第12回新潟大学研究推進セミナー第2回テニュアトラックシンポジウムを開催しました

  • 当日のパンフレットはこちらです。(PDF:2.8MG)

新潟大学でテニュアトラックシンポジウムを開催
~多様な若手人材が創る新潟大学の未来~

新潟大学は、テニュアトラック制度の運営について、現在の課題と今後の取組について考える「第2回新潟大学テニュアトラックシンポジウム」を去る3月9日に新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」で開催し、教職員をはじめ、他大学の研究者、一般市民など約80名が参加した。

今回のシンポジウムでは、全学的な取組が課題となっている「人材の多様性」に特に焦点を当て、学外から招いた講師による講演と、本学のテニュアトラック教員による成果発表がおこなわれた。

シンポジウムでは、冒頭、髙橋姿学長の挨拶に続き、文部科学省人材政策課人材政策推進室長の唐沢裕之氏により「科学技術イノベーション人材の育成・確保」と題して、若手研究者の一層の活躍に向けての基本となる考え方・方針が示され、科学技術振興機構の科学技術システム改革事業プログラム主管の榎敏明氏により,「日本の大学等機関におけるテニュアトラック制の現状とテニュアトラック普及・定着事業」と題して、日本の若手研究者を取り巻く国内の現状と今後の展望が示された。

続いて高橋均研究担当理事より,本学の強みと課題が示され,「L-Station」による一括国際公募や女性研究者育成への取組が特徴である北海道大学の人材育成推進室長・米田純一特任教授,「ウーマン・テニュアトラック」で女性研究者支援に特化した取組を展開する岡山大学の男女共同参画室長の富岡憲治教授,長岡技術科学大学で産学融合トップランナー養成センター長を務めた古川清特任教授から,それぞれ制度を活用した独自の取組について発表があった。

最後に,昨年度にテニュア移行した杉山清佳准教授からは「柔軟な脳をつくる方法とは」と題して身近な例とともに研究成果が伝えられるとともに,女性が研究者として活動する際に直面する問題が自身の例を用いて提示され,現テニュアトラック教員の中国出身の厳成男准教授からは「北東アジア地域の労働市場制度改革とその経済的・社会的帰結に関する研究」と題し,北東アジアという枠組みから労働市場を考察するための新たな視点が示された。

会場では活発な意見交換が行われ,本シンポジウムが,参加者のテニュアトラック制度についての理解を深めるとともに,より充実した若手研究者への支援につなげていくための貴重な機会となった。

 
 
 
 
日時:

平成28年3月9日(水)14:00〜17:00

場所:

新潟大学 駅南キャンパス「ときめいと」→ https://www1.niigata-u.ac.jp/tokimate/

主催:

新潟大学研究推進機構 新潟大学経営戦略本部若手研究者育成推進室

後援:

長岡技術科学大学

次第:

14:00  開会挨拶  髙橋 姿 新潟大学学長

14:05  来賓挨拶  文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課 唐沢 裕之 室長

14:10  特別講演  榎 敏明 プログラム主管(科学技術振興機構科学技術プログラム推進部)

14:35  新潟大学の取組と今後の制度活用について

      高橋 均 新潟大学理事(研究・社会連携担当)

14:50  招待講演  各大学のテニュアトラック制について

      北海道大学 米田 純一 特任教授

      岡山大学 富岡 憲治 教授

      長岡技術科学大学 古川 清 特任教授

16:15  新潟大学教員研究発表  杉山 清佳 准教授、厳 成男 准教授

16:55  閉会挨拶  高橋 均 新潟大学理事(研究・社会連携担当)