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理学部の三つのポリシー(数学プログラム)

ディプロマ・ポリシー

人材育成目標(卒業生が身に付けるべき資質・能力)

変化の激しい現代社会における企業、行政、学界などの様々な組織体では、現状の分析と活動に関わる状勢変化の予測を通じて、その発展に貢献できる人材が必要とされています。このため、本プログラムでは、数学の体系的な教育を通して、直面した問題の本質を捉えて抽象化する力と解決策を導く論理的思考力を有する人材を育成します。

本学に当該プログラムの修業年限以上在学し、所定の授業科目及び124単位以上を修得した者で、人材育成目標に係る下記の能力を有すると認められる者に、学士(理学)の学位を授与します。

プログラムの到達目標(目標としての学修成果)

知識・理解

  • 数学全般の基礎的な定義や定理、及び解析学、代数学・幾何学、統計学・応用数学いずれかの分野に関する専門的な知識を理解している。
  • 現代社会における数学及び数学的思考能力の必要性について理解している。
  • 自然科学の複数分野の基礎知識を理解している。
  • グローバル世界における経済、社会、文化について理解を深める。

当該分野固有の能力

  • 数学全般及び専門分野の基本的な定義および定理を理解し、説明ができる。
  • 数式を解析的または数量的に処理でき、それを論理的に説明できる。また、数、図形などのもつ特性を的確に表現できる。

汎用的能力

  • 数学で培われた論理的思考能力を基に、多様な問題を論理的に分析・整理し、解決策を提案できる。
  • 現代社会で生じる様々な問題の本質を捉え、抽象化し、モデル化することができる。
  • 理学の素養と専門的技能を基に、物事を正確に表現し、コミュニケーションを取ることができる。

態度・姿勢

  • 科学的根拠に基づき、論理的に意思決定を行う態度を備えている。
  • 社会や自然界の多様な問題に対して、専門的見地から主体的に取り組む態度を備えている。
  • 様々な見地の人々と積極的に意見交換を行い、協働で課題解決に取り組む態度を備えている。

カリキュラム・ポリシー

到達目標に達するための教育課程

カリキュラム編成

数学プログラムは4年制で、おおむね第1学年から第2学年1学期、第2学年2学期から第3学年、第4学年と、学習内容から大きく3期に分けてカリキュラムが編成されています。
授業科目は、「教養」、「理学部共通教育及び自然系共通専門基礎」、「解析学」、「代数学・幾何学」、「統計学・応用数学」の5つの科目群に分けられます。

学修内容・方法

第1期は、「主体的な学習への転換、及び教養と自然科学全般の基礎知識の修得」を重視します。大学学習法とアクティブ・ラーニング科目により学習態度の転換を図り、基礎実習・演習科目を通して、理学部での学習に必要な知識を身に付けます。また、自然系共通専門科目や理学部共通教育科目を通して、自然科学全般の基礎知識を学びます。さらに、教養科目を通して、社会科学や新潟地域の産業など、幅広い知識を習得します。
第2期は、「数学全般の基礎知識の修得及び事象を抽象化する能力」が中心であり、解析学、代数学・幾何学、統計学・応用数学の基礎科目を開講し、数学の基礎となる各分野の基礎的な定義や定理を学び、事象を抽象化して理解し、正しく説明する能力を身に付けます。
第3期は、「専門分野の学習と論理的思考能力の育成」を行います。解析学、代数学・幾何学、統計学・応用数学のいずれかの分野を少人数のゼミ形式で専門的に学習し、論理的思考能力と数学的に正しく説明できる能力を育成します。

学修成果の評価方法

各期終了時に学生へアンケートを行い、各期の学習目標の達成度を間接的に評価します。また、本プログラムで重要視する学習目標である「現代社会や自然界で生じる様々な問題の本質を捉え、抽象化し、モデル化することができる能力の育成」と「数学を基に多様な問題を論理的に分析・整理し、解決策を提案できる能力の育成」の達成度は、第3期を通して行う数学講究において、ルーブリックを用いて直接評価を行います。

アドミッション・ポリシー

入学者に求める学力と入学者選抜方法

入学者に求める学力

  1. 理論、実験、あるいは野外観察の知識と方法の習得を通じて能動的な学習態度を身につけたい人
  2. 習得した知識と方法を実践することによってより高度な専門的課題や社会の諸問題に臨機応変に対応し解決できる能力を身につけたいと考える人
  3. 数学や理科に興味を持つとともに他分野への応用にも関心がある人
  4. 数理や自然の法則の探求に興味を持って取り組む人
  5. 理学の各専門分野に意欲的に取り組む人
  6. 様々な個性や多様な能力を生かして、自らを成長させ、社会に貢献したいと考えている人
  • 数学や理科の学習で得た知識に基づいた科学的な思考ができるとともに、主体的な学びの態度を身につけていることが望まれる。
  • 入学後の学修のため、数学は下記の科目の内容を履修していることが望まれる。また理科は、下記の科目のうち複数の科目およびその基礎科目の内容を履修していることが望まれる。
    数学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B
    理科:物理、化学、生物、地学

選抜方法

一般選抜(前期日程)
  • 高校卒業程度の基礎学力を身につけ、特に数学と理科について十分な基礎学力がある人を選抜する。
  • 大学入学共通テストでは、5教科7科目の幅広い基礎学力をはかる。
  • 個別学力検査では、多様な能力と意欲をもつ人を受け入れるため、検査項目とその評価の重点の異なる以下の3つの選抜方法を設定し、そのいずれかによって選抜を行う
    →理数重点選抜:数学、理科、外国語の基礎学力、なかでも数学および理科の基礎学力に重点をおいて選抜する。
    数学
    理科(物理、化学、生物、地学から1科目)
    外国語
    →理科重点選抜:理科の広い分野の基礎学力と外国語の基礎学力をはかり、選抜する。
    物理、化学、生物、地学から2科目
    外国語
    →野外科学志向選抜:理科や数学の広い分野の基礎学力にくわえ、フィールドワークや野外を対象とする自然科学分野に対する意欲と適性を面接ではかり、選抜する。
    数学、物理、化学、生物、地学から2科目
    面接
一般選抜(後期日程)
  • 高校卒業程度の基礎学力を身につけ、大学での学習意欲の高い人を一括して選抜する。
  • 大学入学共通テストでは、5教科7科目の幅広い基礎学力をはかる。
  • 面接では、大学での学習意欲や適性、およびコミュニケーション能力をはかる。
学校推薦型選抜
  • 高校卒業程度の基礎学力を身につけ、特定の主専攻プログラムへの明確な志望動機があり、数学や理科に対する知的好奇心や探求心があるとともに学習意欲の高い人を主専攻プログラム単位で選抜する。なお、フィールド科学人材育成プログラムでは学校推薦型選抜は行わない。
  • 数学プログラムの志望者には、基礎学力試験によって入学後の学修に必要な学力を、面接によって数学に対する興味や関心、大学での学習意欲や適性、およびコミュニケーション能力を、書類審査によって高等学校卒業程度の基礎学力を、それぞれはかる。
総合型選抜
  • 高校卒業程度の基礎学力を身につけ、特に数学や理科に関するテーマで主体的な探求の学習成果をもつ人を一括で選抜する。
  • 大学入学共通テストでは、4教科6科目の幅広い基礎学力をはかる。
  • 本学が実施する試験では、数学や理科をテーマとするプレゼンテーション発表と口頭試問によって主体的な探求の学習成果をはかる。また同時に行う面接によって、各主専攻プログラムに対する興味や関心、大学での学習意欲や適性、およびコミュニケーション能力をはかる。