医歯保健学研究科(博士前期課程)健康科学専攻 次世代医療技術科学プログラムの三つのポリシー

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ディプロマ・ポリシー

人材育成目標(修了生が身に付けるべき資質・能力)

次世代医療技術学プログラムでは、放射線医療技術と臨床検査医療技術を融合した専門知識を基に、医療現場で即戦力となる高度専門職を育成します。X線やMRI、遺伝子検査、感染症診断などの技術を駆使し、精密診断と治療に貢献できる人材の育成を目指します。また、遠隔医療やAIを活用した診断支援システムなど、急速に進展するデジタル技術を効果的に活用し、医療のデジタル化を推進できる能力を育成します。さらに、医療機器の開発や応用に必要な工学的知識を備え、医療技術の革新に寄与できる力を持つ人材を養成する。国内外の医療現場でリーダーシップを発揮し、グローバルな医療ニーズに対応することを目標とします。

学位授与の方針・到達目標

本プログラムが定める修業年限以上在学し、所定の授業科目及び30単位以上を修得した者で、人材育成目標に係る資質・能力を有すると認められ、かつ本研究科が行う修士論文の審査及び試験に合格した者に、修士(保健学)の学位を授与します。

知識・理解

  • 放射線医療技術と臨床検査医療技術における基礎および応用知識を体系的に修得している。
  • 遺伝子解析や感染症診断などの精密検査技術と画像診断技術を統合的に理解している。
  • 放射線物理特性、線量管理、画像処理技術に関する専門知識を持つ。
  • 遠隔医療やAIを活用した診断支援技術を理解し、実践する能力を備えている。
  • 医療機器の設計や操作に必要な工学的知識を修得している。

当該分野固有の能力

  • CT、MRI、X線などの放射線機器を用いた画像診断技術や放射線治療技術を基礎から応用まで理解し、医学物理士として実際の医療現場で活用できる能力を身につける。 
  • 放射線の物理的特性、線量管理、放射線防護に関する知識を深め、患者や医療従事者の安全を守るための実践的なスキルを修得する。
  • 遺伝子解析、感染症診断、生体情報解析、血液や循環器、免疫に関する多様な検査手法を幅広く学び、正確な診断に貢献できる医療技術を修得する。
  • デジタルツールやオンラインシステムを駆使して、遠隔医療を含むデジタル医療技術を適切に使いこなせる能力を身につける。
  • 研究や医療実践において倫理的な判断を行い、社会に貢献できる責任感を持った医療人・研究者として活動する。
  • 医療のデジタル化やグローバルな医療ニーズに対応し、地域医療や国際医療の現場で即戦力として貢献できるリーダーシップを発揮する。

汎用的能力(トランスファラブル・スキル)

  • 医療現場の課題を発見し、科学的根拠に基づいた解決策を提示する能力を有する。
  • チーム医療における多職種連携を実践し、効果的にコミュニケーションを取る力を持つ。
  • デジタルツールやオンラインシステムを活用して情報収集・分析を行い、医療現場に応用する能力を備えている。
  • 英語を活用し、国際的な医療課題に対応し、研究成果を発信できる力を持つ。
  • 新たな医療技術の提案や実践を通じて、医療現場でイノベーションを生み出すリーダーシップを発揮する。
  • 医療技術の進展や変化に対応し、柔軟な思考で課題解決に臨むことができる。

態度・姿勢

  • 科学的探求心を持ち、医療技術の発展に貢献する姿勢を備えている。
  • 医療倫理を重視し、公正かつ責任ある態度で業務に取り組む。
  • 生涯学習の意識を持ち、新しい技術や知識を積極的に習得し続ける姿勢を持つ。
  • 医療の現場や地域社会で、患者に寄り添う姿勢を大切にする。
  • グローバルな視点を持ち、国内外の医療課題に積極的に関与する意識を備えている。

カリキュラム・ポリシー

教育課程編成の方針

「総合知」を創出する場で課題解決に主体的・協働的に取り組み活躍する人材として必要な資質・能力を確実に修得させるために、

  • 横断的な理解の土台となる方法論を学ぶための専攻共通科目
  • 多面的な知識を修得し、実践力を養うことを目的とした選択必修のプログラム共通科目
  • 当該プログラムの体系的な専門科目

以上を統合する課題研究と研究指導を組み合わせ、広さと深さを両立する柔軟な教育課程を編成します。
各学生に対し、研究指導委員会(主指導教員1名および副指導教員2名で構成)を設置します。

教育内容・方法の方針

  • 画像診断技術、放射線治療技術、臨床検査医療技術の理論的背景を理解するとともに、機器操作やデータ解析の実践的なトレーニングを通じて、知識と技術の両方を強化する教育を行う。
  • 遺伝子解析、感染症診断、血液検査、循環器検査など、幅広い診断医療技術を実際に学び、現場での応用力を高めるため、ケーススタディやシミュレーションを活用した実践的な指導を行う。
  • 遠隔医療に必要なデジタルツールやオンラインシステムの活用方法を学び、デジタル技術を駆使した診断と治療を行うスキルを強化するための授業を展開する。
  • 医療チーム内での協働を重視し、医学物理士や臨床検査技師として他職種と円滑に連携できるスキルを育成するため、チーム医療を体験できる演習やプロジェクトを取り入れる。
  • グローバルな医療ニーズを視野に入れ、地域医療に貢献できる専門職を育成するため、国際医療事例や地域医療関連の講義やフィールドワークを実施する。

学修成果の評価方法に係る方針

学修成果を評価するに当たっては、試験、レポート、ポートフォリオ、ルーブリック等を用いたパフォーマンス評価等、多角的な評価を実施する。学位論文の成果については、研究科及び各プログラムで定めた学位論文審査基準に則って評価を実施します。重要科目や標準テストの評価情報、カリキュラム・マップに基づく成績情報の集約を適宜活用します。

アドミッション・ポリシー

入学者に求める資質・能力と入学者選抜方法

求める人材像

本プログラムは、放射線医療技術と臨床検査医療技術を統合的に学び、医療現場で即戦力となる専門職業人や研究教育者を育成することを目的としている。そのため、以下の資質と能力を持つ人を求めます。

  • CTやMRI、X線を用いた画像診断技術、放射線治療、放射線防護、線量管理など、放射線技術科学に強い関心を持つ人
  • 遺伝子解析や感染症診断、生体情報解析などの臨床検査医療技術に関心を持ち、基礎から応用に至るまで幅広い知識を修得する意欲がある人
  • 遠隔医療やデジタル技術の進展に対応し、デジタルツールやオンラインシステムを活用した診断技術を学び、医療のデジタル化に貢献する意志を持つ人
  • 地域医療や国際医療の課題に関心を持ち、グローバルな視点で医療技術の進展に寄与できる能力を備えた人
  • 理論と実践を融合した教育を通じて、医療現場でリーダーシップを発揮し、医療技術の進展に貢献する探求心と倫理観を持つ人

入学者に求める資質・能力(求める学生像)

  • 学問分野の基礎知識
    自己の専門分野における基礎的な知識を有していること
  • 学際的・複眼的な視野
    一つの学問分野のみにとらわれず、複数の学問分野の知見を統合したり、複数のアプローチを用いたりするなどして、新たな知識や価値を創造する意欲を持っていること
  • 問題解決能力
    複雑な社会問題に対し主体的かつ協働的に取り組む姿勢と、そのための基本的な研究能力を備えていること
  • コミュニケーション能力
    高度な言語能力(英語を含む)を駆使して、多様な方法で情報を収集・整理・発信できること
  • 倫理観と社会貢献意識
    高い倫理観を持ち、地域社会や国際社会への貢献意識を持っていること

選抜方法

医歯保健学研究科(博士前期課程)の入学者選抜は、以下の3つの区分で実施します。各選抜区分において、出願時に提出された書類による審査(書類審査)、外国語(英語)及び口述試験を実施します。試験科目はプログラムごとに異なりますので、各選抜の試験科目を確認してください。

一般選抜

メディカルサイエンスプログラム、看護学プログラム、次世代医療技術科学プログラム及び口腔保健福祉学プログラムいずれも、外国語試験(英語)と口述試験を課します。外国語試験では、研究に必要な英文読解および記述力を含めたコミュニケーション能力と志望する学問分野に関する基礎知識を評価します。口述試験では志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、コミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。

社会人特別選抜

メディカルサイエンスプログラム、看護学プログラム及び次世代医療技術科学プログラムでは、外国語試験(英語)と口述試験を課します。外国語試験では、研究に必要な英文読解および記述力を含めたコミュニケーション能力と志望する学問分野に関する基礎知識を評価します。口述試験では志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、コミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。

外国人留学生特別選抜

口腔保健福祉学プログラム、看護学プログラム及び次世代医療技術科学プログラムでは、口述試験により志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、語学力を含めたコミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。