このページの本文へ移動
  1. ホーム
  2. 臨床実習における個人情報の不適切な取扱いについて

臨床実習における個人情報の不適切な取扱いについて

令和7年6月10日
国立大学法人 新潟大学

本学学生が臨床実習の際に使用した医歯学総合病院に入院中の患者様1名の個人情報について、不適切な取扱いにより一時的に閲覧可能な状態となっていたことが判明いたしました。

本学においては、個人情報の適切な管理に努めて参りましたが、このような事態を招き、関係の皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

1.本件概要

令和7年5月19日(月)17時頃、本学学生が臨床実習中のレポート作成のために患者様1名の情報を印刷(2枚)し、他の個人的な書類と一緒にクリアファイルに入れていました。同日18時45分頃、郵便局にてクリアファイルに一緒に入れていた個人的な書類を郵便局で発送する際に、当該クリアファイルを患者様の個人情報を印刷した用紙が入ったまま記載台の上に置き忘れました。同日、当該郵便局の職員が置き忘れた書類を拾得、翌5月20日(火)に郵便局の職員が近隣の交番に届け、5月21日(水)に警察署から大学に連絡があり、その間、個人情報が閲覧可能な状態になっていたことが判明いたしました。
なお、これまでに当該個人情報が不正に使用された事実は確認されておりません。

2.本件への対応状況

5月22日(木)に当該学生からこれまでの状況の聴き取りを行うことと並行して、臨床実習中の全学生に対し、臨床実習を一時中断し、個人情報の保護、情報セキュリティにかかる研修を実施いたしました。また、個人情報が閲覧可能な状態であった患者様へは、5月27日(火)に直接、状況説明とお詫びをさせていただきました。

3.再発防止策

本学ではこれまでも、教職員並びに学生に対し研修会を通じ、個人情報保護の適切な管理に取り組んでまいりましたが、このような事態を招いたことを深く反省し、本事象を教訓に、個人情報保護と情報セキュリティに関する教育研修の一層の強化と計画的・継続的な実施など、再発防止に向け取り組んで参ります。

本件問合せ先

医歯学系総務課
電話 025-227-2001