本学脳研究所は，平成31年3月26日（火），「世界脳週間」の趣旨に沿い，本学旭町キャンパスを会場に「見てみようヒトの脳と心」を開催しました。新潟県内の高校生・大学生ら約57名の参加があり，各分野の研究室公開と脳に関する講演を通して脳研究の理解を深めました。

那波宏之脳研究所長の挨拶の後，研究室公開では7つのグループに分かれ，それぞれ病理学分野などの研究室を見学しました。脳神経外科学分野では，脳外科手術の術前シミュレーションの見学や，顕微鏡を使った手術の縫合体験を行いました。参加者からも活発に質問があり，普段見ることのできない脳研究の現場に興味津々の様子でした。

続いて，那波所長から「脳における現実と幻想の境界；幻覚・幻聴の脳科学」，神経内科学分野の小野寺理教授から「きおくの仕組み」と題した講演がありました。

本プログラムを通して脳研究のおもしろさや難しさなどを感じ，参加者が進路選択の参考になればと思います。

研究室で脳研究の一端に触れる高校生

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脳研究所
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