医歯保健学研究科(博士後期課程)健康科学専攻 次世代医療技術科学プログラムの三つのポリシー
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ディプロマ・ポリシー
人材育成目標(修了生が身に付けるべき資質・能力)
次世代医療技術学プログラムでは、放射線医療技術と臨床検査技術を融合した高度な専門知識を基盤に、医療現場での精密診断と治療に貢献できる人材を育成します。X線やMRI、遺伝子検査、分子診断技術を駆使し、医療技術の急速な進展に対応する能力を備えます。また、遠隔医療やAIを活用した診断支援技術など、デジタル技術の応用力を高め、医療機器の開発や応用に必要な工学的知識を有する専門家を目指します。さらに、チーム医療における連携力を発揮し、国内外の医療現場でリーダーシップを持つ高度専門職業人および教育研究者を育成することを目標とします。
学位授与の方針・到達目標
本専攻が定める修業年限以上在学し、以下の能力を身に付け、所定の単位数を修得した者で、博士論文の審査および最終試験に合格した学生に、博士(保健学)の学位を授与します。
知識・理解
- 放射線技術科学および臨床検査技術科学における高度な専門知識を体系的に修得している。
- 遺伝子検査や分子診断などの精密検査技術と画像診断技術の理論と応用に精通している。
- デジタルリテラシーを備え、AIを活用した診断支援システムや電子カルテを効果的に活用できる知識を有している。
- 医療機器の進化に対応し、開発や操作を行うための工学的知識を修得している。
- 国内外の医療課題に対応するための国際的な視点と医療技術に関する幅広い知見を有している。
当該分野固有の能力
- テレメディシンや遠隔診断の技術を理解し、離れた場所でも患者に対して適切な医療を提供できる能力を身につける。
- 電子カルテやAIを活用した診断支援システムを効果的に使用できるデジタルリテラシーを高め、これらの技術を日常の診療や研究に活かす力を育成する。
- 最新の放射線機器を駆使して正確な診断と安全な治療を行える技術者としてのスキルを修得する。
- 遺伝子検査や分子病理学的検査を用いた病気の早期発見や精密診断を実践し、より高精度な医療を提供できる検査技術者の育成を目指す。
- 他の医療専門職と連携してチーム医療におけるリーダーシップを発揮し、患者ケアの質を向上させる協働力を高める。
- 国際医療の課題にも対応できるグローバルな視点を養い、国内外の医療現場で活躍できる医療技術者を目指す。
汎用的能力(トランスファラブル・スキル)
- 医療現場における課題を発見し、科学的根拠に基づいて解決策を提示する能力を有する。
- チーム医療における多職種連携を実践し、効果的なコミュニケーションを行う力を持つ。
- データ解析や統計学を用いて研究成果を適切に評価し、実践に活かす能力を備えている。
- 国際的な医療ニーズを踏まえ、英語での研究発信や共同研究を推進する能力を有する。
- 医療機器の開発や応用を通じて、医療の質向上とイノベーションを生み出すリーダーシップを発揮する。
- 医療技術の進展や変化に柔軟に対応し、持続可能な医療実践を実現する能力を持つ。
態度・姿勢
- 現代社会の多様で複雑な課題に対して、継続的な関⼼を持ち、⾃ら学び続けようとする姿勢を備えている。
- 常に患者の立場に立ち、尊厳を重んじたケアを提供する態度を備えている。
- 研究や臨床の場で高い倫理観を持ち、社会的責任を果たす姿勢を備えている。
- チームでの協働や情報の共有を円滑に進める姿勢を備えている。
- 地域社会や国際社会に積極的に貢献し、リーダーシップを発揮する姿勢を備えている。
カリキュラム・ポリシー
教育課程編成の方針
「総合知」を創出する場で課題解決に主体的・協働的に取り組み活躍する人材として必要な資質・能力を確実に修得させるために、
- 横断的な理解の土台となる方法論を学ぶための専攻共通科目
- 多面的な知識を修得し、実践力を養うことを目的とした選択必修のプログラム共通科目
- 当該プログラムの体系的な専門科目
以上を統合する課題研究と研究指導を組み合わせ、広さと深さを両立する柔軟な教育課程を編成します。
各学生に対し、研究指導委員会(主指導教員1名および副指導教員2名で構成)を設置します。
教育内容・方法の方針
- 遠隔医療(テレメディシン)に関する最新技術を導入した実践的な授業を行い、学生が現場で即応用できるようにする。シミュレーションやオンライン診断の実習を通じて、遠隔医療の基礎から高度な応用までを学ぶ。
- 電子カルテやAI診断支援システムを使った実践的な演習を導入し、デジタルツールを使用した臨床現場でのリアルタイムのフィードバックを強化する。
- 放射線技術と検査技術を融合させた学際的な授業を提供し、学生が両分野の専門知識を統合して活用できるようにする。これにより、新しい診断・治療法の開発に対応できる能力を養う。
- 他の医療専門職との協働を重視したグループワークやケーススタディを取り入れ、チーム医療でのリーダーシップや協力の重要性を学ぶ。
- 国際的な視点を持つ医療技術者の育成を目指し、海外の医療システムや国際医療に関する講義・研修を導入する。学生が国際的な医療課題にも対応できるよう、英語での医療コミュニケーションやグローバルな医療倫理を学ぶ。
学修成果の評価方法に係る方針
学修成果を評価するに当たっては、試験、レポート、ポートフォリオ、ルーブリック等を用いたパフォーマンス評価等、多角的な評価を実施する。学位論文の成果については、研究科及び各プログラムで定めた学位論文審査基準に則って評価を実施します。重要科目や標準テストの評価情報、カリキュラム・マップに基づく成績情報の集約を適宜活用します。
アドミッション・ポリシー
入学者に求める資質・能力と入学者選抜方法
求める人材像
本プログラムは、放射線技術科学と臨床検査技術科学の専門知識を融合し、次世代の医療ニーズに対応できる高度専門職業人や研究教育者を育成することを目的としている。そのため、以下の資質と能力を持つ人を求めます。
- X線、MRI、超音波などの放射線技術や放射線治療、遺伝子検査、分子診断といった精密検査技術に強い関心を持つ人
- デジタルリテラシーを活用し、電子カルテやAI診断支援システム、遠隔医療(テレメディシン)の技術を学び、医療のデジタル化に貢献する意欲がある人
- 医療機器の進化に対応するための工学的知識を学び、医療機器の開発や操作に積極的に取り組む姿勢を持つ人
- チーム医療における連携力を重視し、診療放射線技師や臨床検査技師としての専門性を活かしながら、他職種と協力して質の高い医療を提供する能力を目指す人
- 国際的な医療ニーズに対応するため、グローバルな視点を持ち、国内外の医療現場でリーダーシップを発揮する能力と意欲を持つ人
入学者に求める資質・能力(求める学生像)
- 学問分野の基礎知識
自己の専門分野における基礎的な知識を有していること - 学際的・複眼的な視野
一つの学問分野のみにとらわれず、複数の学問分野の知見を統合したり、複数のアプローチを用いたりするなどして、新たな知識や価値を創造する意欲を持っていること - 問題解決能力
複雑な社会問題に対し主体的かつ協働的に取り組む姿勢と、そのための基本的な研究能力を備えていること - コミュニケーション能力
高度な言語能力(英語を含む)を駆使して、多様な方法で情報を収集・整理・発信できること - 倫理観と社会貢献意識
高い倫理観を持ち、地域社会や国際社会への貢献意識を持っていること
選抜方法
医歯保健学研究科(博士後期課程)の入学者選抜は、多様な学生を確保するために以下の3つの区分で実施し、出願書類等を総合して行います。
一般選抜
看護学プログラム、次世代医療技術科学プログラム及び口腔保健福祉学プログラムいずれも、外国語試験(英語)と口述試験を課します。外国語試験では、研究に必要な英文読解及び記述力を含めたコミュニケーション能力と志望する学問分野に関する基礎知識を評価します。口述試験では志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、コミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。
社会人特別選抜
看護学プログラム、次世代医療技術科学プログラム及び口腔保健福祉学プログラムいずれも、口述試験により志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、語学力を含めたコミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。
外国人留学生特別選抜
看護学プログラム、次世代医療技術科学プログラム及び口腔保健福祉学プログラムいずれも、口述試験により志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、語学力を含めたコミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。