医歯保健学研究科(博士課程)医歯学専攻 歯学プログラムの三つのポリシー

  1. ホーム
  2. 医歯保健学研究科(博士課程)医歯学専攻 歯学プログラムの三つのポリシー

ディプロマ・ポリシー

人材育成目標(修了生が身に付けるべき資質・能力)

歯学プログラムは、口腔科学と全身の健康の関係に注目し、高齢化社会や全身疾患に対応できる専門家の育成を目的としています。このプログラムでは、誤嚥性肺炎に関連する嚥下障害やオーラルフレイルによる発音・嚥下障害など、特に高齢者に多い健康問題に重点を置いています。また、歯周病がリウマチ、動脈硬化、糖尿病、早産、骨粗鬆症などの全身疾患に及ぼす影響についても、口腔-全身連関の視点から学際的な研究を行っています。さらに、ドライマウスや味覚障害といった口腔機能の低下に関する研究も進められており、加速する高齢化社会における「食べる」機能の維持と向上を目指しています。加えて、このプログラムでは、歯科医療イノベーションの創出や高度歯科医療の提供を重視し、義歯やインプラントなどの再生医療の分野における研究も推進しています。これらの研究成果は臨床応用され、地域医療への貢献のみならず、国際的な歯科医療の発展にも寄与しています。このプログラムの人材育成目標は、口腔科学に基づく高度な専門知識と技術を持ち、地域および国際社会でリーダーシップを発揮できる研究者や医療専門職を育成することです。特に、高齢化社会における新たな医療ニーズに対応できる革新的な歯科医療を牽引する人材を育てることを目指しています。

学位授与の方針・到達目標

本専攻が定める修業年限以上在学し、以下の能力を身に付け、所定の単位数を修得した者で、博士論文の審査および最終試験に合格した学生に、博士(医学)または博士(学術)のいずれかの学位を授与する。

知識・理解

  • 口腔-全身連関の視点から、基礎歯学・臨床歯学を統合的に理解できる。
  • 誤嚥性肺炎やオーラルフレイルに関する専門知識を修得している。
  • 歯周病が全身疾患に与える影響を解明し、予防策を提案できる。
  • 口腔機能低下に対する再生医療や先端治療法の研究を主導できる。
  • 高齢化社会の歯科医療課題に対応する専門知識と技術を備えている。

当該分野固有の能力

  • 口腔内の健康状態が全身に与える影響、特にリウマチや糖尿病、動脈硬化などの全身疾患との相互作用を理解し、その知識を医療現場や研究で応用できる力を養う。
  •     

  • 加速する高齢化に伴う誤嚥性肺炎やオーラルフレイルに関する研究を通じて、高齢者の口腔機能維持と向上に貢献できる専門知識と技術を修得する。
  • 義歯やインプラントなどの再生医療技術の研究を進め、その成果を臨床に応用することで、歯科医療イノベーションを創出する能力を養う。
  • 地域医療に貢献し、さらに国際的な歯科医療の発展に寄与するためのリーダーシップを発揮できる力を培う。
  • 国際的な視野を持ち、世界の研究者と協力して共同研究を推進し、学術的成果を国際社会に発信できる高度なコミュニケーション能力を有する。
  • 口腔科学および関連分野の研究において、自律的に課題を発見し解決できるリサーチマインドを持ち、研究の実践と指導を行う能力を育成する。

汎用的能力(トランスファラブル・スキル)

  • 学際的視点で口腔科学と全身医療の課題を解決する能力を有している。
  • 医療ビッグデータ解析や統計手法を活用して研究を推進できる。
  • 高度なコミュニケーション能力で、地域および国際医療に貢献できる。
  • 再生医療分野のイノベーションをリードする計画立案と実行能力を有している。
  • 研究成果を発信し、学術的・臨床的に応用する能力を修得している。
  • 持続可能な地域医療モデルを構築するチームワークとリーダーシップを備えている。

態度・姿勢

  • 口腔-全身連関の重要性を理解し、臨床応用を追求する姿勢を持っている。
  • 高齢化社会における患者QOL向上を目指す倫理観を備えている。
  • 歯科医療の革新と社会的ニーズに応える意欲を持っている。
  • 他職種と協働し、地域医療と国際医療に積極的に貢献する姿勢を有している。
  • 自ら学び続ける姿勢で、最新技術と知識の習得に努める意識を持っている。

カリキュラム・ポリシー

教育課程編成の方針

「総合知」を創出する場で課題解決に主体的・協働的に取り組み活躍する人材として必要な資質・能力を確実に修得させるために、

  • 横断的な理解の土台となる方法論を学ぶための専攻共通科目
  • 多面的な知識を修得し、実践力を養うことを目的とした選択必修のプログラム共通科目
  • 当該プログラムの体系的な専門科目

以上を統合する課題研究と研究指導を組み合わせ、広さと深さを両立する柔軟な教育課程を編成します。
各学生に対し、研究指導委員会(主指導教員1名および副指導教員2名で構成)を設置します。

教育内容・方法の方針

  • 口腔科学に関連する基礎知識から、臨床応用に至るまでの包括的な教育カリキュラムを提供し、研究者および臨床医としての能力をバランスよく育成する。
  • 複数の指導教員がチームを組み、各学生の研究テーマに対して、学際的な視点から実践的な指導を行うことで、学生が多面的に問題を解決できる力を育む。
  • 高齢化に伴う口腔機能の低下や全身疾患との関連を重視し、これに対応する高度な医療技術と知識を提供し、社会的ニーズに応えることを目指す。
  • 義歯やインプラント、再生医療などの先端技術に関する研究を通じて、革新的な歯科医療技術を開発し、それを臨床応用するための研究能力を養う。
  • 地域社会の健康向上に寄与し、さらに国際的な歯科医療の発展に貢献するためのグローバルな視点とリーダーシップを育成する教育を実践する。
  • 口腔科学の研究者および医療従事者として、医療倫理と研究倫理を遵守し、高い倫理観を持って科学的根拠に基づく医療・研究を推進できる教育方針を採用する。

学修成果の評価方法に係る方針

学修成果を評価するに当たっては、試験、レポート、ポートフォリオ、ルーブリック等を用いたパフォーマンス評価等、多角的な評価を実施する。学位論文の成果については、研究科及び各プログラムで定めた学位論文審査基準に則って評価を実施します。重要科目や標準テストの評価情報、カリキュラム・マップに基づく成績情報の集約を適宜活用します。

アドミッション・ポリシー

入学者に求める資質・能力と入学者選抜方法

求める人材像

本プログラムは、口腔科学と全身の健康の関係を探究し、高齢化社会や全身疾患に対応できる専門家の育成を目指す。このプログラムでは、以下の資質と能力を持つ人を求める。

  • 誤嚥性肺炎に関連する嚥下障害やオーラルフレイル、ドライマウス、味覚障害など、高齢化社会特有の口腔機能低下に関心を持ち、その解決に取り組む意欲がある人
  • 歯周病がリウマチ、動脈硬化、糖尿病、早産、骨粗鬆症などの全身疾患に及ぼす影響について学び、口腔-全身連関の視点から研究を進める探求心を持つ人
  • 高齢者の「食べる」機能を維持し、QOL(生活の質)の向上に貢献するための革新的な歯科医療技術や再生医療の研究に関心がある人
  • 臨床応用を通じて高度な歯科医療を提供し、地域医療や国際歯科医療の発展に貢献する意欲を持つ人
  • 学際的な視点と高度な専門性を活かし、地域および国際社会でリーダーシップを発揮する能力を目指す人

入学者に求める資質・能力(求める学生像)

  • 学問分野の基礎知識
    自己の専門分野における基礎的な知識を有していること
  • 学際的・複眼的な視野
    一つの学問分野のみにとらわれず、複数の学問分野の知見を統合したり、複数のアプローチを用いたりするなどして、新たな知識や価値を創造する意欲を持っていること
  • 問題解決能力
    複雑な社会問題に対し主体的かつ協働的に取り組む姿勢と、そのための基本的な研究能力を備えていること
  • コミュニケーション能力
    高度な言語能力(英語を含む)を駆使して、多様な方法で情報を収集・整理・発信できること
  • 倫理観と社会貢献意識
    高い倫理観を持ち、地域社会や国際社会への貢献意識を持っていること

選抜方法

医歯保健学研究科(博士課程)の入学者選抜は、多様な学生を確保するために以下の3つの区分で実施し、出願書類等を総合して行います。

一般選抜

医学プログラム及び歯学プログラムいずれも、外国語試験(英語)と口述試験を課します。外国語試験では、研究に必要な英文読解及び記述力を含めたコミュニケーション能力と志望する学問分野に関する基礎知識を評価します。口述試験では志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、コミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。

社会人特別選抜

歯学プログラムでは、口述試験により志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、語学力を含めたコミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。

外国人留学生特別選抜

歯学プログラムでは、口述試験により志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、語学力を含めたコミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。