医歯保健学研究科(博士前期課程)健康科学専攻 看護学プログラムの三つのポリシー
- ホーム
- 医歯保健学研究科(博士前期課程)健康科学専攻 看護学プログラムの三つのポリシー
ディプロマ・ポリシー
人材育成目標(修了生が身に付けるべき資質・能力)
患者の身体的、精神的、社会的側面を包括的に捉え、個別化されたケアを実践する能力を持つ看護師を養成することを目指します。がん看護や慢性疾患看護、母性看護、地域看護といった多様な領域での専門性を深めるとともに、さらなる高度医療、地域包括保健活動、グローバルヘルスの場で質の高いケアが提供できる人材を育成します。また、エビデンスに基づいたケアの質向上や看護研究、教育活動を通じて、デジタルリテラシーとコミュニケーション能力を有し、多職種連携、国際社会においてもリーダーシップを発揮できる人材を育成することを重視しています。
学位授与の方針・到達目標
本プログラムが定める修業年限以上在学し、所定の授業科目及び30単位以上を修得した者で、人材育成目標に係る資質・能力を有すると認められ、かつ本研究科が行う修士論文の審査及び試験に合格した者に、修士(保健学)の学位を授与します。
知識・理解
- がん看護や慢性疾患看護など、多様な看護分野の高度な専門知識を体系的に修得している。
- 地域看護および地域包括ケアに関する理論と実践に精通している。
- 国際的な保健医療課題を理解し、グローバルな視点で対応する能力を備えている。
- エビデンスに基づいた看護実践を推進するための研究デザインや統計分析の知識を持つ。
- 保健医療福祉の制度や政策に関する知識を修得し、地域や行政との連携に寄与できる。
当該分野固有の能力
- 患者の身体的、精神的、社会的側面を総合的に評価し、それぞれのニーズに応じた包括的なケアを提供できる能力を身につける。
- がん看護、小児看護学、母性看護学、慢性疾患患者、障害を持つ患者へのケアなど、多岐にわたる専門分野での高度な実践力を修得し、臨床現場で即戦力として活躍できる能力を養う。
- 地域住民の健康増進や疾病予防に寄与するため、地域看護の役割を理解し、地域社会の健康課題に対応できる地域包括ケアにおける看護リーダーとしての能力を獲得する。
- 遺伝的リスクや患者のライフスタイルを考慮した個別化された看護ケアを提供できる知識と技能を修得する。
- 慢性疾患やがん看護、遺伝看護など、特定領域での専門性をさらに高め、専門看護師として臨床現場でリーダーシップを発揮できる看護師を育成する。
- 看護分野における研究手法を学び、実践に基づいた研究を遂行できる能力を育てるとともに、研究倫理に基づく適切な判断力を身につける。
- 他の医療専門職と連携し、チーム医療を推進する能力を養い、患者中心のケアを実現するための協調的なアプローチを実践できる。
汎用的能力(トランスファラブル・スキル)
- 臨床現場や地域社会での課題を発見し、解決策を導くための論理的思考を身につけている。
- チーム医療や地域保健活動における多職種連携を効果的に実践する能力を有する。
- ICTやデータサイエンスを活用して、情報を整理・分析し、医療に応用できる力を持つ。
- 英語を用いた専門的コミュニケーションを行い、国際的に研究成果を発信する能力を備えている。
- 地域住民の健康教育や疾病予防活動を企画・実践する力を持つ。
- 看護ケアの質向上や新たなケアの創出に向けたリーダーシップを発揮する。
態度・姿勢
- 科学的根拠と倫理観を重視し、公正かつ責任感を持って看護実践に取り組む。
- 継続的に新たな知識を学び、自己研鑽を続ける姿勢を持つ。
- 対象者の尊厳と権利を尊重し、共感的なコミュニケーションを実践する。
- 地域や国際社会の健康課題に対して主体的かつ積極的に関わる意識を持つ。
- 看護の専門職として、多様な価値観を尊重しながら他者と協働できる姿勢を備えている。
カリキュラム・ポリシー
教育課程編成の方針
「総合知」を創出する場で課題解決に主体的・協働的に取り組み活躍する人材として必要な資質・能力を確実に修得させるために、
- 横断的な理解の土台となる方法論を学ぶための専攻共通科目
- 多面的な知識を修得し、実践力を養うことを目的とした選択必修のプログラム共通科目
- 当該プログラムの体系的な専門科目
以上を統合する課題研究と研究指導を組み合わせ、広さと深さを両立する柔軟な教育課程を編成します。
各学生に対し、研究指導委員会(主指導教員1名および副指導教員2名で構成)を設置します。
教育内容・方法の方針
- 医療現場でのフィジカルアセスメントやケアの実践を通じ、高度な看護技術を習得するために、臨床実習やシミュレーションを活用した実践的な学習を重視する。
- がん、小児、母性、慢性疾患、精神疾患など、多岐にわたる看護領域に対応した専門的な授業を提供し、学生が関心に応じて専門性を高められるようにする。
- 地域保健所や行政機関との連携によるフィールドワークや、地域住民の健康支援活動への参加を推奨し、地域に根ざした看護ケアの実践を促進する。
- 患者の遺伝情報やライフスタイルに基づくケアの重要性を理解させるために、遺伝看護や予防医療に関する知識を深める講義やディスカッションを行い、個別化されたケアを実践できる力を育成する。
- 学生が自律的に看護研究を進められるよう、基礎から応用まで学べるカリキュラムを構築し、研究倫理と臨床倫理の教育を通じて倫理的判断力を育てる。
- 医師や他の医療職との連携を円滑に行えるように、チーム医療の重要性を理解させるためのワークショップやグループディスカッションを取り入れ、協働を促進する実践的な教育を行う。
学修成果の評価方法に係る方針
学修成果を評価するに当たっては、試験、レポート、ポートフォリオ、ルーブリック等を用いたパフォーマンス評価等、多角的な評価を実施する。学位論文の成果については、研究科及び各プログラムで定めた学位論文審査基準に則って評価を実施します。重要科目や標準テストの評価情報、カリキュラム・マップに基づく成績情報の集約を適宜活用します。
アドミッション・ポリシー
入学者に求める資質・能力と入学者選抜方法
求める人材像
本プログラムは、患者の身体的、精神的、社会的側面を包括的に捉え、質の高いケアを提供できる専門職業人や研究教育者を育成することを目的としている。そのため、以下の資質と能力を持つ人を求めます。
- がん看護、小児看護、母性看護、慢性疾患看護、障害者ケアなど、多様な看護分野の課題に関心を持つ人
- フィジカルアセスメントや薬物療法を基盤とした臨床スキルを修得し、個別化されたケアを実践する意欲がある人
- 地域包括ケアや地域看護に関心を持ち、住民の健康教育や疾病予防活動を通じて地域社会に貢献する人
- グローバルヘルスの視点を持ち、多職種連携や国際社会においてリーダーシップを発揮する能力を備えた人
- 看護研究や教育分野においても活躍し、持続的な健康支援を推進するための探求心と倫理観を持つ人
入学者に求める資質・能力(求める学生像)
- 学問分野の基礎知識
自己の専門分野における基礎的な知識を有していること - 学際的・複眼的な視野
一つの学問分野のみにとらわれず、複数の学問分野の知見を統合したり、複数のアプローチを用いたりするなどして、新たな知識や価値を創造する意欲を持っていること - 問題解決能力
複雑な社会問題に対し主体的かつ協働的に取り組む姿勢と、そのための基本的な研究能力を備えていること - コミュニケーション能力
高度な言語能力(英語を含む)を駆使して、多様な方法で情報を収集・整理・発信できること - 倫理観と社会貢献意識
高い倫理観を持ち、地域社会や国際社会への貢献意識を持っていること
選抜方法
医歯保健学研究科(博士前期課程)の入学者選抜は、以下の3つの区分で実施します。各選抜区分において、出願時に提出された書類による審査(書類審査)、外国語(英語)及び口述試験を実施します。試験科目はプログラムごとに異なりますので、各選抜の試験科目を確認してください。
一般選抜
メディカルサイエンスプログラム、看護学プログラム、次世代医療技術科学プログラム及び口腔保健福祉学プログラムいずれも、外国語試験(英語)と口述試験を課します。外国語試験では、研究に必要な英文読解および記述力を含めたコミュニケーション能力と志望する学問分野に関する基礎知識を評価します。口述試験では志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、コミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。
社会人特別選抜
メディカルサイエンスプログラム、看護学プログラム及び次世代医療技術科学プログラムでは、外国語試験(英語)と口述試験を課します。外国語試験では、研究に必要な英文読解および記述力を含めたコミュニケーション能力と志望する学問分野に関する基礎知識を評価します。口述試験では志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、コミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。
外国人留学生特別選抜
口腔保健福祉学プログラム、看護学プログラム及び次世代医療技術科学プログラムでは、口述試験により志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、語学力を含めたコミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。