幼少期の米タンパク質摂取が成熟期の肥満を抑制-幼少期の食事と肥満及び関連する腎臓病の発症との関与について示唆-
本学大学院医歯学総合研究科病態栄養学講座(寄附講座)らの研究グループは、マウスにおいて幼少期の米(胚乳)タンパク質摂取が成熟期の肥満やそれに関連する腎臓病を抑制することを明らかにするとともに、その機序に腸内菌叢が関与することを亀田製菓株式会社との共同研究において見出しました。今後、米(胚乳)タンパク質摂取のヒトにおける適切な摂取時期や摂取量に留まらず、「米」を中心とする和食のさらなる評価向上につながる成果が期待されます。
詳しくはこちら(PDF:4.7MB)
本件に関するお問い合わせ先
広報室
電話 025-262-7000
他のニュースも読む
-
研究成果 2024年03月21日
持続血糖測定を活用したスマートフォンアプリにより糖尿病予備群の体重と血糖値を改善〜2型糖尿病予防対策を省力化~
-
研究成果 2024年03月13日
多遺伝子リスクスコア構築により日本人アルツハイマー病の遺伝的リスクを解明-アルツハイマー病のリスク層別化と個別化医療への応用に期待-
-
研究成果 2024年03月13日
急速進行性糸球体腎炎による透析導入率は近年、高齢(70歳以上)で上昇-高齢化に伴い、高齢患者が増加する可能性を示唆-
-
研究成果 2024年03月08日
心血管疾患発症高リスク者スクリーニングに最適化したメタボリックシンドローム(MetS)診断基準の修正案を作成