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自然科学研究科電気情報工学専攻電気電子工学コース(博士後期課程)の三つのポリシー

ディプロマ・ポリシー

人材育成目標(修了生が身に付けるべき資質・能力)

本プログラムでは、電気電子工学に関わる分野において、深い専門的知識と高度の応用力を持ち、幅広い視野と豊かな人間性、倫理性、コミュニケーション能力を備え、安全・安心・健康な社会の創造に貢献できる能力を有する人材を育成します。

本学に当該プログラムの修業年限以上在学し、所定の授業科目及び23単位以上を修得した者で、下記能力を有すると認めれた者に、博士(工学)又は博士(学術)の学位を授与します。

本プログラムの修了生が身につけるべき資質・能力は以下のとおりです。
(A)自然・社会・人類に対する倫理的な判断能力と責任の自覚、および電気電子工学と社会とのかかわりについての理解力
(B)電気電子工学および自然科学、情報技術に関する基礎理論・技術を理解し、応用する能力
(B-1)電気エネルギーやエレクトロニクス分野に関する基礎技術を理解し応用する能力
(B-2)信号処理、通信システム、光・計測制御、応用光学に関する基礎技術を理解し応用する能力
(C)課題を発見し、解決する能力。学会発表を含むコミュニケーション能力。定められた期間で報告する能力。

プログラムの到達目標(目標としての学修成果)

知識・理解

  • 電気電子工学および自然科学、情報技術に関する基礎理論・技術を理解している。
  • 電気エネルギーやエレクトロニクス分野に関する基礎を理解している。
  • 信号処理、通信システム、光・計測制御、応用光学に関する基礎を理解している。

当該分野固有の能力

  • 電気電子工学および自然科学、情報技術に関する基礎理論・技術を理解し、応用できる。
  • 電気エネルギーやエレクトロニクス分野に関する基礎を理解し、応用できる。
  • 信号処理、通信システム、光・計測制御、応用光学に関する基礎を理解し、応用できる。

汎用的能力

  • 自然・社会・人類に対する倫理的な判断を行うことができる。
  • 自然科学、情報技術に関する基礎理論・技術を理解し、応用することができる。
  • 課題を発見し、解決することができる。また定められた期間で報告することができる。
  • 学会発表を通して自分の考えを論理的に説明し、かつ他人の主張を理解し、討論することができる。

態度・姿勢

  • 自然・社会・人類に対する倫理観と責任を自覚する態度を備えている。
  • 電気電子工学および自然科学、情報技術に関する基礎理論・技術を課題解決に応用する姿勢を備えている。
  • 課題を発見し、解決するとともに、定められた期間で報告する姿勢を備えている。

カリキュラム・ポリシー

到達目標に達するための教育課程

カリキュラム編成

本プログラムでは、電気電子工学に関わる分野において、深い専門的知識と高度の応用力を持ち、幅広い視野と豊かな人間性、倫理性、コミュニケーション能力を備え、安全・安心・健康な社会の創造に貢献できる能力を有する人材を育成するために、以下のような方針でカリキュラムを編成します。
本プログラムは3年制で、おおむね第1・第2学年、第3学年と学修内容から大きく2期に分けられます。
人材育成目標(A)に関する科目では、自然・社会・人類に対する倫理的な判断能力と責任の自覚、および電気電子工学と社会とのかかわりについての理解力を修得します。
人材育成目標(B)に関する科目では、電気電子工学および自然科学、情報技術に関する基礎理論・技術を理解し、応用する能力を修得します。
人材育成目標(C)に関する科目では課題を発見し、解決する能力、学会発表を含むコミュニケーション能力、定められた期間で報告する能力を修得します。

学修内容・方法

第1期第1・第2学年には電気電子工学の高度な専門科目により、電気電子工学における自らの専門分野および関連分野に関する高度な知識を身に付けます。また他コース・他専攻科目の履修により、電気電子工学以外の分野に関する知識を身に付けます。他に、電気情報工学特別講義などの選択科目を通してキャリアに対する意識を涵養します。第2期第3学年は電気電子工学特定研究等を通して課題を解決できる能力を修得します。

学修成果の評価方法

本プログラムの学修成果である専門分野の学力については主に第1期第1・第2学年の授業における課題レポートなどによって能力を点数化し評価します。国際的に通用する専門的能力と科学技術開拓能力については、第1期第1学年、第2学年における電気情報工学特定研究Ⅰ・Ⅱにおいて未知なる問題への取り組みに関する進捗状況報告、また中間発表におけるプレゼンテーションにより評価します。第2期第3学年における電気情報工学特定研究Ⅲにおいて問題への取り組みに関する進捗状況報告、また博士論文および博士論文発表により評価します。

アドミッション・ポリシー

入学者に求める資質・能力と入学者選抜方法

入学者に求める資質・能力(求める学生像)

大学院修士(博士前期課程)修了レベルの電気電子工学等の知識を修得した人、あるいは大学での専門にかかわらず高い学力を持った人、もしくは社会で活躍中の研究者・技術者を対象に、以下のような資質・能力を持つ人の入学を広く募ります。

  1. 専門分野における創造的な業務に挑戦するための高い研究意欲を有し、課題設定及び解決をはかるための自主的努力を行える人。
  2. 研究者や技術者として高度な専門的能力と見識を身につけ、工学を通して社会に貢献しようとする人。
  3. 社会が直面する諸問題に関心を持ち、技術者・研究者として高い倫理感を持って問題の解決を目指す人。
  4. 様々な分野の専門家との意思疎通をはかり、学んだ知識を活用し国際的に活躍することを希望する人。

選抜方法

博士前期課程修了レベルの基礎学力を有し、電気電子工学に関わる分野において、人材育成目標に示す能力をもとに安全・安心・健康な社会の創造に貢献できる資質及び動機や意欲をみるため、以下の方法により選抜します。

一般選抜

本選抜では、知的で創造的な業務に従事する高度な専門的職業人を目標とし、様々な分野の専門家との意思の疎通を図る能力があり、高い勉学・研究意欲と計画、自主努力を行う強い意思をもつ学生を選抜する。
入学者の選抜は、出願時に提出された「修士学位論文(又は研究経過報告書)」及び「研究計画書」を中心とした口述試験により行う。

社会人特別選抜

本選抜では、新しい知識を学びこれを積極的に活用する手法を修得し、専門的職業人としてのキャリアアップや自然科学・技術の新たな分野に進む勉学意欲と自主努力を行う強い意志をもつ社会人学生を選抜する。
入学者の選抜は、出願時に提出された「修士学位論文(又は研究経過報告書)」並びに「研究計画書」を中心とした学力検査(口述試験)及び出願書類を総合して行う。

外国人留学生特別選抜

本選抜では、知的で創造的な業務に従事する高度な専門的職業人を目標とし、様々な分野の専門家との意思の疎通を図る能力があり、高い勉学・研究意欲と計画、自主努力を行う強い意思をもつ外国人留学生を選抜する。その際、日本語あるいは英語による必要最小限のコミュニケーションの能力も評価する。
入学者の選抜は、学力検査(筆記試験、口述試験)及び出願書類を総合して行う。
学力検査は①筆記試験(英語あるいは、日本語)、および②出願時に提出された「修士学位論文(又は研究経過報告書)」及び「研究計画書」を中心とした口述試験により行う。