2025.10.30 チャレポ!!

文武両道で甲子園へ! 学友会準硬式野球部・医学部準硬式野球部

新大広報学生スタッフが、新大の部活・サークル活動にチャレンジ!レポート! 略してチャレポ!!今回は学友会準硬式野球部の遠藤さん・梶原さん・酒井さんと医学部準硬式野球部の髙橋さんにお話を伺いました♪

  学友会準硬式野球部 医学部準硬式野球部
部員数

プレイヤー53人

マネージャー2人 

プレイヤー28人

マネージャー14人

活動日時

木曜4限後、土曜午後

(長期休暇は火曜も活動)

火曜・木曜・土曜・日曜

(隔週で土曜・日曜いずれかのみ活動)

活動場所 新潟大学五十嵐キャンパス第1野球場 新潟大学附属新潟小学校、市内の球場
主な実績 清瀬杯第56回全日本選抜大会出場 令和5年度東日本医科学生総合体育大会優勝

 

Q.準硬式野球とはどのようなスポーツですか?(他の野球との競技の違いを教えてください)

医学部・髙橋さん

ルールは他の野球と同じですが、使用するボールが大きく違います。準硬式は硬式球と軟式球の中間であるハイブリッドボールを使用します。内側は硬式球と同様にコルクや樹脂からなる芯があり、それを軟式球のように天然ゴムで覆っています。硬式球と同様の打球感を手軽に楽しむことができます。

 

学友会・梶原さん

硬式と軟式の中間として幅広い層がプレーできます。本気で野球をしたい人にも、なんとなく野球やってみたいなという人にもおすすめです。

 

Q.普段はどのような活動をしていますか?

学友会・遠藤さん

平日はノックとフリーバッティングを中心に、休日は紅白戦など実戦練習をしています。

学友会・酒井さん

練習試合は土日祝日に自分たちで組みます。また大会前は走塁や牽制の状況練もします。

 

学友会・梶原さん

部員数が多いので、全員のプレー時間を確保するため、土曜日は実践練習を多く取り入れています。

 

医学部・髙橋さん

平日は附属新潟小学校のグラウンドをお借りし、マシン打撃などを行い、土日はノックや実践的な練習を行っています。練習日以外にも筋トレや素振りに励む部員も多いです。

 

Q 初心者でも入れるのでしょうか?

学友会・遠藤さん

大歓迎です!部員が投げ方や打ち方、捕り方を優しく教えます。

 

学友会・梶原さん

大学に入ってから野球を始めた部員や中学校までやっていた部員も多くいます。楽しみながら練習をしてスキルアップすることができます。

 

医学部・髙橋さん

大学から始めた部員や小学生の間だけ野球をしていた部員でも野球を楽しみ、上達できる環境です。

 

Q.なぜ準硬式野球を選んだのか教えてください。

学友会・遠藤さん

高校野球に未練があり、大学でも続けたいと感じたからです。加えて準硬式野球部は全国大会や甲子園(後述)を目指しながら、バイトや学業、恋愛など大学生にしかできないような経験を両立することができる良い環境だと感じました。

 

学友会・梶原さん

良い回転をかけると準硬式は硬式よりも打球が飛びやすく、爽快感があると思ったからです。

 

医学部・髙橋さん

まず新潟大学医学部には硬式野球部がありません。新歓で準硬式野球部に行った際に勉強も野球も真剣に取り組む姿を見て、自分もここで野球がしたいと思ったからです。

 

Q.これまでの活動で一番印象に残っているイベントは何ですか?

学友会・遠藤さん

昨年参加した北海道での全国大会です。悔しさが残る大会になりましたが、全国のレベルを実感する良い機会にもなりました。また、大会を通し部員間の仲がより一層深まったと思います。

 

▲学友会準硬式野球部の全国大会での様子

 

学友会・梶原さん

同じく昨年の全国大会です。相手のレベルは高かったのですが、終盤まで優位に試合を進めることができました。結果的には負けてしまいましたがチームに自信のつく試合になりました。大会後にはすすきのや函館などを観光し、仲間との絆も深まりましたが、やはり試合で得た手応えが一番の思い出です。

学友会・酒井さん

昨年の春の大会です。リーグ戦を3位で通過し、トーナメント戦ではノーシードからの戦いになりましたが、準優勝し全国大会に出場できました。指導者をはじめ大人がいないという環境で野球したことは無かったので、大学生になって自分たちで活動内容や戦い方を決め、その反省をする、大人の介入しない環境で勝てたのは大きな経験だったと思います。

 

医学部・髙橋さん

2年前になりますが、東日本にある大学の医学部が参加する東医体という大会で優勝したことです。その達成感をもう一度味わうために日々練習しています。

 

 

▲東医体で優勝した医学部準硬式野球部

 

Q.部活動の中で「困難だったな」と思うことを教えてください。

学友会・遠藤さん

練習時間や場所、道具が限られている中で各々がスキルアップし、大会に臨まなければならない点です。

 

学友会・酒井さん

新潟大学には6つの野球の部活・サークルがあります。硬式はハードルが高いけれど、部活でしっかりやりたい人が準硬式野球部に集まってきます。結果的に大所帯になったので、意思統一の難しさを感じました。

 

医学部・髙橋さん

様々な球歴・経歴を持つ部員が多い上、指導者がいないので自分たちで考え、工夫することでそれぞれのレベルを上げていく必要があることです。

 

Q.準硬式野球部の良さや魅力を教えてください。

学友会・遠藤さん

部員が多く、様々な考え方を共有することができるので、人生観が大きく変わりました。また、大学生で全国大会を目指すことのできる環境はなかなかないため、やりがいをもって楽しく活動することができます。大会や遠征を通し、密な関係の友人をたくさん作ることができることも魅力です。

 

学友会・梶原さん

学年問わず仲がいいことです。また、練習は強制参加ではないため、他の用事を優先しても全く問題ありません。練習は楽しんで、試合は勝ちに行く、いい意味でメリハリがしっかりしています。学生生活を更に有意義にしたい方は是非準硬式野球部に来てください!

 

学友会・酒井さん

準硬式野球部に限らないかもしれませんが、部活終わりにみんなでご飯に行ったり、サッカーをしたりするすごく楽しい団体だなと思います。夏のBBQや大会終わりの飲み会など部内イベントがたくさんあります。大学生活において部活と様々なイベントを楽しめるコミュニティを作れるというのは大きな魅力だと思います。

 

医学部・髙橋さん

勉強と両立させながら野球ができる点や、学生だけで部活動を運営することで他者と協働する力を得られる点が魅力です。また、医学部の部活の特徴でもありますが、卒業生が全員同じ職種に就くため、OBの方々との関係が強い点も魅力だと思います。

 

甲子園大会について昨年出場した髙橋さんにお話を伺いました!!

Q 甲子園大会について教えてください。

医学部・髙橋さん

大学準硬式野球では年に一度、東西日本代表が甲子園で激突する東西日本一決定戦が行われます。この大会は学生が主体となって運営されており、野球人の聖地である甲子園で開催することで大学準硬式の認知度向上を図っています。出場選手の基準には学業も含まれており、文武両道の選手が選考されます。大会中には試合だけでなく、就職に関する研修や今後の人生において財産となる研修を受けることができます。さらに、様々な地区の選手が集まるため、普段は関わることがない選手と交流を持つことができます。

 

Q.実際の甲子園はどうでしたか。

医学部・髙橋さん

幼い頃からテレビ等で見てきた憧れの地で自分がプレーしているという実感が湧きませんでしたが、とにかく楽しかったです。グラウンドに足を踏み入れた時の興奮や感動を鮮明に覚えています。高校野球を引退してからは二度と甲子園でプレーすることができないと思っていたので、大学で準硬式野球と出会い甲子園でプレーすることができたのは一生の思い出となりました。様々な人の支えがあって実現したことなので、関係者の皆様や支えてくれた人たちには本当に感謝しています。あと2年の大学生活の中でもう一度あの舞台に立つことを目標に、日々研鑽していきたいです。

 

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