J-PEAKS「戦略的飛躍プログラム(SLP)コアステージ」採択課題を決定しました
新潟大学は、J-PEAKS事業の「戦略的飛躍プログラム(Strategic Leap Program: SLP)」コアステージについて、33課題を採択しました。今回の公募には102件の応募があり、学内から291名の研究者が研究代表者・研究分担者として参画するなど、本学の研究力と研究意欲の高さを示す結果となりました。
SLPは、新潟大学J-PEAKSが推進する研究・イノベーション戦略の中核的プログラムとして、「脳といのち」「食と健康」の重点研究領域を中心に、将来的な大型外部資金の獲得や世界水準の研究成果の創出、社会実装につながる研究プロジェクトの立ち上げと研究基盤の強化を支援するものです。
今回採択された33課題は、本学が整備を進めるJ-PEAKSの研究基盤や国際連携ネットワークを活用しながら、新たな研究領域の創出や異分野融合を目指す意欲的な研究です。採択課題の内訳は、「脳といのち」領域が13件、「食と健康」領域が11件、両領域を横断する研究が9件となっており、両重点領域の強みを活かした多彩なプロジェクトが採択されました。
また、学外の研究者も研究分担者として参画しており、中部大学、カントー大学をはじめとする国内外の大学・研究機関との連携を通じて、研究の国際化と高度化が期待されています。
採択課題の研究代表者および研究課題名は以下のとおりです(研究代表者五十音順)。
採択課題一覧
|
通番 |
課題名 |
研究代表者 |
|
1 |
食品分子接着剤による代替タンパク質食品の安全性・おいしさ・健康性の統合的実現 |
赤澤 隆志 |
|
2 |
捕⾷性原⽣⽣物による⼟壌マイクロバイオーム⼯学と低環境負荷型農業への応⽤ |
ASILOGLU MUHAMMET RASIT |
|
3 |
ヒト暑熱適応を支える汗腺機能の分子・生理統合研究基盤の構築 |
天野 達郎 |
|
4 |
ヒトと動物を貫く EEG×AI プラットフォーム:比較認知神経科学とトランスレーショナル応用の同時創出 |
伊藤 浩介 |
|
5 |
Brain-to-AI:脳統合データが拓く次世代知能創成基盤の構築 |
奥田 修二郎 |
|
6 |
食農資源循環型モデルの社会実装へ向けた未利用米資源バイオリファイナリー技術基盤の確立 |
柿原 嘉人 |
|
7 |
災害堆積物が農地・林地システムへ及ぼす中長期的影響の統合評価研究 |
片岡 香子 |
|
8 |
血液解析を用いた未病段階における認知症発症の高精度予測法の開発 |
菊地 正隆 |
|
9 |
戦略的飛躍プログラムに資する日本酒学 |
岸 保行 |
|
10 |
資源循環型 NIR-II 光熱材料を用いた深部 PTT 統合解析プラットフォームの構築 |
齊藤 健二 |
|
11 |
2次元・3次元計測を活用した農作物および食品の非破壊品質評価基盤の創出 |
斎藤 嘉人 |
|
12 |
新規ポリアミン法による高効率細胞外小胞抽出技術を基盤とした診断および治療法の開発 |
佐藤 裕樹 |
|
13 |
AIにおける機械学習を活用した新規人工神経の開発と評価 |
芝田 晋介 |
|
14 |
脳の可塑性不全がもたらす精神疾患と制御基盤の創出 |
杉山 清佳 |
|
15 |
ヒト脳 3D 血管病理の AI 解析基盤:血管・認知症連続体の幾何学的空間バイオマーカー創出 |
田井中 一貴 |
|
16 |
魚類における社会的報酬機構の解明:双方向VR技術と神経科学的アプローチを用いた検証 |
高橋 宏司 |
|
17 |
生命(いのち)の安全教育プロジェクト |
田中 恒彦 |
|
18 |
人工核酸を導入した血液脳関門(BBB)透過型薬剤送達システムの構築 |
中馬 吉郎 |
|
19 |
世界をリードするネイチャーポジティブ社会のモデル構築に向けた自然共生型価値共創のシステムデザイン |
豊田 光世 |
|
20 |
次世代腸内細菌叢編集技術を基軸とした脳腸相関解明によるヒトの健康増進と疾患治療への展開 |
中井 博之 |
|
21 |
細胞内脂質輸送システムの統合的理解とその破綻による疾患病態の解明 |
中津 史 |
|
22 |
気候適応・低炭素コメ生産の国際研究ハブ構築―超低コストメタンMRVと栽培技術パッケージの統合実証― |
NGUYEN HOANG NAM |
|
23 |
腸内細菌由来代謝物を介した個別化栄養応答の脳機能制御機構の解明 |
照沼 美穂 |
|
24 |
生体挙動・食品構造・ロボティクスを統合した次世代食支援科学研究の創成-歯農工マルチモーダルアプローチ- |
堀 一浩 |
|
25 |
舌感覚―運動機構の階層横断的解析に基づく舌機能評価基盤の構築 |
真柄 仁 |
|
26 |
発達障がいモデルにおける環境応答性行動軌跡基盤の構築 ― モニターベース環境操作・behaviorome・状態遷移モデルによる表現型可塑性の定量 ― |
松井 秀彰 |
|
27 |
ヒト剖検脳リソースを利活用したシングルセル多層オミックス解析による認知症研究 |
宮下 哲典 |
|
28 |
陸稲を起点とする未来のコメサプライチェーン構築 |
宮本 託志 |
|
29 |
ゼロフェイタリティに向けた交通科学DXと社会実装モデルの構築 |
村山 敏夫 |
|
30 |
スギ花粉症の軽減に向けた無花粉スギ苗の効率的生産技術の開発 |
森口 喜成 |
|
31 |
腎から脳までをつなぐマルチモーダルAI予後予測プラットフォームの構築 |
山本 卓 |
|
32 |
食体験マルチモーダルデータに基づく環境適応型ウェルビーイング支援AIの構築 |
余 俊 |
|
33 |
空間プロテオームを軸とした多階層解析による子宮内膜の再生・着床・疾患化機構の解明 |
吉原 弘祐 |


