士課程・博士前期課程569人,大学院博士課程・博士後期課程134人,大学院専門職学位課程16人,養護教諭特別別科39人の合わせて3,219人です。

式では,髙橋学長から,「次代を担う皆さんには、社会から大きな期待が寄せられています。自分自身がどのように社会に貢献できるのか、これからの学生生活を通じてじっくりと考え、深い学識と技術を培ってください。」との告辞が述べられました。
これに対して,新入生を代表して,今年度新設された創生学部の川向永海さんから,「創生学部での新たな学びを通して,多角的な視点や柔軟な思考力を身に着けて,物事の本質をきちんと捉え,問題の解決策を提案し,自ら積極的に行動できる立派な大人になりたいと思います。伝統ある新潟大学の学生としての自覚を持ち,主体性をもって何事にも積極的に取り組み,個人個人の目標の達成のために日々努力していくことをここに誓います。」との宣誓が述べられました。

ご入学,誠におめでとうございます。
これからの学生生活が実り多きものになりますよう,応援しています。

入学式

学長告辞

学長告辞

本日ここに、ご来賓ならびに関係各位のご臨席を賜り、平成29年度新潟大学入学式を挙行いたします。
この度、新潟大学に入学を認められましたのは、外国からの留学生59人を含め、学士課程では2,461人、大学院修士課程では569人、大学院博士課程では134人、大学院専門職学位課程では16人、養護教諭特別別科では39人、総計3,219人であります。

新入生の皆さん、新潟大学への入学おめでとう。
新潟大学のすべての教職員を代表して、この度入学された新入生の皆さんに、心より歓迎の意をあらわすとともに、これまでのご努力に敬意を表したいと思います。
併せて、これまで新入生の皆さんを温かく見守り、支援をして来られたご家族・保護者の方々には、心からお祝いを申し上げます。また、本日ご列席をいただきました方々には深く御礼を申し上げます。

新入生の皆さんは、今日から大学生として、人生の新たなステップを踏み出します。今は、喜びと期待感でいっぱいと思います。どうぞ、その新鮮な気持ちを、いつまでも忘れないでいて下さい。

本学は今から遡ること約140年前に、前身となる学校が開設され、その後、昭和24年に新制国立大学として発足しました。その後も、長い歴史と豊かな伝統を育み、現在は、十の学部、六つの大学院研究科、脳研究所、災害・復興科学研究所、ならびに医歯学総合病院を有し、学生数約13,000人、教職員数約2,900人を擁する全国有数の大規模総合大学に発展しました。
豊かな自然に満ちた広大な越後平野に囲まれ、本州日本海側で唯一の政令都市である新潟市に立地し、学問や研究に適した恵まれた環境の中で、日本海側地域から環東アジア地域に展開する知の拠点として、教育、研究及び社会貢献を通じて、地域や世界の着実な発展に貢献する「真の強さを学ぶ。」大学として、その役割を果たしてきました。

新潟大学は、多様な学びや、教科書にないことを身につけられる研究機会によって、想像力と創造力を仲間と磨き合うことができ、自信に満ちた思いやりのある人間へと成長することができる大学です。新潟大学で学んだ者は、タフでありしなやかでもある真の強さを持ち、人生の課題に立ち向かうことができます。

本学の基本理念は、「自律と創生」です。「教育と研究を通じて地域や世界の着実な発展に貢献することを全学の目的」としています。本学が重視している教育の基本は、学問の進歩向上、専門性の探求、広い教養です。ものごとを総合的に判断し、課題を見つけて、それを解決する力、汎用的能力を身につけた学生を育てることです。

皆さんの、これまでの高校生活においては、どちらかと言うと、与えられた課題に対して対応する学びであったと思います。大学生となったこれからは、自ら課題を模索し、正面から向き合い、解決策を探して実行する力をつけなくてはなりません。それは決して簡単な事ではなく、正解がないこともあります。広い視野に立って、深く物事を考える姿勢を身につけてください。自分自身を客観的な視点でみたり、他者の立場で考えたり、今まで以上に多面的に、かつ深く物事を考えてみてください。
幸いな事に、この度、皆さんが入学した新潟大学は、全国から、また世界各国から多数の学生が入学する総合大学です。多様・多彩な人材が、全学に渡って学んでいます。同時に、あらゆる分野の専門性を備えた教員が皆さんの教育を担当しています。同級生や先輩、教職員たちと積極的に交流し、素直な気持ちで意見交換し、互いに切磋琢磨しながら、自分の視野や能力を拡大するよう努めてください。

また、在学中に海外へ留学することも勧めたいと思います。短期、長期に関わらず海外での生活は、色々な意味で良い刺激となり、皆さんの視野や可能性を広げてくれます。その為に、多彩な留学プログラムが学内外に用意されています。皆さんの先輩たちの多くも、海外留学の経験を通じて、大きく成長できたと報告してくれています。是非、積極的に留学プログラムを活用してください。

さて、近年の社会では「グローバル人材」の育成が強く求められています。国際交流の活発化、経済活動のグローバル化、人々の意識のボーダレス化などが要因です。社会や経済の構造は大きく変化し、国境を越えて高度で複雑に絡み合い、予想もつかない展開が生まれています。
加えて、現在の社会においては、知識・情報・技術が極めて重要な「知識基盤社会」であり、“高い専門性”と“広い教養”に加えて、“高度な語学力”と“異文化適応力”を身につけ、地域社会から国際社会まで貢献できる人材、真の国際人が求められています。
さらに、ICT、IoT、AI等の爆発的な普及により近未来社会においては、既成の職業の多くが消滅し、これまでなかった新たな職業の創生が起こることが確実視されています。そのような時代に適応可能な、タフでありしなやかでもある次世代の人材を目指してください。

また、これからの大学生活では、学問ばかりでなく、クラブ活動やボランティアなどの課外活動も大切です。そのために多数のクラブやサークルが用意されています。なかには全国大会や海外での世界大会に参加し、活躍を報告してくれるものもあります。
そのような活動を通じて、協調性やリーダーシップを身につけ、同時に多くの友人を得てください。本学では、海外からの留学生約500人を含めて、多くの学生達が学んでいます。大学時代に得た「我が友」は、一生涯の財産であり、皆さんの今後の人生を豊かなものにしてくれます。また、同時に学問を通じた「我が師」も見つけてほしいと願います。

わが国は六年前に、東日本大震災と原発事故と言う未曽有の災害を経験し、その復興も未だ途上です。加えて、世界を見渡すと、地震・津波、火山の噴火、豪雨・豪雪、土砂崩れ等の自然災害、政治、経済、エネルギー、食糧、環境等の諸問題、さらに世界規模の感染症、許しがたいテロ等々、多くの事象が絶え間なく発生しています。これらは人類の全体の生存と尊厳を揺るがし、世界的な経済不安を招き、国家間の多発的な紛争の要因となっています。

このような状況の中、次代を担う皆さんには、社会から大きな期待が寄せられています。自分自身がどのように社会に貢献できるのか、これからの学生生活を通じてじっくりと考え、深い学識と技術を培ってください。
我が国の、そして世界の未来が、皆さんの将来の活躍を期待していることを自覚し、それに応えられるよう、大学生活を通じてしっかりとした基礎力を身に着けてください。
これから皆さんが経験する大学生という時代は、人生で最も活力と希望にあふれ、多くの可能性が芽生える、何ものにも代え難い期間です。皆さんの成長のために、われわれ教職員一同は努力を惜しむことはありません。

最後に、新入生の皆さんが実り豊かで、活発で明るい大学生活を過ごし、大きく飛躍することを祈念し、私の告辞といたします。
新潟大学への入学、おめでとうございます。

平成29年4月5日
新潟大学長 髙橋 姿

入学生

入学生代表宣誓

代表宣誓

厳しい寒さも段々と和らぎ、桜のつぼみが膨らみはじめる季節となりました。
本日はこのような盛大な入学式に参加できますことを大変嬉しく思うとともに、関係者の皆様には心から御礼申し上げます。

現代の日本は人口減少や少子高齢化、エネルギー問題、グローバル化による社会構造の変化や労働環境といった、解決すべき課題がたくさんあり、課題先進国とも称されるようになりました。私は、課題を解決することで社会に貢献出来る人材になりたいと考え、課題解決能力を身に着けるために、今年度から新設される創生学部を志願しました。これからは、創生学部での新たな学びを通して、多角的な視点や柔軟な思考力を身に着けて、物事の本質をきちんと捉え、問題の解決策を提案し、自ら積極的に行動できる立派な大人になりたいと思います。

今、新たな一歩を踏み出すことができるのは、ひとえに、恩師の皆様や保護者の方々のおかげです。この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。これから、新潟大学の学生としての新たな生活が始まります。髙橋学長をはじめとする多数の先生方、ご指導をお願いいたします。伝統ある新潟大学の学生としての自覚を持ち、主体性をもって何事にも積極的に取り組み、個人個人の目標の達成のために日々努力していくことをここに誓い、誓いの言葉といたします。

平成29年4月5日
新入生代表
創生学部創生学修課程  川向 永海

 

祝典演奏

本件に関するお問合わせ先

新潟大学総務部総務課広報室
電話 025-262-7000
FAX 025-262-6539