東京農工大学・新潟大学共同シンポジウムを開催しました
2026年7月10日(金)にJ-PEAKS採択大学連携シンポジウム 「日本のコメは世界の勝ち筋になれるか。」を開催しました。(会場:東京農工大学府中キャンパス)
シンポジウムでは、「2大学が挑む、国境と常識を超えた次世代稲作」をテーマに、日本の稲作が持つ力を、地域から世界へ、そして世界から再び地域へと循環させて日本の稲作を国際市場へ展開する可能性や、気候変動への対応と両立する持続可能な農業モデルについて議論を展開し、約100名の参加がありました。
東京農工大学の中村暢文学長による開会挨拶、新潟大学の染矢俊幸学長によるビデオメッセージに続き、両大学の研究者による事例発表が行われました。
東京農工大学の安達俊輔教授からはハワイでの陸稲栽培等について、田中一生客員教授からは北海道における「ななつぼし」や「ゆめぴりか」などの育種実績について、新潟大学の山崎将紀教授(iRICEセンター長)からは高温登熟の研究と陸稲栽培について、藤巻義博特任教授(iRICE戦略室長)からは海外での稲作やサプライチェーン構築、民間企業との協働について、宮本託志准教授からは耐気候変動、環境配慮酒米などを用いたプロジェクトについて講演が行われました。
- 新潟大学 山崎将紀教授
- 新潟大学 藤巻義博特任教授
- 新潟大学 宮本託志准教授
続いて、ファシリテーターの東京農工大学の山中晃徳副学長(J-PEAKS・連携強化担当)から、パネルディスカッションに登壇する生産者の株式会社福田農場F4の福田稔代表、いなか暮らしラボ古今集の福井朝登代表、針江のんきぃふぁーむの石津大輔氏の地域での取組みが紹介され[DN1.1]、次に、藤巻義博特任教授(iRICE戦略室長)から、株式会社Moon Lagoonの髙木貴哉代表の地域での取組みが紹介された後に、両大学の講演者を交えてパネルディスカッションを実施しました。
パネルディスカッションでは、「地域の違いが生む米づくりの多様性」や「大学は米づくりの価値をどのように可視化し伝えられるのか」等幾つかのトピックを設け、各トピックについて活発な意見交換が行われ、予定の時間を超過するほどの盛り上がりとなりました。
最後に、東京農工大学の大川泰一郎理事(グローバル戦略・内部統制担当)より閉会の挨拶があり、盛況のうちに終了いたしました。
初回となる今回の合同シンポジウムは東京農工大学での開催となりましたが、今後は両大学の連携をさらに深め、次回の新潟での開催を含めた継続的な取組へと発展させてまいります。

