日本人女性に対する子宮頸がんワクチンの有効性-HPVウイルスの感染予防効果を実証しました
大学院医歯学総合研究科の榎本隆之教授、関根正幸准教授、工藤梨沙特任助教らの研究グループは、日本人女性において、子宮頸がんワクチン(2価ワクチン)のヒトパピローマウイルス(HPV)16/18型感染予防に対する有効率は90%以上と高い数字を示し、特に、初交前に同ワクチンを接種するとその効果がさらに高くなり、HPV16/18型だけでなくHPV31/45/52型に対しても感染予防効果を示すことを明らかにしました。
本件に関するお問合せ先
広報室
電話 025-262-7000
FAX 025-262-6539
他のニュースも読む
-
研究成果 2024年03月21日
持続血糖測定を活用したスマートフォンアプリにより糖尿病予備群の体重と血糖値を改善〜2型糖尿病予防対策を省力化~
-
研究成果 2024年03月13日
多遺伝子リスクスコア構築により日本人アルツハイマー病の遺伝的リスクを解明-アルツハイマー病のリスク層別化と個別化医療への応用に期待-
-
研究成果 2024年03月13日
急速進行性糸球体腎炎による透析導入率は近年、高齢(70歳以上)で上昇-高齢化に伴い、高齢患者が増加する可能性を示唆-
-
研究成果 2024年03月08日
心血管疾患発症高リスク者スクリーニングに最適化したメタボリックシンドローム(MetS)診断基準の修正案を作成