医歯保健学研究科(博士前期課程)健康科学専攻 口腔保健福祉学プログラムの三つのポリシー
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ディプロマ・ポリシー
人材育成目標(修了生が身に付けるべき資質・能力)
口腔保健福祉学プログラムは、口腔保健医療と福祉の分野で必要とされる専門知識と実践力を備えた人材を育成することを目指しています。齲蝕や歯周病の予防と治療、摂食嚥下障害の評価と訓練、周術期の口腔機能管理といった専門領域において、最新の研究成果を基盤に科学的根拠に基づいたアプローチを実践できる専門家を育成します。また、生活習慣病や地域保健活動に関連する疫学的知見を活用し、口腔保健と医療福祉の統合的な視点を持つリーダーシップを養います。さらに、福祉制度や政策に精通し、地域社会の福祉活動や行政の計画において実践的な貢献ができる人材の育成を目標としています。
学位授与の方針・到達目標
本プログラムが定める修業年限以上在学し、所定の授業科目及び30単位以上を修得した者で、人材育成目標に係る資質・能力を有すると認められ、かつ本研究科が行う修士論文の審査及び試験に合格した者に、修士(口腔保健福祉学)の学位を授与します。
知識・理解
- 齲蝕や歯周病、摂食嚥下障害などの疾患管理に必要な知識を体系的に修得している。
- 口腔保健と生活習慣病の関連を理解し、疫学的アプローチを応用する能力を持つ。
- 福祉制度や政策、地域保健活動の成り立ちと現状を深く理解している。
- 最新の研究成果を基にした口腔疾患の病因やリスクファクターの知識を有している。
- 保健医療福祉の制度設計や実践活動を支える専門知識を修得している。
当該分野固有の能力
- 齲蝕や歯周病、摂食嚥下障害など、口腔疾患の予防・治療・メンテナンスに関する最新の知識と技術を身につけ、これを現場で応用できる。
- 手術や放射線治療、化学療法を含む医療行為に関連する口腔機能管理の知識を深め、多職種との連携を通じて口腔合併症を予防する能力を養う。
- 口腔保健に関する疫学研究のデザイン、データ収集、解析方法を理解し、地域や国レベルの口腔保健活動に貢献できる能力を持つ。
- 保健医療福祉分野における制度や政策の成り立ちと課題を理解し、政策提案や現場での制度運用においてリーダーシップを発揮できる。
- 地域社会における口腔保健や福祉活動を実践するための知識と技術を身につけ、食をはじめとした日常生活の自立支援や福祉向上に貢献する能力を養う。
- 最新の研究成果を基にした口腔保健や医療福祉分野の知識を活用し、臨床現場や地域社会での実践的課題解決に貢献できる専門家を目指す。
汎用的能力(トランスファラブル・スキル)
- データ解析や統計学を活用して研究の設計・分析を行える能力を有する。
- チームで協働し、計画的に保健福祉プロジェクトを遂行できる。
- 口腔保健や医療福祉における課題を発見し、解決策を提示する能力を備えている。
- 英語での専門的コミュニケーションを行い、研究成果を国際的に発信できる。
- 保健医療福祉分野における多職種連携を効果的に実践するスキルを持つ。
- 社会的ニーズを反映し、柔軟かつ実践的に課題解決に取り組むことができる。
態度・姿勢
- 科学的根拠と倫理的視点を重視し、公正な態度で研究・実践に取り組む。
- 継続的な学習と専門性の向上に努め、自己研鑽を怠らない姿勢を持つ。
- 多職種との協力を通じて、医療福祉の向上に積極的に貢献する。
- 対象者の権利を尊重し、共感的なコミュニケーションを実践する。
- 地域社会や国際社会の福祉課題に対して主体的に取り組む意識を備えている。
カリキュラム・ポリシー
教育課程編成の方針
「総合知」を創出する場で課題解決に主体的・協働的に取り組み活躍する人材として必要な資質・能力を確実に修得させるために、
- 横断的な理解の土台となる方法論を学ぶための専攻共通科目
- 多面的な知識を修得し、実践力を養うことを目的とした選択必修のプログラム共通科目
- 当該プログラムの体系的な専門科目
以上を統合する課題研究と研究指導を組み合わせ、広さと深さを両立する柔軟な教育課程を編成します。
各学生に対し、研究指導委員会(主指導教員1名および副指導教員2名で構成)を設置します。
教育内容・方法の方針
- 齲蝕や歯周病の予防・治療、周術期管理、摂食嚥下障害の評価訓練において、問題解決型学習(PBL)を導入し、学生が臨床例を基に治療計画を立て、多角的な視点で問題解決力を養う。
- 口腔保健と医療福祉の知識を統合した学際的なカリキュラムを編成し、口腔疾患の予防・治療から福祉支援まで幅広い分野を学び、実践的なスキルを養う。
- 医療や福祉における多職種との連携の重要性を理解し、チーム医療や地域福祉活動における協力体制を実践的に学ぶ教育内容を提供する。
- 地域福祉活動や地域口腔保健に関わる実践的な課題に取り組む機会を設け、地域の健康と福祉に貢献できる人材を育成するための地域密着型教育を重視する。
- 学生一人ひとりの研究テーマや実践活動に応じた個別指導を行い、定期的なフィードバックで学びを深める教育方法を採用し、個々の成長をサポートする。
- 国際学会への参加や、海外の研究機関との連携を通じて、国際的な視点でグローバルに活躍できる研究者や臨床医としての能力を磨くことを重視する。
学修成果の評価方法に係る方針
学修成果を評価するに当たっては、試験、レポート、ポートフォリオ、ルーブリック等を用いたパフォーマンス評価等、多角的な評価を実施する。学位論文の成果については、研究科及び各プログラムで定めた学位論文審査基準に則って評価を実施します。重要科目や標準テストの評価情報、カリキュラム・マップに基づく成績情報の集約を適宜活用します。
アドミッション・ポリシー
入学者に求める資質・能力と入学者選抜方法
求める人材像
本プログラムは、口腔保健医療と福祉の統合的な学びを通じて、地域社会や医療現場で貢献できる高度な専門職業人を育成することを目的としています。そのため、以下の資質と能力を持つ人を求めます。
- 齲蝕や歯周病の予防・治療、摂食嚥下障害の評価・訓練、周術期の口腔機能管理といった専門分野に強い関心を持つ人
- 口腔保健分野における疫学的アプローチや生活習慣病との関連についての知識を深め、実践的に応用する意欲を持つ人
- 保健医療福祉の制度や政策に精通し、地域社会での福祉活動や行政計画を支えるリーダーシップを発揮できる人
- 最新の研究成果を基に科学的探求を進め、口腔保健医療や福祉の分野で課題解決に取り組む意欲と能力を備えた人
- 倫理観を重視し、学際的な視野で研究や実践を行い、地域社会や国際的な医療課題にも対応できる人
入学者に求める資質・能力(求める学生像)
- 学問分野の基礎知識
自己の専門分野における基礎的な知識を有していること - 学際的・複眼的な視野
一つの学問分野のみにとらわれず、複数の学問分野の知見を統合したり、複数のアプローチを用いたりするなどして、新たな知識や価値を創造する意欲を持っていること - 問題解決能力
複雑な社会問題に対し主体的かつ協働的に取り組む姿勢と、そのための基本的な研究能力を備えていること - コミュニケーション能力
高度な言語能力(英語を含む)を駆使して、多様な方法で情報を収集・整理・発信できること - 倫理観と社会貢献意識
高い倫理観を持ち、地域社会や国際社会への貢献意識を持っていること
選抜方法
医歯保健学研究科(博士前期課程)の入学者選抜は、以下の3つの区分で実施します。各選抜区分において、出願時に提出された書類による審査(書類審査)、外国語(英語)及び口述試験を実施します。試験科目はプログラムごとに異なりますので、各選抜の試験科目を確認してください。
一般選抜
メディカルサイエンスプログラム、看護学プログラム、次世代医療技術科学プログラム及び口腔保健福祉学プログラムいずれも、外国語試験(英語)と口述試験を課します。外国語試験では、研究に必要な英文読解および記述力を含めたコミュニケーション能力と志望する学問分野に関する基礎知識を評価します。口述試験では志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、コミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。
社会人特別選抜
口腔保健福祉学プログラムでは、口述試験により志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、語学力を含めたコミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。
外国人留学生特別選抜
口腔保健福祉学プログラム、看護学プログラム及び次世代医療技術科学プログラムでは、口述試験により志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、語学力を含めたコミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。