医歯保健学研究科(博士課程)医歯学専攻 医学プログラム グローカル医療研究コースの三つのポリシー
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ディプロマ・ポリシー
人材育成目標(修了生が身に付けるべき資質・能力)
グローカル医療研究コースは、国内外の医療・保健の課題に対応できる医療・保健専門家を育成することを目的としています。高齢化する地域における医療・保健の課題をグローバルな視点から解決することを目指し、さらに国際的な問題への対応に発展させます。地域医療学、社会医学、疫学・ビッグデータ解析学、感染症制御学、医療情報学を基盤に、地域や新興国における限られた医療・保健資源を最大限に活用し、地域住民の診断・治療、疾患予防、健康管理と幅広い医療現場の課題に取り組む実践力を備えた人材を育成します。グローバルな視点で持続可能な医療モデルの構築や遠隔医療の活用を推進します。国内外の医療・保健環境の変化に適応できる研究者及び高度医療・保健専門職業人を育成することを目指します。
学位授与の方針・到達目標
本専攻が定める修業年限以上在学し、以下の能力を身に付け、所定の単位数を修得した者で、博士論文の審査および最終試験に合格した学生に、博士(医学)または博士(学術)のいずれかの学位を授与します。
知識・理解
- 地域医療および国際医療・保健における課題とその解決策に関する専門知識を修得している。
- 社会医学(公衆衛生学、予防医学、法医学)に関する専門知識を修得している。
- 医療ビッグデータや医療AI に関する学際的な理解力と課題解決のための実践的知識を修得している。
- 感染症の流行などに対応するための包括的な感染症関連科学(感染症制御学)の専門知識を修得している。
- 遠隔医療の活用と技術的な課題に対応するための基礎的知識を修得している。
当該分野固有の能力
- 医療資源が限られる地域や新興国において医療資源の分配と活用を最適化するための分析能力と実践力を備えている。
- 臨床・社会医学における研究デザインとデータ収集・解析の実践的なスキルを有している。
- 医療ビッグデータの解析やAI 技術を応用することで新しい価値を生み出すことができる。
- 国内外に発生する感染症を制御するための包括的かつ実践的能力を有している。
- 国際医療・保健の連携を強化するために、多文化理解と国際協力を推進できる能力を修得している。
汎用的能力(トランスファラブル・スキル)
- 医療課題を批判的かつ論理的に分析し、実行可能な解決策を提案できる。
- 異文化間での医療協力やコミュニケーションを円滑に行える能力を有している。
- 医療情報のデータサイエンス的活用とICT技術の応用に精通している。
- グローバルな医療課題を学際的視点から考察し、政策提言ができる。
- チーム医療のリーダーシップを発揮し、多職種間での協力を推進できる。
- 自律的に学び、革新的な医療提供モデルの構築に寄与する力を備えている。
態度・姿勢
- 地域住民と国際社会に貢献する姿勢を持ち、持続可能な医療を追求している。
- 発展途上国や過疎地域における医療課題に対し、責任感と情熱を持って取り組む態度を備えている。
- 医療倫理を重視し、患者中心のケアを提供する姿勢を有している。
- 国内外の医療現場での実践を通じて、柔軟に課題解決に対応する姿勢を備えている。
- 地域と国際をつなぐ架け橋となる意識を持ち、社会に貢献する責務を果たす態度を有している。
カリキュラム・ポリシー
教育課程編成の方針
「総合知」を創出する場で課題解決に主体的・協働的に取り組み活躍する人材として必要な資質・能力を確実に修得させるために、
- 横断的な理解の土台となる方法論を学ぶための専攻共通科目
- 多面的な知識を修得し、実践力を養うことを目的とした選択必修のプログラム共通科目
- 当該プログラムの体系的な専門科目
以上を統合する課題研究と研究指導を組み合わせ、広さと深さを両立する柔軟な教育課程を編成します。
各学生に対し、研究指導委員会(主指導教員1名および副指導教員2名で構成)を設置します。
教育内容・方法の方針
- 国内外の医療・保健課題に対応できる専門家を育成するため、地域と国際医療・保健を包括的に学ぶカリキュラムを提供する。地域医療・保健の課題解決を通じて、地域や新興国における医療資源の有効活用と持続可能な医療モデルの構築を目指す。
- 国内外の医療・保健課題解決のため、最先端のデータサイエンスを学ぶカリキュラムを提供する。これにより、複合的な価値を創造できる医療・保健専門職を育てる。
- 最先端の遠隔医療を学び、ICTを活用した地域や国際医療・保健の実践的技術を身につける。これにより、地域医療の課題をグローバルな視点で解決するスキルを強化する。
- 医療資源の乏しい地域での現地実習やフィールドワークを通じて、医療提供モデルの実践的な研究と応用力を高める。学生はこれを基に、未来の医療を支える持続可能なモデルの設計と実践を担う能力を培う。
- 国際医療・保健を学ぶカリキュラムを構築し、国内外で活躍する医療人材の育成を目指す。このカリキュラムでは、地域と世界をつなぐ医療提供モデルを重視し、社会的ニーズに応える教育を行う。
- 多様な背景を持つ留学生と共に学ぶ環境を整備し、多文化共生やグローバル医療の理解を深める。これにより、学生は国際社会における医療問題に柔軟かつ実践的に対応できる能力を習得する。
学修成果の評価方法に係る方針
学修成果を評価するに当たっては、試験、レポート、ポートフォリオ、ルーブリック等を用いたパフォーマンス評価等、多角的な評価を実施する。学位論文の成果については、研究科及び各プログラムで定めた学位論文審査基準に則って評価を実施します。重要科目や標準テストの評価情報、カリキュラム・マップに基づく成績情報の集約を適宜活用します。
アドミッション・ポリシー
入学者に求める資質・能力と入学者選抜方法
求める人材像
本コースは、国内外の医療・保健課題に対応できる専門家を育成することを目的とした総合的な教育・研究プログラムです。そのため、以下の資質と能力を持つ人を求めます。
- 地域医療の課題解決に関心を持ち、地域における臨床診断・治療など幅広い医療や健康管理の現場の課題に積極的に取り組む意欲がある人
- 地域や新興国における医療資源の不均衡に対し、持続可能な医療モデルの構築を目指し、実践的な対応力を養うことに興味がある人
- 加齢性の慢性疾患や感染症パンデミックのコントロールに興味のある人
- 遠隔医療やデジタル技術の活用に関心を持ち、先端的な医療提供モデルを学び、応用する能力を身につけたい人
- グローバルな視点を持ち、地域および国際医療・保健に対する包括的かつ学際的な知識とスキルを修得しようとする人
- 多文化理解を重視し、国内外の医療・保健環境で指導的な役割を果たすことを目指す人
入学者に求める資質・能力(求める学生像)
- 学問分野の基礎知識
自己の専門分野における基礎的な知識を有していること - 学際的・複眼的な視野
一つの学問分野のみにとらわれず、複数の学問分野の知見を統合したり、複数のアプローチを用いたりするなどして、新たな知識や価値を創造する意欲を持っていること - 問題解決能力
複雑な社会問題に対し主体的かつ協働的に取り組む姿勢と、そのための基本的な研究能力を備えていること - コミュニケーション能力
高度な言語能力(英語を含む)を駆使して、多様な方法で情報を収集・整理・発信できること - 倫理観と社会貢献意識
高い倫理観を持ち、地域社会や国際社会への貢献意識を持っていること
選抜方法
医歯保健学研究科(博士課程)の入学者選抜は、多様な学生を確保するために以下の3つの区分で実施し、出願書類等を総合して行います。
一般選抜
医学プログラム及び歯学プログラムいずれも、外国語試験(英語)と口述試験を課します。外国語試験では、研究に必要な英文読解及び記述力を含めたコミュニケーション能力と志望する学問分野に関する基礎知識を評価します。口述試験では志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、コミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。
社会人特別選抜
医学プログラムでは、外国語試験(英語)と口述試験を課します。外国語試験では、研究に必要な英文読解及び記述力を含めたコミュニケーション能力と志望する学問分野に関する基礎知識を評価します。口述試験では志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、コミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。
外国人留学生特別選抜
医学プログラムでは、外国語試験(英語)と口述試験を課します。外国語試験では、研究に必要な英文読解及び記述力を含めたコミュニケーション能力と志望する学問分野に関する基礎知識を評価します。口述試験では志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、コミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。