個性が輝く舞台裏!演劇研究部

新大広報学生スタッフが、新大の部活・サークル活動にチャレンジ!レポート! 略してチャレポ!!今回は演劇研究部さんにお話を伺いました♪
部活・サークル情報
■部員数:22名(1回生16名、2回生6名)
■活動日時:月·水·金17時から3時間程度など
■活動場所:大学会館、西地区公民館、内野まちづくりセンターなど
■X:@shindai gekiken
■Instagram:@shindai gekiken
■ホームページ:sites.google.com/view/gekiken
インタビュー
Q.普段どのような活動をしていますか?
普段は夏と秋に毎年定期公演を行っており、それに向けた練習をしています。部員が自ら脚本を選んだり創作したりして、演出を取り仕切る監督を中心に役者や裏方が協力して1つの劇を作り上げていくことが主な活動です。
Q.初心者と経験者の割合はどのくらいですか?
今の部員は1、2年生が22人いて、そのうち半分以上が初心者の方です。3年生は夏公演で引退なので、今は1、2年生が主体となって活動しています。演技の面では、経験者には今まで培ってきた高い技術がありますが、初心者にも素朴で自然な演技の魅力があります。何も色がついていない分、演出によってその人の個性を最大限に引き出せるのがとても面白いです。

Q. 部活や演劇のいいところや魅力を教えてください
演劇研究部は、個性豊かなメンバーが集まり、それぞれの魅力を活かして1つの舞台を作り上げています。演出を考える中で、「この人ならこういう演出が光る」、「この人にこういうことをさせたらもっと面白くなる」といったことを考えていくのは演劇の面白さだと思います。また、初心者も経験者もそれぞれの持ち味を生かして活躍できるのがこの部の良さです。演技だけでなく、広報やポスター制作、大道具・小道具づくりなど多くの役割があり、全員で1つの作品を形にしていくことが演劇の楽しさだと思います。
Q. 演劇以外の部分で、交流イベントや仲を深めるための取り組みはありますか?
企画として行ったものでは、9月中旬に毎年行う夏合宿として福島へ旅行に行きました。その他にも昨年はクリスマスの時期に食事会を開きました。
全体での食事会は多くありませんが、その分部活終わりに「ご飯行こうよ」と自然に誘い合ったり、休日に映画を見に行ったりするなど、日常的な交流が多いです。また、大食いの副部長が中心になって回転寿司店で対抗戦をしたこともあります。そうしたプチイベントのようなものもよく行われ、飽きることがない雰囲気です。
1つの公演を通して全員が関わり合う機会があるため、仲の深まりがとても早いのが特徴です。3〜4ヶ月のスパンで一緒に劇を作り上げていく過程で、自然と部活外でも交流が生まれる、そんな部活だと思います。
Q. 公演は夏と秋にあると伺いました。公演までの流れを教えてください。
11月に行われる秋公演は、夏休みの中間くらいで台本の募集やオーディションを行い、9月中旬には役者を決めてスタートします。
9月の初めからは、役者がセリフを読んでみたり発声を確認したりする「読み合わせ」の段階が中心です。
10月からは本格的に立ち稽古が増え、10月後半には大ホールを借りて集中的な練習を行います。役者だけでなく、裏方も道具の制作や広報活動を一斉に動かし、11月の本番を迎えます。
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Q. 大道具や広報の他にも、公演に関わる役割にはどんなものがありますか?
裏方の部門として、装置(大道具・小道具)、広報の他には、効果と衣装があります。
• 広報: SNS等での宣伝、広告物やチケット、公演パンフレット等の制作を担当します。みなさんがよく見る新大劇研の手作り立て看板もデザイン、制作しています。
• 装置(大道具・小道具): 装置部は名前の通り、舞台を創る上では欠かせない大道具・小道具や、舞台設備の組み立てなど、舞台を支える部署です。舞台の邪魔にならないようにしつつ、視覚的に物語に入り込みやすいようにと、結構考えることが多くて面白い役割です。
• 効果(こうか): 照明と音響の二つがあり、照明の上げ下げや光の調整、音の操作を行います。
• 衣装: 役者の衣装の準備と、舞台メイクであるドーランを担当します。 ドーランとは、強いステージライトに当たっても顔が白く見えないよう、血の通った顔に見えるように施す舞台メイクのことです。
1つの公演を作り上げるために、部員全員が協力しており、一つの部活動で様々な経験ができるのが魅力です。

Q. 最後に一言お願いします。
この部活動は、1つのことに関して頑張るのではなく、本当にみんな好きなことをやって、それを生かすような部活動です。やりたいことがないという人でも、周りの部員がその人の良さを見つけて、「これができるだろう」と能力を引き出してもらえる環境がここにはあります。自分からやりたいと言えるだけでなく、周りが見つけてくれる、そんな素晴らしい環境だと思っています。
Report
演劇研究部の皆さんの普段の活動を体験・見学させていただきました!部員さんの熱量と、お互いの個性を引き出し合う練習の様子をレポートします。
普段の練習にチャレンジ!

体験させていただいたのは、演者の基礎となる滑舌練習です。
普段は発声練習のあとに滑舌練習をするそうです。
発声練習の後は、部員の皆さんと一緒に円になって滑舌練習にチャレンジしました。配られた紙には「あめんぼ」をはじめとする早口言葉が書かれており、まず1人が読み、そのあと全員でもう1回読むという形で進められます。言葉を相手にクリアに伝えることの難しさ、そしてそれができた時の楽しさを実感しました。
実際に体験させていただいたことで、演劇の基礎練習の重要性を認識できました。細かな点でミスをしてしまうなど、難しく感じる点が多々ありましたが、それをこなされている部員の皆さんはさすがだと思いました。
即興劇「エチュード」を見学!
滑舌練習の後には、役者の瞬発力が試されるエチュード(即興劇)を見学させていただきました。
今回は、役者がクレーム対応のシーンを即興で演じる「クレーム」という種類のエチュードを2回見せていただきました。
エチュード1:お題「バターナイフ」
まず、2年生の部員2人によるエチュードを見学しました。こちらのお題は「バターナイフ」。
シーンは、クレーマー役が「お宅で買ったもの(ナイフ)を食べたら腹を壊した」と文句を言うところから始まりました。これに対し、店員側が「食べたんですか!?」「咀嚼できたんですか!?」と驚くという、コミカルなやりとりが展開。役者は、お互いの即興のセリフを受けながら、「鉄製で食べるためのもの」と、お題のヒントになるようにクレームや返答を伝えていきました。即座に状況を面白くしていく力量はさすがでした。

エチュード2:お題「サーモン」
続いて、1年生の部員2人によるエチュードを見学しました。取材スタッフが決めたお題は「サーモン」です。
クレーマー側が「食べたら腹が痛くなった」と伝えると、店員側は「そんなことはない、衛生管理には気をつけている」と反論しながらも、生ものであることを伝えていきます。その後、クレーマーが「茶色かった」と訴えると、店員側は「それは食べる前に自己判断でやめたほうがよかった」と切り返します。
最後にクレーマーが「じゃあ本来は何色なんだよ」と詰め寄ったところで、店員が「オレンジ」だという特徴を伝えました。
セリフだけでなくお寿司屋さんの動きをするなど仕草でもヒントを出していました。即座に役になりきり、お互いの言葉を引き出し合いながら物語をその場で完成させる様子は、まさに演劇の面白さを象徴していました。
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![]() こんなサーモン売るんじゃねぇ! |
雰囲気チェッカー








