平成23年9月5日,新潟大学朱鷺・自然再生学研究センターは,環境省から「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」の定めるところである保護増殖事業の機関としての認定を受けました。
これは,同センターと環境省が協力して,放鳥されたトキの生態情報を蓄積・解析し,種の保存・繁殖に繋げていくもので,具体的には,採餌行動,繁殖行動,移動分散などに関わる情報を解析し,関係機関に提供することによってトキの自然繁殖を進めてゆくものです。
今後,放鳥トキの死亡事例が確認された場合には,同センターが直ちに死体を精査し,死亡要因を明らかにする役割を担うこととなり,その結果を基にして,死亡リスクの低下のための訓練方法や環境整備などへの知見を提供することとなっています。
さらに,環境省から提供された試料などから,個体の遺伝情報を解析し,データベース等を作成することで,遺伝的多様性を損なわずに,トキの増殖方法を提言することなどを計画しています。
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