地域活性化プランコンテストで,本学学生所属のチームのプランが最優秀賞を受賞しました。
福井県鯖江市で9月に開催された地域活性化プランコンテストで,本学農学部2年の篠﨑万智子さんの所属するチームのプランが最優秀賞に輝きました。
3人1チームで編成されるこのコンテスト,篠﨑さんが所属したチームの他のメンバーふたりは東京大学生。チーム名は「ハッシュドビーフ」。
そんな彼らが鯖江市の課題を探り,そこから導き出したプランは,市無形文化財の「やんしき踊り」と現代の電子音楽である「テクノ」を融合させた新展開案。
鯖江に工場がたくさんあるという特徴から機械音を音楽に取り込みやすいテクノに着目し, 若い世代にもやんしきを踊ってもらえるものを作りたいという想いから企画し,その斬新さとチームワークが評価されました。
チームで申込む人も多いこの大会に単身飛び込んだ篠﨑さん。
そのバイタリティの源は・・・?
高校卒業までは仙台市の住宅街で育ち,それまであまり地域の人との関わりを意識してこず, 大学選択の中で本学のダブルホーム制に興味を持ち新潟大学農学部への進学を決意。
入学後はダブルホームはもちろん,地域創生研究会などのサークルで活躍する中,地域活性への思いを更に高めてきたそうです。
地域の方とのふれあいに充実を覚えた学生生活の中で飛び込んできた「市長をやりませんか」というキャッチコピー。
それが鯖江市で開催され今年10回目を数える地域活性化プランコンテストでした。
学生生活で培ってきた想いを発揮したいとすぐに応募。
2泊3日でのセッションの中,東京大学の他メンバーに尻込みすることなく,特に地域の方からの情報収集をする場面では持ち前の質問力を発揮させ,チームに貢献できたとのこと。
将来は公務員として食や農を通じて地域に貢献したいという篠﨑さん。
残りの学生生活もこういったチャンスに積極的に飛び込んでいきたいとやる気みなぎる表情で語ってくれました。