このページの本文へ移動
  1. ホーム
  2. 自然科学研究科材料生産システム専攻機械科学コース(博士後期課程)の三つのポリシー

自然科学研究科材料生産システム専攻機械科学コース(博士後期課程)の三つのポリシー

ディプロマ・ポリシー

人材育成目標(修了生が身に付けるべき資質・能力)

当該コースの修業年限以上在学し、所定の授業科目及び23単位以上を修得し、下記の能力を有すると認められる者に、博士(工学)又は博士(学術)の学位を授与します。

(A)自然・社会・人類に対する広い視野を持ち、責任を自覚する能力
(B)問題発見能力と問題解決能力
(B-1)機械装置の評価・解析と高機能化・小型化技術、ナノテク・ナノバイオロジーの医療応用を理解し、活用できる。
(B-2)生産システムを構成する機械・構造系の統合的特性解析、安定性・安全性評価技術を理解し、設計に応用できる。
(B-3)材料の塑性制御・微細組織制御、微小機械部品の設計、材料表面・界面の科学的制御、低環境負荷が他の製造技術を理解し、応用できる。
(C)コミュニケーション能力、国際会議等における発表能力、学術雑誌への論文執筆能力

プログラムの到達目標(目標としての学修成果)

知識・理解

  • 機械科学に関する自然・社会・人類に対する十分に広い視野を持つ。
  • 技術者・研究者の社会に対する責任を自覚できる。

当該分野固有の能力

  • 機械および機械関連分野に関する種々の理論・技術を十分に理解し、自身の課題解決に応用できる。
  • 医療・福祉分野機器の構造と材料の相互関係、乱流熱輸送、燃焼および熱放射に関する数値解析法について理解している。
  • 音響工学の基本的概念、環境、リサイクルを考慮した設計・生産システム、機械システムに対するコントローラ設計法および人間の感性・認知を数値化とそのロボティクスへの応用について理解している。
  • レンズの光学性能と機械的な応力の関係、接合の技術と科学およびナノテクノロジーを用いた太陽エネルギー利用について理解している。

汎用的能力

  • 自身で問題を発見し、主体的に解決することのできる能力を身に付けている。
  • 他者との建設的、効率的なコミュニケーションを主導的に行うことができる。
  • 専門分野における英語による読み書きおよびコミュニケーションができる。
  • 自身の研究成果を学術雑誌に投稿するための論文等に主導的な立場でまとめることができる。
  • 機械科学関連技術の社会、自然、人類に及ぼす影響、効果およびその責任について十分に判断できる。

態度・姿勢

  • 指導教員との協力や他の学生との指導的立場での協力により、主体的に研究課題の解決のために努力する姿勢を備えている。

カリキュラム・ポリシー

到達目標に達するための教育課程

カリキュラム編成

当コースは3年制です。学生は、コースの人材育成目標を達成するため以下の流れに沿って履修します。

学修内容・方法

1年次:人材育成目標(A)達成のため、材料生産システム博士セミナーI、材料生産システム特別講義Iを履修します。人材育成目標(B)達成のため、コース開講専門科目および他コース・他専攻専門科目を履修します。人材育成目標(C)達成のため、材料生産システム博士特定研究I、機械科学コース演習を履修します。
2-3年次:人材育成目標(B)達成のため、コース開講専門科目および他コース・他専攻専門科目を履修します。人材育成目標(C)達成のため、材料生産システム博士特定研究II、中間発表、博士特定研究IIIを履修します。

学修成果の評価方法

材料生産システム博士セミナーI、材料生産システム特別講義I、コース開講専門科目および他コース・他専攻専門科目については、シラバスで公開されている評価基準に基づいて学修成果を評価する。材料生産システム博士特定研究I、 II、 IIIについては、学位論文審査基準1)-7)に沿って成果を評価する。中間発表では、プレゼンテーションによって博士特定研究の進捗状況を評価する。

アドミッション・ポリシー

入学者に求める資質・能力と入学者選抜方法

入学者に求める資質・能力(求める学生像)

当プログラムの人材育成目標を達成できる人材を養成するために、以下のような資質・能力を有する学生を求めます。

  1. 博士前期課程で修得した知識と自然探求能力を更に発展させ、研究者として自然科学の分野での活躍を目標とする知的好奇心にあふれ強い意志をもつ学生や、自然科学を生かした専門的職業人を目指す高い勉学意欲を有する人
  2. 博士前期課程で学んだ知識と社会人としてのキャリアを基礎に、新しい知識を学びこれを積極的に活用する手法を修得し、専門的職業人としてのキャリアアップや自然科学・技術の新たな分野に進む勉学意欲と自主努力を行う強い意志をもつ人(社会人特別選抜)
  3. 研究に対する意欲を有し、日本語あるいは英語による必要最小限のコミュニケーションの能力を有する人を選抜します。(外国人留学生特別選抜)

選抜方法

博士前期課程修了レベルの基礎学力、専門分野に対する高度な知識と十分な研究遂行能力、コミュニケーション能力、専門分野に対する明確な動機や意欲をみるため、以下の方法により選抜します。

一般選抜

本選抜では、博士前期課程修了レベルの基礎学力、専門分野に対する高度な知識、および十分な研究遂行能力を口述試験によって、コミュケーション能力を面接によってそれぞれ評価する。さらに、専門分野に対する明確な動機や意欲等を有しているかを「修士学位論文(又は研究経過報告書)」及び「研究計画書」の出願書類によって評価する。

社会人特別選抜

本選抜では、専門分野に対する高度な知識と十分な研究遂行能力を口述試験によって、コミュケーション能力を面接によってそれぞれ評価する。さらに、専門分野に対する明確な動機や意欲等を有しているかを「修士学位論文(又は研究経過報告書)」及び「研究計画書」の出願書類によって評価する。

外国人留学生特別選抜

本選抜では、一般選抜の事項に加え、基礎的な英語または日本語の試験により、基礎語学能力を評価する。