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令和2年度第1回新潟大学シーズプレゼンテーション<2020年9月18日(金)オンライン開催>

令和2年9月18日(金)に「令和2年度 第1回新潟大学研究シーズプレゼンテーション」をオンライン(zoom)にて開催します。
当日、下記プログラムで皆様のご参加をお待ちしております。お誘い合わせの上、是非ご参加くださいますようお願いします。
ご興味・ご関心のある皆様のご参加をお待ちしております。

日 時

令和2年9月18日(金)15:00~17:10

申込方法

参加申込書(PDF:352KB)に必要事項をご記入の上、お問い合わせ先まで、電子メールまたはFAXにてお申込みください。
※ お申込みいただきました個人情報は、当事業に関する連絡及び運営管理、また国立大学法人新潟大学及び新潟大学東京イノベーションクラブの事業に関する情報提供・運用管理のみに活用させていただきます。個人情報は、国立大学法人新潟大学個人情報の管理に関する規定に基づき適正に管理、保護し、法令に基づく場合を除き、目的以外に利用又は提供することはありません。

■ 申込締切:令和2年9月4日(金)9月10日(木)(〆切延長)

参加方法:開催前日までにこちらから送信するメールに、当日のアクセス先及び配布資料のダウンロード先をご案内いたします。

参加費

無料

プログラム

プログラムの詳細はこちら(PDF:739KB)

<開会挨拶・事務連絡> 15:00-15:05

第1部プレゼンテーション 15:05-16:40
① 15:05-15:35 「安全文化診断」を通じた工場での事故予防
東瀬 朗(新潟大学 自然科学系(工学部)准教授)
<講演概要>
工場での事故(重大な設備損傷・労災など)を防ぐため仕組みを構築しても、従業員が理解・納得していなければ十分に機能しません。企業における安全管理の実効性を高めるために、私たちは従業員の意識・認識を可視化する「安全文化診断」という手法の開発に取り組んでいます。この診断により各事業所の安全管理の仕組みの強み・弱み・今後発生しうるリスクなどを整理し、事業所に適した安全管理の仕組みの構築・改善をサポートしています。当日は本研究の概要をご紹介します。

② 15:35-16:05 太陽集熱による水・二酸化炭素熱分解サイクル
児玉 竜也(新潟大学 自然科学系(工学部)教授)
<講演概要>
サンベルトと呼ばれる海外の日照量の豊富な地域では、大型太陽集光システムによる太陽熱発電の導入が進んでいますが、その大型集光システムを用いて高温太陽熱から水または二酸化炭素の熱分解で水素、合成ガスのソーラー燃料を製造する熱化学プロセスの開発が次世代技術として注目されています。水分解による水素製造のみならず、二酸化炭素を分解して一酸化炭素も製造できる技術であり、太陽エネルギーを使った新しいCCU法として重要な技術開発です。
現在、水熱分解サイクルについては、新潟大学で開発したソーラー反応システムの実証試験を豪州で行う大型プロジェクトが進行していますが、このシステムは、さらに二酸化炭素の熱分解、あるいは水と二酸化炭素の共分解技術にも応用することが期待されます。

(5分休憩)
③ 16:10-16:40 ミリ波MIMOレーダを用いた応用センシング
山田 寛喜(新潟大学 自然科学系(工学部)教授)
<講演概要>
ミリ波FMCWレーダは、自動車の衝突防止等の応用を通して広く普及しています。近年では、複数アンテナを用いたMIMO技術の導入により、距離のみならず角度推定精度も向上し、様々な分野への応用が進められています。このレーダは数十m程度の近距離推定に適しており、無線免許不要(技術基準適合証明のみ)で利用可能であるという点が魅力となっています。
我々の研究グループでは、このレーダを用いた様々な高分解能イメージング手法、さらに機械学習を導入したターゲット認識に取り組んでいます。当日は、MIMO技術の原理と我々の研究室で開発した角度分解能改善手法である仮想アレー処理を概説し、屋内人物の2次元位置検出や行動追跡例、さらには機械学習を導入した人物の動作認識や交差点での交通監視におけるターゲット認識事例を紹介します。

(5分休憩)

第2部パネルディスカッション「私から見た産学連携」 16:45-17:00

<閉会挨拶・事務連絡>  17:00-17:10

お問い合わせ先

新潟大学地域創生推進機構 onestopカウンター
Email onestop@adm.niigata-u.ac.jp