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自然科学研究科環境科学専攻社会基盤・建築学コース(博士後期課程)の三つのポリシー

ディプロマ・ポリシー

人材育成目標(修了生が身に付けるべき資質・能力)

本プログラムでは、都市と人間および自然環境との持続可能なシステムの構築を目指し、これを実現する社会基盤工学・建築学を中心とした高度な工学的技法を身に付け、それをもとに先端的な研究を行います。専門分野を中心として深く優れた知識と広い視野を持ち、課題探求力と問題解決力を兼ね備え学術上の優れた成果を得ることができる高度な研究者・技術者を養成します。

本人材育成目標に対応して養成する以下の能力を修得し、本学に当該プログラムの修業年限以上在学し、所定の授業科目及び19単位以上を修得した者で、下記能力を有すると認めれた者に、博士(工学)又は博士(学術)の学位を授与します。

プログラムの到達目標(目標としての学修成果)

知識・理解

  • 先端研究を推進するために必要となる、社会基盤工学や建築学の高度な工学的技法を身に付けている。

当該分野固有の能力

  • 自然・社会・人類に対する広い視野を持ち、責任を自覚する能力を身に付けている。
  • 社会基盤工学や建築学の高度な専門的知識と倫理観を基礎として、先端研究における具体的な課題を解決し、その成果を総合することで新たな知を創造する能力を身に付けている。

汎用的能力

  • 先端研究への取り組みを通して、高度な問題発見能力と問題解決能力を身に付けている。
  • 先端研究への取り組みを通して、高度なコミュニケーション能力を身に付けている。
  • 学術的・技術的に高度な水準での母国語および外国語による発表能力を身に付けている。
  • 学術雑誌への論文執筆能力を身に付けている。

態度・姿勢

  • 先端研究への取り組みを通して、社会基盤工学や建築学の高度な工学的技法を身に付けようとする姿勢を備えている。
  • 自然・社会・人類に対する広い視野を持ち、責任を自覚しようとする姿勢を備えている。
  • 社会基盤工学や建築学の高度な専門的知識と倫理観を基礎として、先端研究における具体的な課題を解決し、その成果を総合することで新たな知を創造しようとする姿勢を備えている。
  • 高度な問題発見能力と問題解決能力を活用して、先端研究における具体的な課題を解決しようとする姿勢を備えている。
  • 高度なコミュニケーション能力を活用して、現実の事象における問題の解決を図ろうとする姿勢を備えている。
  • 高度な水準での母国語および外国語による発表・論文執筆能力を活かして、研究成果を社会に発信しようとする姿勢を備えている。

カリキュラム・ポリシー

到達目標に達するための教育課程

カリキュラム編成

カリキュラムは、2つの系(社会基盤系、建築系)毎に組み立てられており、専門領域の高度な専門知識や技術、専門学問分野における研究課題の発見・探究・解決・成果の整理・統合化および学内外での成果発表に必要な能力を体系的に修得できるよう、研究科規程に定める修了要件単位数のほかに、上記の到達目標の項目に対応する修了認定単位数の要件を設定しています(学生は、出願時に系を選択します)。

社会基盤系のカリキュラムは、①自然・社会・人類に対する広い視野を持ち、責任を自覚する能力を修得する科目、②社会基盤工学の高度な工学的技法、高度な問題発見能力と問題解決能力を修得する科目、③高度なコミュニケーション能力・母国語および外国語による発表能力、学術雑誌への論文執筆能力を修得する科目から編成されています。

建築系のカリキュラムは、①自然・社会・人類に対する広い視野を持ち、責任を自覚する能力を修得する科目、②建築学の高度な科学的技法、高度な問題発見能力と問題解決能力を修得する科目、③高度なコミュニケーション能力・母国語および外国語による発表能力、学術雑誌への論文執筆能力を修得する科目から編成されています。なお、一級建築士試験の実務経験に関わる授業科目を開講し、2年の要件を満たすよう、十分に配慮しています。

学修内容・方法

高度かつ先進的な知識の修得、演習科目等により問題発見と解決能力、高度な研究スキルの修得を段階的に行います。3年次にはリサーチワークが中心となり、研究成果を取りまとめ博士論文を作成します。

学修成果の評価方法

コース開講専門科目および他コース・他専攻専門科目については、シラバスで公開されている評価基準に基づいて学修成果を評価します。特定研究については、学位論文審査基準に沿って成果を評価します。中間発表では、プレゼンテーションによって博士特定研究の進捗状況を評価します。

アドミッション・ポリシー

入学者に求める資質・能力と入学者選抜方法

入学者に求める資質・能力(求める学生像)

学士課程教育において環境科学専攻に対応する学問分野を専修した学生に限定せず、環境に関わる問題に積極的に関わっていこうとする姿勢のもと、十分な情報収集、解析および発信の能力をもち、独創性に富んだ修士課程修了学生および高い実務経験を有する社会人を受け入れます。            

選抜方法

博士前期課程修了レベルの基礎学力、専門分野に対する高度な知識と十分な研究遂行能力、コミュニケーション能力、専門分野に対する明確な動機や意欲をみるため、以下の方法により選抜します。

一般選抜

本選抜では、博士前期課程で修得した知識と探求能力を更に発展させ、自然科学の分野での活躍を目標とする知的好奇心にあふれ、十分な専門的知識・能力および強い意志をもった学生や、自然科学を活かした専門的職業人を目指す高い勉学意欲を有する者を選抜する。
口述試験では修士学位論文(又は研究経過報告書)および研究計画書の妥当性を評価する。

社会人特別選抜

本選抜では、博士前期課程で学んだ知識と社会人としてのキャリアを基礎に、新しい知識を学びこれを積極的に活用する手法を修得し、専門的職業人としてのキャリアアップや自然科学・技術の新たな分野に進む勉学意欲と自主努力を行う強い意志をもつ社会人を選抜する。

外国人留学生特別選抜

本選抜では、一般選抜の事項に加えて、入学希望コースでの学修に支障ない基礎学力(当該コースに対応する博士前期(修士)課程修了以上の資格あるいはこれと同等以上の能力)と研究に対する意欲を有し、日本語あるいは英語による必要最小限のコミュニケーションの能力を有する者を選抜する。