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新潟初の試み「企業人と学生のハイブリッド2018」を実施しました

2018年07月26日 木曜日 トピックス

本学のキャリア形成支援教育科目として開講されている「社会とキャリア選択A」。
国や経済界が,これからの企業・社会が求める人材を育成するため,高い職業観の意識の育成や職業適性や将来設計について考える機会として多様な形態のインターンシップを推奨しています。

本学では,新潟では初となる,「企業の若手社員の研修も兼ねた,若手社員と学生のチームが企業の課題に取り組む産学連携教育」として同講義を「企業人と学生のハイブリッド」と銘打ち今年度から開講しました。

具体的には,若手社員と学生の混成チームが数ヶ月間,実際の企業課題に取り組み,本学のキャリア教育の中で共に学び,共に気付き,刺激し合いながら成長していきます。
その過程で学生は,メンター(社員の上司の方)や企業と関わり,企業のリアルな内面に踏み込んでいきます。
こうした企業と学生の関わりはインターンシップを越えた実社会の体験となります。

7月24日(火),最終報告会として,前述の取り組みを終えた受講生40人(企業11社社員11人,本学学生29人)がチームごとにそれぞれの企業の課題に取り組んだ成果を発表しました。

各チームごとに10分ずつ,企業の抱える課題を業界や環境分析しながら,様々な角度から解決策を模索し,自分達なりの提案をプレゼン。
時間をかけてじっくり練った提案だけに,チームのメンバーは緊張しながらも自信に満ちた表情が印象的でした。
発表後にはメンターの社員の方からの講評が行われ,評価できる点はもちろん実習現場での様子も赤裸々にお話いただき,メンバーは照れくさそうにしながらも,客観的な提案の評価とともに自身の成長を噛みしめているようでした。

若手社員はより自社,それを取り巻く環境の現状を理解し,チームビルディングを学び,学生達は,通常のインターンシップよりも,さらにリアルな就業体験として課題解決に向けたプロセスを学ぶことができ,これからの学生生活における目標も明確になりました。

本学では今年度の成果をさらに参加企業,学生ともに実り多きものになるようブラッシュアップし,来年度への開講の準備を進めます。

本件に関する問い合わせ先

学務部キャリア支援課
電話 025-262-6087

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