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新潟大学独自の取り組み!~Sホームの活動~

2016年06月30日 木曜日 新大特派員

ダブルホームとは…
ダブルホームとは新潟大学独自の取り組みであり、その名の通り「第2のホーム」という意味です。第1のホームを学生自身が所属する学部とし、学部の枠を超えて学生や教職員がつながりを持つのが第2のホーム、つまりダブルホームです。
ダブルホームでは、地域との関わり合いを大事にしており、米栽培や”狐の嫁入り”、”さいの神”などの行事を通じ、地域の方と交流しています。
私たちSホームは、新潟県阿賀町の中ノ沢地区という所で活動しています。中ノ沢地区は豊かな自然に囲まれたところであり、特に天然杉は見る者を圧倒させる力強さを持っています。

さいの神の準備の様子

幻想的なさいの神の炎
今回私たちは、中ノ沢の伝統行事”さいの神”に参加しました。前年刈り取った萱を運び、中ノ沢の方々に積み上げて頂いたものに火を点けました。今年のさいの神は例年になく大きな規模のもので、炎々と燃え盛る炎に私たちも地域の方々も見入っていました。

学生たちは、初めは緊張しながら地域の方と接していたようでしたが、協力して作業を進めていく中で徐々に打ち解けていました。そして、さいの神の炎が見事に燃え上がったときには地域の方と一緒になって喜ぶ様子が見られました。
学生からは、「火が燃え上がったときは、幻想的な世界にいるようだった」「貴重な経験が出来た」などといった声が聞かれ、大学内の活動では味わえない感動をかみしめているようでした。

幻想的なさいの神の炎

ここでしか味わえないもの
ダブルホーム活動は学生だけでなく、教職員も関わり活動を作り上げる点がサークルとは大きく違う点です。活動を通して様々な年代の様々な考えを持った地域の方、教職員の方との出会い、私たち学生だけでは考えつかない考えや思いを知り、皆で一緒に一つの活動を作り上げることの難しさと楽しさを知ることが出来ました。
今回のさいの神でも、準備段階で情報や気持ちの共有が上手くいかず、大変な思いをすることもありました。しかし、教職員の方の意見や地域の方の考えを知ることで私たち学生に足りていなかったものが何なのか、私たちはどうするべきなのか、ということを深く考えることが出来ました。
ある一つの目的を持ち、それに向かって地域の方、教職員、学生で共に頑張った後には素晴らしい達成感があります。時にはつまずき悩むこともありますが、だからこそ他の活動では得難いこのダブルホームでの活動は奥が深く,参加する学生たちにとって第2のホームはとても価値のある大事なもうひとつの居場所といえます。

地域の方々と共同で活動する様子

教育学部2年 長谷川 ひな乃