理念・目標(社会連携研究センター)


 本学では,社会貢献を教育,研究に次ぐ第三の使命として位置づけ,これまでも積極的に取り組んできておりますが,本学の中には埋もれているすばらしいシーズがまだまだ沢山あります。また,社会的ニーズにつきましても,学内に留まっていたのでは聞こえてこない様々なニーズがあります。この学内のシーズと社会のニーズを掘り起こし,今後その連携の仲立ちをしていきたいと考えております。
本学の社会連携は,産学連携,まちづくり,文化活動の三つに大きく分けることができます。産学連携イメージ
 産学連携においては,地域共同研究センターが窓口となり,これまでもシーズとニーズをマッチングすべく共同研究を進めてきておりますが,今後は大学側から産業界に積極的に飛び込んで行き,企業の身の回りの身近な問題にも取り組んでいけるよう関係部門と連携し,体制をさらに強化したいと考えております。
 まちづくりにおいても,これまで教育人間科学部,工学部,農学部等を中心に積極的な取り組みがなされておりますが,今後は地方自治体,関係諸機関等と緊密な連携をとりながら,知恵を出し合い,これらの活動がさらに大きく発展できるよう支援体制を強化したいと考えております。
 文化活動では,これまで各種公開講座,社会連携セミナー,健康・医療教育,音楽会等を開催してきておりますが,今後は地元の住民の皆様と取り扱うテーマについて直接話し合える場を設け,琴線に触れる文化活動をめざし,全学一丸となってこの活動を発展させていきたいと考えております。
 これらの活動が充実したものとなるためには,その前提として「自助の精神」(Self Help)が大切であると考えます。まず自らの夢とビジョンをしっかり持ち,最初の一歩を踏み出した上で連携にのぞむとき,真に価値あるものが生まれてきます。そしてこれら三つの活動が互いに他の活動を支えながら進むとき,全体としてひとつの大きな連携の波がおこり,新潟の地に新しい産業と文化が生まれてくるものと考えます。この新しい産業と文化づくりに本学も貢献できるよう社会連携戦略を展開していきたいと考えておりますので,ご支援ご協力のほどよろしくお願い申しあげます。
 

 

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