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G-DORM短期留学受入プログラムを実施しました

2017年09月07日 木曜日 トピックス

新潟大学工学部では,世界展開力強化事業「メコン諸国と連携した地域協働・ドミトリー型融合教育による理工系人材育成」(以下,G-DORM)の一環として,8月19日(土)から29日(火)の11日間,短期留学受入プログラムを実施しました。

G-DORMの留学交流プログラムでは,本学の理工学系学生と,王立プノンペン大学(カンボジア),ラオス国立大学(ラオス),チュラロンコン大学(タイ),ハノイ工科大学(ベトナム)の学生で学年縦断・分野横断・多国籍学生チームを結成し,主に地域企業との協働によるグループワーク(以下,GW)インターンシップに取り組みます。

今回の短期留学受入プログラムでは,上記メコン諸国の連携4大学から学生9名と教職員4名を迎え,燕市でインターンシップ受入により産業振興に取り組んでいる「一般社団法人つばめいと」と本学工学部が連携して,燕エリアの6つの地域企業・グループと協働したGWインターンシップを実施しました。本学からも17名の学生が参加しました。

燕三条地場産業振興センター視察
燕三条地場産業振興センター視察
燕市産業の強みと弱みについてグループ討論
燕市産業の強みと弱みについてグループ討論

8月28日(月)には,本学工学部のFD(ファカルティデベロップメント)を兼ねて,「実践的グローバル教育プログラムに関するフォーラム」を工学部大会議室で開催し,本プログラムのGWインターンシップの活動成果を学生グループが発表しました。学生達は,各企業での体験活動とディスカッションを通して発見した,インターンシップ受入先の企業活動における国際展開の可能性や課題及びその解決策について,英語で発表しました。当日は,学内から26名の教職員が,また学外からインターンシップを受け入れてくださっている企業の方々や,本事業の外部評価委員をご担当されている方々など8名が会場に足を運んでくださり,学生の発表に真摯に耳を傾けていました。

GWインターンシップの様子
GWインターンシップの様子
フォーラムでの学生グループの発表
フォーラムでの学生グループの発表

学生の発表に対して,メコン諸国の各大学の教職員からは,「短期間のGWインターンシップで解決策の提案まで踏み込んだ良い発表だった」「こうした学生の発表からも,G-DORMのプロジェクトが良い形でスタートが切れたと思う」「G-DORMの留学プログラムは参加学生や大学にとって非常に有益なものであり,今後も各大学や企業との連携構築を強めたい」といった話がありました。さらに,インターンシップの受入れを連携して実施した「一般社団法人つばめいと」の代表からは,参加学生に対して「短期間で多くの業務を体験した学生の真摯な態度が印象的であった。発表のプレゼンテーションも良かった。今後,世界のどこかで,一緒に仕事ができればうれしい。」といったメッセージが送られました。

なお,この短期留学受入プログラムの実施に当たっては,「一般社団法人つばめいと」を始め,燕市内の行政や企業の皆様方から,多大なご支援とご協力を賜りました。

英語によるフィードバックにも真剣に耳を傾けた
英語によるフィードバックにも真剣に耳を傾けた
インターンシップ参加学生と教職員ら
インターンシップ参加学生と教職員ら

本件に関するお問合わせ先

工学部工学力教育センター
国際教育部門
電話 025-262-7290

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