医歯保健学研究科(博士後期課程)健康科学専攻 口腔保健福祉学プログラムの三つのポリシー

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ディプロマ・ポリシー

人材育成目標(修了生が身に付けるべき資質・能力)

口腔保健福祉プログラムでは、口腔保健医療と社会福祉分野における高度な専門知識とスキルを基盤に、地域および国際社会で指導的役割を果たす研究者および高度専門職業人を育成します。齲蝕や歯周病、摂食嚥下障害といった口腔保健医療の課題や、要介護高齢者や障がい者への支援など福祉分野の課題に対応し、チーム医療や地域包括ケアを展開する能力を育みます。また、学際的かつ統合的な研究を通じて社会的課題の解決を目指し、研究成果を地域社会や医療現場で応用できる力を持つ人材を目指します。さらに、国際的な視点を持ち、研究発表や共同研究を通じてグローバルに貢献する専門家の育成を目指しています。

学位授与の方針・到達目標

本専攻が定める修業年限以上在学し、以下の能力を身に付け、所定の単位数を修得した者で、博士論文の審査および最終試験に合格した学生に、博士(口腔保健福祉学)または博士(学術)のいずれかの学位を授与する。

知識・理解

  • 齲蝕、歯周病、摂食嚥下障害などの口腔保健医療課題に関する卓越した専門知識を有している。
  • 要介護高齢者や障がい者の支援に必要な社会福祉の理論と実践を深く理解している。
  • 学際的な研究手法を用いて、口腔保健医療と福祉における課題解決に取り組む能力を備えている。
  • 研究倫理と科学的探求に基づき、実践的な研究を推進する知識を持つ。
  • 国際的な医療・福祉課題を理解し、グローバルな視点で研究成果を発信する能力を修得している。

当該分野固有の能力

  • 口腔保健医療と社会福祉の分野において、高度な専門知識を修得し、研究を通じて独自の知見を深める。 
  • 障害者支援、地域保健活動、口腔保健管理などの現場で、学んだ理論や技術を活用して、具体的な社会的・医療的課題を解決できる力を身につける。
  • 社会福祉分野での多職種との連携を通じ、チーム医療や地域包括ケアにおいて指導的な役割を果たし、実践的なリーダーシップを発揮できる能力を育成する。
  • 独創的な研究を展開し、独立した研究者として、自身の研究テーマに基づいた成果を国際的な学会やジャーナルに発表できる能力を養う。
  • 生命倫理や研究倫理を尊重し、公正な態度で研究と実践を行い、社会的責任を果たす高い倫理観を身につける。
  • 国際的な研究者や機関との協力を通じて、グローバルな視点を持ち、地域社会および国際社会に貢献できる研究者としての能力を高める。

汎用的能力(トランスファラブル・スキル)

  • 口腔保健医療と福祉の課題を発見し、科学的根拠に基づいて解決策を提示する能力を有する。
  • 他分野の専門家や地域社会と連携し、効果的なチーム医療を実践する力を持つ。
  • データ解析や統計学を駆使し、研究成果を適切に分析し活用する能力を備えている。
  • 国際的な研究や共同プロジェクトを主導し、成果を英語で発信できる能力を持つ。
  • 地域住民や患者の健康教育や福祉支援活動を企画・実施する実践力を持つ。
  • 新しい医療・福祉技術を開発し、応用するための革新性を持つリーダーシップを発揮する。

態度・姿勢

  • 現代社会の多様で複雑な課題に対して、継続的な関⼼を持ち、⾃ら学び続けようとする姿勢を備えている。
  • 常に患者の立場に立ち、尊厳を重んじたケアを提供する態度を備えている。
  • 研究や臨床の場で高い倫理観を持ち、社会的責任を果たす姿勢を備えている。
  • チームでの協働や情報の共有を円滑に進める姿勢を備えている。
  • 地域社会や国際社会に積極的に貢献し、リーダーシップを発揮する姿勢を備えている。

カリキュラム・ポリシー

教育課程編成の方針

「総合知」を創出する場で課題解決に主体的・協働的に取り組み活躍する人材として必要な資質・能力を確実に修得させるために、

  • 横断的な理解の土台となる方法論を学ぶための専攻共通科目
  • 多面的な知識を修得し、実践力を養うことを目的とした選択必修のプログラム共通科目
  • 当該プログラムの体系的な専門科目

以上を統合する課題研究と研究指導を組み合わせ、広さと深さを両立する柔軟な教育課程を編成します。
各学生に対し、研究指導委員会(主指導教員1名および副指導教員2名で構成)を設置します。

教育内容・方法の方針

  • 口腔保健と医療福祉分野の専門知識を統合した学際的なカリキュラムを編成し、幅広い分野で応用できる知識とスキルを提供する。医療、福祉、生命医療科学などの異なる領域を統合した学習を促進する。
  • 最新の研究成果や技術を取り入れた実験・研究活動を通じ、学生が研究デザイン、データ収集・解析、論文執筆を実践的に学び、応用力を養う。
  • 問題解決型学習(PBL)を導入し、グループディスカッションやケーススタディを通じ、問題解決力と協働力を養い医療・福祉問題に取り組む姿勢を育む。
  • 学生が地域保健活動や医療現場で実践する機会を設け、学んだ知識を応用することで、地域社会や医療機関での貢献を促す。フィールドワークを通じて、実践力を身につける教育を推進する。
  • 生命倫理や研究倫理、社会的責任に関する教育を強化し、学生が医療・福祉分野で倫理的判断を下し、社会に貢献できる姿勢を育成する。
  • 国際的な研究や研修の機会を提供し、海外での発表や研修を奨励することで、グローバルな視点を持つ人材を育成する。

学修成果の評価方法に係る方針

学修成果を評価するに当たっては、試験、レポート、ポートフォリオ、ルーブリック等を用いたパフォーマンス評価等、多角的な評価を実施する。学位論文の成果については、研究科及び各プログラムで定めた学位論文審査基準に則って評価を実施します。重要科目や標準テストの評価情報、カリキュラム・マップに基づく成績情報の集約を適宜活用します。

アドミッション・ポリシー

入学者に求める資質・能力と入学者選抜方法

求める人材像

本プログラムは、口腔保健医療と社会福祉分野において、地域および国際社会で指導的役割を果たす高度専門職業人や教育研究者を育成することを目的としている。そのため、以下の資質と能力を持つ人を求めます。

  • 齲蝕や歯周病、摂食嚥下障害などの口腔保健医療の課題に関心を持ち、その解決に向けた専門知識とスキルを修得する意欲がある人
  • 障がい者支援や高齢者の包括的ケアなど、社会福祉分野の課題に取り組み、チーム医療や地域包括ケアを効果的に展開できる能力を目指す人
  • 学際的な視点を持ち、統合的かつ実践的な研究を通じて、得られた成果を地域社会や医療現場に応用する意志を持つ人
  • 国内外の専門家との共同研究や研修を通じて、国際的な視点を持った研究者として成長し、社会的責任を果たす意欲がある人
  • 課題発見能力、探求心、倫理観を備え、口腔保健医療および社会福祉分野でリーダーシップを発揮する人

入学者に求める資質・能力(求める学生像)

  • 学問分野の基礎知識
    自己の専門分野における基礎的な知識を有していること
  • 学際的・複眼的な視野
    一つの学問分野のみにとらわれず、複数の学問分野の知見を統合したり、複数のアプローチを用いたりするなどして、新たな知識や価値を創造する意欲を持っていること
  • 問題解決能力
    複雑な社会問題に対し主体的かつ協働的に取り組む姿勢と、そのための基本的な研究能力を備えていること
  • コミュニケーション能力
    高度な言語能力(英語を含む)を駆使して、多様な方法で情報を収集・整理・発信できること
  • 倫理観と社会貢献意識
    高い倫理観を持ち、地域社会や国際社会への貢献意識を持っていること

選抜方法

医歯保健学研究科(博士後期課程)の入学者選抜は、多様な学生を確保するために以下の3つの区分で実施し、出願書類等を総合して行います。

一般選抜

看護学プログラム、次世代医療技術科学プログラム及び口腔保健福祉学プログラムいずれも、外国語試験(英語)と口述試験を課します。外国語試験では、研究に必要な英文読解及び記述力を含めたコミュニケーション能力と志望する学問分野に関する基礎知識を評価します。口述試験では志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、コミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。

社会人特別選抜

看護学プログラム、次世代医療技術科学プログラム及び口腔保健福祉学プログラムいずれも、口述試験により志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、語学力を含めたコミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。

外国人留学生特別選抜

看護学プログラム、次世代医療技術科学プログラム及び口腔保健福祉学プログラムいずれも、口述試験により志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、語学力を含めたコミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。