【活動報告】新潟大学J-PEAKS WEEK 2026を開催~多様な知と人材が集う共創の場として、研究力強化と大学改革の新たな展開を創出~
新潟大学は、2026年9月7日から18日にかけて、「新潟大学 J-PEAKS WEEK 2026 ~すべての「ライフ」を駆動する、新たな知のエコシステム~」を開催しました。本イベントは、文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」のもとで進める研究力強化と大学改革を発信するフラッグシップイベントです。大学関係者、企業、行政機関、研究者、学生など、対面・オンラインを合わせて約1,000人が参加しました。また、本学のJ-PEAKS事業を契機とした研究力強化・地域課題解決の取組は、全国放送のNHK「みみより!解説」でも紹介されました。
本学は「脳といのち」「食と健康」を重点領域とし、研究拠点の形成、研究支援、人材育成、国際連携、大学経営改革を一体的に推進しています。J-PEAKS WEEKでは、多様な取組を横断的に紹介し、学内外の対話と交流を通じて、新たな連携と共創の創出を目指しました。
【開催企画】大学経営人材サミット2026/共用設備基盤センター企画(旭町オープンラボ2026)/ChBRI見学ツアー/J-PEAKS研究環境イニシアティブ/【連携イベント】FLAGsシンポジウム/ELSIセンター国際シンポジウム/ELSIセンター研究支援シンポジウム/データサイエンス・AIシンポジウム2026/iRICEさくらサイエンス報告会/J-PEAKS先導研究フォーラム/FHI・Gastronomy Innovation NIIGATA
大学経営人材サミット2026を開催
9月7日、東京コンベンションホールで「大学経営人材サミット2026」を開催し、大学、産業界、金融機関、行政機関など計316名が参加しました。大学経営の高度化を担う専門人材の育成と全国的なネットワーク形成に力点を置き、国内外の先進事例を共有しました。
研究大学の発展には、研究者に加え、大学経営や研究マネジメントを担う人材の育成が欠かせません。本サミットは次回開催校の岡山大学へ引き継ぎ、大学経営人材の育成と大学間ネットワークの形成を推進する場として継続する予定です。
研究拠点・共用設備・国際連携の強みを発信
9月9日の「ChBRI見学ツアー」では、旭町キャンパスの「“脳といのち”のイノベーションハブ(BIH)」を会場に、脳研究イノベーション拠点(ChBRI)の研究リソースや最先端設備を紹介しました。研究拠点の強みを共同研究へつなげることに力点を置き、参加者と意見を交わしました。

同日の「旭町オープンラボ2026」では、共用設備基盤センター(CCRF)の高度研究機器と共用実験スペースを公開しました。設備の利用促進に加え、研究計画の立案から解析までを支える研究基盤としての役割を発信しました。

「iRICEさくらサイエンス報告会」では、ベトナム・カントー大学との研究・人材交流を将来の国際共同研究へ発展させることに力点を置き、気候変動対応型農業やメタン排出削減技術などの成果を共有しました。

ELSI/RRIを起点に、先端科学技術と社会の関係を議論
9月16日のELSIセンター国際シンポジウムでは、ニューロライツを題材に、脳・ゲノム・AIの発展と権利保護・社会的受容を両立するための論点形成に力点を置きました。国内外の研究者・実務家が、個人の自律性、プライバシー、脳データのガバナンスなどを議論しました。

データサイエンス・AIの最新動向と研究成果を共有
9月17日の「データサイエンス・AIシンポジウム2026」では、最新技術とBDA研究センターの成果を共有し、産官学の研究連携につなげることに力点を置きました。講演、活動報告、ポスター発表を通じて参加者が知見を交換しました。

先導研究フォーラムで研究者の挑戦を後押し
9月18日の「J-PEAKS先導研究フォーラム」には、会場約70名、オンライン約50名が参加しました。戦略的飛躍プログラム(SLP)の採択研究を可視化し、分野横断型の共同研究と研究者ネットワークを形成することに力点を置きました。研究課題に加え、研究センター、共用設備、UA制度、APC支援、創造的活動時間創出などの支援策も紹介しました。
J-PEAKSが生み出す「知のエコシステム」
J-PEAKS WEEKを通じ、研究拠点、共用設備、高度専門人材、国際連携、産学官共創などが相互に結び付く「知のエコシステム」を発信しました。期間中の対話と交流を通じ、新たな共同研究や連携につながる機会が生まれました。
今後に向けて
新潟大学は今後も、J-PEAKSを通じて研究力強化と大学改革を一体的に進めます。研究者が挑戦しやすい環境の整備、国内外の研究機関・企業との共創、次世代研究人材と大学経営人材の育成を推進し、J-PEAKS WEEKを研究成果や改革の進展を社会と共有する場として発展させてまいります。


