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自然科学研究科電気情報工学専攻電気電子工学コース(博士前期課程)の三つのポリシー

ディプロマ・ポリシー

人材育成目標(修了生が身に付けるべき資質・能力)

本プログラムでは、電気電子工学に関わる分野において、深い専門的知識と高度の応用力を持ち、幅広い視野と豊かな人間性、倫理性、コミュニケーション能力を備え、安全・安心・健康な社会の創造に貢献できる能力を有する人材を育成します。

本学に当該プログラムの修業年限以上在学し、所定の授業科目及び38単位以上を修得した者で、下記能力を有すると認めれた者に、修士(工学)又は修士(学術)の学位を授与します。
本プログラムの修了生が身につけるべき資質・能力は以下のとおりです。

(A)自然・社会・人類に対する倫理的な判断能力と責任の自覚、および電気電子工学と社会とのかかわりについての理解力
(B)電気電子工学および自然科学、情報技術に関する基礎理論・技術を理解し、応用する能力
(B-1)電気エネルギーやエレクトロニクス分野に関する基礎を理解し応用する能力
(B-2)信号処理、通信システム、光・計測制御、応用光学に関する基礎を理解し応用する能力
(C)課題を発見し、解決する能力。学会発表を含むコミュニケーション能力。定められた期間で報告する能力。

プログラムの到達目標(目標としての学修成果)

知識・理解

  • 自然・社会・人類に対する倫理的な判断ができる。また電気電子工学と社会とのかかわりについて理解している。
  • 電気電子工学および自然科学、情報技術に関する基礎理論・技術を理解している。
  • 電気エネルギーやエレクトロニクス分野に関する基礎を理解している。
  • 信号処理、通信システム、光・計測制御、応用光学に関する基礎を理解している。

当該分野固有の能力

  • 電気電子工学と社会とのかかわりについて理解している。
  • 電気電子工学に関する基礎理論・技術を理解し、応用することができる。
  • 電気エネルギーやエレクトロニクス分野に関する基礎を理解し、応用することができる。
  • 信号処理、通信システム、光・計測制御、応用光学に関して理解し、応用することができる。

汎用的能力

  • 自然・社会・人類に対する倫理的な判断を行うことができる。
  • 自然科学、情報技術に関する基礎理論・技術を理解し、応用することができる。
  • 課題を発見し、解決することができる。また定められた期間で報告することができる。
  • 学会発表を通して自分の考えを論理的に説明し、かつ他人の主張を理解し、討論することができる。

態度・姿勢

  • 自然・社会・人類に対する倫理観と責任を自覚する態度を備えている。
  • 電気電子工学および自然科学、情報技術に関する基礎理論・技術を課題解決に応用する姿勢を備えている。
  • 課題を発見し、解決するとともに、定められた期間で報告する姿勢を備えている。

カリキュラム・ポリシー

到達目標に達するための教育課程

カリキュラム編成

本プログラムでは、電気電子工学に関わる分野において、深い専門的知識と高度の応用力を持ち、幅広い視野と豊かな人間性、倫理性、コミュニケーション能力を備え、安全・安心・健康な社会の創造に貢献できる能力を有する人材を育成するために、以下のような方針でカリキュラムを編成しています。
本プログラムは2年制で、おおむね第1学年、第2学年と学修内容から大きく2期に分けられます。
人材育成目標(A)に関する科目では、自然・社会・人類に対する倫理的な判断能力と責任の自覚、および電気電子工学と社会とのかかわりについての理解力を修得します。
人材育成目標(B)に関する科目では、電気電子工学および自然科学、情報技術に関する基礎理論・技術を理解し、応用する能力を修得します。
人材育成目標(C)に関する科目では課題を発見し、解決する能力、学会発表を含むコミュニケーション能力、定められた期間で報告する能力を修得します。

学修内容・方法

第1期(第1学年)には電気電子工学の専門科目、また電気電子工学文献詳読Ⅰを履修することにより、電気電子工学における自らの専門分野および関連分野に関する高度な知識を身に付けます。また自然科学総論や他専攻科目の履修により、電気情報工学以外の分野に関する知識を身に付けます。他に、アドバンストテクノロジーなどの選択科目を通してキャリアに対する意識を涵養します。第2期(第2学年)は電気電子工学特定研究等を通して課題を解決できる能力を修得します。

学修成果の評価方法

本プログラムの学修成果である専門分野の学力については主に第1期(第1学年)の授業における課題レポートなどによって能力を点数化し評価します。国際的に通用する専門的能力と科学技術開拓能力については、第1期(第1学年)、第2期(第2学年)における電気電子工学セミナーⅠ・Ⅱ及び電気電子工学特定研究Ⅰ・Ⅱにおいて未知なる問題への取り組みに関する進捗状況報告、また電気電子工学研究発表演習(中間発表)、電気電子工学研究発表(外部発表)におけるプレゼンテーションにより評価します。また修士論文および修士論文発表により評価します。

アドミッション・ポリシー

入学者に求める資質・能力と入学者選抜方法

入学者に求める資質・能力(求める学生像)

電気電子工学に関する学部卒業程度の基礎学力を有し、以下のような資質・能力と意欲をもつ人の入学を広く募ります。

  1. 技術者や研究者として高度な専門的能力と見識を身に付け、工学を通して社会に貢献しようとする人。
  2. 専門分野における新たな知識を、自主的かつ計画的に学ぶ意欲と能力を有する人。
  3. 社会が直面する諸問題に関心を持ち、技術者・研究者として高い倫理感を持って問題の解決を目指す人。
  4. 学んだ知識を活用し国際的に活躍することを希望する人。

選抜方法

学士課程で学修する基礎学力を有し、電気電子工学に関わる分野において、人材育成目標に示す能力をもとに安全・安心・健康な社会の創造に貢献する資質及び動機や意欲をみるため、以下の方法により選抜します。

一般選抜

本選抜では、学士課程卒業レベルの基礎学力を持つとともに、専門分野に関連する科目への高い理解度を持つ人を選抜する。
外国語(英語)、専門科目(電磁気・電気回路)の試験では、電気情報工学を学ぶ上で基礎となる事項への理解度を評価する。(外国語の試験は実施せず、公的語学検定の結果により評価する。)
面接では、学修計画や意欲について評価する。

社会人特別選抜

本選抜では、小論文、面接及び出願書類を総合して選抜する。
小論文では、これまでの業務実績及びこれからの勉学の計画について評価する。
面接では、専門的職業人としてのキャリアアップや自然科学・技術の新たな分野に挑戦する勉学意欲を評価する。

外国人留学生特別選抜

本選抜では、学士課程卒業レベルの基礎学力を持つとともに、専門分野に関連する科目への高い理解度を有し、日本語あるいは英語による必要最小限のコミュニケーション能力を有する人を選抜する。
選抜は、学力検査、面接及び出願書類を総合して行う。
専門科目では、入学希望コースでの学修に支障のない基礎学力(当該コースに対応する学士課程卒業以上の資格あるいはこれと同等以上の学力)を評価する。
面接では、勉学の計画や意欲について評価する。