医歯保健学研究科(博士課程)医歯学専攻 医学プログラム 精密医学研究コースの三つのポリシー

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ディプロマ・ポリシー

人材育成目標(修了生が身に付けるべき資質・能力)

精密医学研究コースは、疾患等の分子基盤の理解、病態の正確な把握、および遺伝的・環境的要因の統合的理解に基づく診断・治療戦略の確立を軸に、個々の患者に最適化された治療法や予防策を提供する医療専門家を育成します。疾患の分子基盤の解明は必須であり、先端技術を支えるための基礎研究者を養成します。本コースでは、遺伝子解析や分子生物学的手法を活用し、疾患の原因を特定し、それに基づく個別化医療の研究を推進します。オミクス解析やAI、ビッグデータ解析など最先端技術を積極的に導入し、疾患メカニズムに基づいた革新的な治療を開発します。学際的アプローチを重視し、基礎研究の成果を迅速に臨床応用する体制を整えるとともに、幅広い分野の専門家との連携により、精密医学の発展をリードします。

学位授与の方針・到達目標

本専攻が定める修業年限以上在学し、以下の能力を身に付け、所定の単位数を修得した者で、博士論文の審査および最終試験に合格した学生に、博士(医学)または博士(学術)のいずれかの学位を授与します。

知識・理解

  • 遺伝子解析や分子生物学的手法を用いて疾患の原因を特定する専門知識を修得している。
  • 各種オミクス解析技術や遺伝子編集技術など最先端の技術に関する知識を有している。
  • AIやビッグデータ解析を活用して、疾患メカニズムの解明や個別化医療を設計する能力を備えている。
  • 遺伝情報、生活習慣、環境要因を統合的に理解し、精密医療に応用する知識を修得している。
  • 学際的研究の重要性を理解し、基礎研究から臨床応用に至るプロセスを把握している。

当該分野固有の能力

  • 遺伝情報や分子データを解析し、個別化治療のための新規治療法を設計・開発する能力を有する。    
  • 各種オミクス解析技術や遺伝子編集等の最先端技術を応用して、疾患のメカニズムを解明し、新規治療標的を提案できる。
  • AIやビッグデータ解析を駆使して、疾患リスクの予測や個別化予防策を提供する能力を修得している。
  • 生理学、薬理学、免疫学、バイオインフォマティクスなどの知見を融合して研究を進める力を備えている。
  • 基礎研究の成果を臨床試験や実際の患者治療に迅速に応用する能力を有する。

汎用的能力(トランスファラブル・スキル)

  • 医学的データを論理的に分析し、治療戦略を立案する能力を備えている。
  • チーム内外の専門家と連携し、学際的研究や臨床応用を推進する能力を修得している。
  • データサイエンスやICT技術を活用して、研究結果を効率的に解析・活用する力を有している。
  • 基礎医学の視点を持ち、医療課題の解決に向けた協力体制を構築できる。
  • 新規技術や知識を自律的に習得し、革新的な医療提供に貢献する能力を有している。
  • 学術成果を国際的に発信し、精密医学の発展に寄与するプレゼンテーション能力を備えている。

態度・姿勢

  • 遺伝情報や精密医療の活用において、高い倫理観を持って責務を果たす姿勢を有している。
  • 個々の患者の特性に応じた治療やケアを追求し続ける意欲を備えている。
  • 医療研究者として、基礎研究から臨床応用に至る課題に取り組む責任感を有している。
  • 学際的研究の重要性を認識し、多様な視点を統合して課題解決に挑む態度を備えている。
  • 新しい知識や技術の開拓に挑戦し、精密医学の発展に貢献する積極的な姿勢を持っている。

カリキュラム・ポリシー

教育課程編成の方針

「総合知」を創出する場で課題解決に主体的・協働的に取り組み活躍する人材として必要な資質・能力を確実に修得させるために、

  • 横断的な理解の土台となる方法論を学ぶための専攻共通科目
  • 多面的な知識を修得し、実践力を養うことを目的とした選択必修のプログラム共通科目
  • 当該プログラムの体系的な専門科目

以上を統合する課題研究と研究指導を組み合わせ、広さと深さを両立する柔軟な教育課程を編成します。
各学生に対し、研究指導委員会(主指導教員1名および副指導教員2名で構成)を設置します。

教育内容・方法の方針

  • 疾患等の分子基盤の理解、病態の正確な把握、および遺伝的・環境的要因の統合的理解に基づく診断・治療戦略の確立を三つの軸とした精密医学を専門とする人材を育成するための教育を提供する。
  • 疾患の分子基盤の解明を目指した基礎研究の手法を習得させる。
  • オミクス解析や分子生物学的手法を駆使し、疾患の原因解明や個別化治療法の確立を推進するカリキュラムを構築する。学生は各種オミクス解析技術、遺伝子編集技術を含む最先端技術を習得させる。
  • AIやビッグデータ解析を用いて、遺伝的特性や疾患メカニズムを総合的に理解し、精密な診断や治療デザインを可能にするスキルを育成する。
  • 本学の強みである遺伝子制御科学、シグナル伝達科学、細胞機能・構造科学、ネフロサイエンス、バイオインフォマティクスの分野を基盤とし、学際的アプローチを重視した教育を展開する。
  • 基礎研究と臨床応用を橋渡しする教育を実施し、研究成果を迅速に患者治療に活かす能力を養う。臨床試験や遺伝子情報に基づく治療法の開発を通じて、精密医学の実用化に寄与する人材を育成する。
  • 学生が学んだ知識と技術を活用し、疾患予防、診断、治療における新たな知見を創出する力を育む。これにより、個別化医療の発展に貢献し、未来の医療の実践を支える専門家を輩出する。

学修成果の評価方法に係る方針

学修成果を評価するに当たっては、試験、レポート、ポートフォリオ、ルーブリック等を用いたパフォーマンス評価等、多角的な評価を実施する。学位論文の成果については、研究科及び各プログラムで定めた学位論文審査基準に則って評価を実施します。重要科目や標準テストの評価情報、カリキュラム・マップに基づく成績情報の集約を適宜活用します。

アドミッション・ポリシー

入学者に求める資質・能力と入学者選抜方法

求める人材像

本コースは、疾患の分子基盤の解明に加え、患者の遺伝情報、生活習慣等の環境要因を総合的に解析し、個別に最適な治療法や予防策を提供する精密医学の実現を目指しています。そのため、以下の資質と能力を持つ人を求めます。

  • 遺伝子解析や分子生物学的手法などの基礎研究に興味を持ち、疾患の原因を特定し個別化医療を推進する意欲がある人
  • 各種オミクス解析技術、遺伝子編集技術、AIやビッグデータ解析などの最先端技術を活用し、患者の遺伝的特性に基づく治療や予防に貢献する意志がある人
  • 学際的な視点を持ち、遺伝子制御科学やバイオインフォマティクスなどの幅広い分野に取り組む探求心を持つ人
  • 基礎研究の成果を臨床に応用し、研究成果を患者治療に迅速に反映させる能力を修得したい人
  • 精密医学の進展に貢献し、個別化医療を通じて治療の効果を最大化し、副作用を最小限に抑えることを目指す人

入学者に求める資質・能力(求める学生像)

  • 学問分野の基礎知識
    自己の専門分野における基礎的な知識を有していること
  • 学際的・複眼的な視野
    一つの学問分野のみにとらわれず、複数の学問分野の知見を統合したり、複数のアプローチを用いたりするなどして、新たな知識や価値を創造する意欲を持っていること
  • 問題解決能力
    複雑な社会問題に対し主体的かつ協働的に取り組む姿勢と、そのための基本的な研究能力を備えていること
  • コミュニケーション能力
    高度な言語能力(英語を含む)を駆使して、多様な方法で情報を収集・整理・発信できること
  • 倫理観と社会貢献意識
    高い倫理観を持ち、地域社会や国際社会への貢献意識を持っていること

選抜方法

医歯保健学研究科(博士課程)の入学者選抜は、多様な学生を確保するために以下の3つの区分で実施し、出願書類等を総合して行います。

一般選抜

医学プログラム及び歯学プログラムいずれも、外国語試験(英語)と口述試験を課します。外国語試験では、研究に必要な英文読解及び記述力を含めたコミュニケーション能力と志望する学問分野に関する基礎知識を評価します。口述試験では志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、コミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。

社会人特別選抜

医学プログラムでは、外国語試験(英語)と口述試験を課します。外国語試験では、研究に必要な英文読解及び記述力を含めたコミュニケーション能力と志望する学問分野に関する基礎知識を評価します。口述試験では志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、コミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。

外国人留学生特別選抜

医学プログラムでは、外国語試験(英語)と口述試験を課します。外国語試験では、研究に必要な英文読解及び記述力を含めたコミュニケーション能力と志望する学問分野に関する基礎知識を評価します。口述試験では志望する学問分野に関する知識、問題解決能力、コミュニケーション能力を評価するほか、学際的・複眼的な視野や倫理観・社会貢献意識に関する態度を評価します。