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展示「にいがたの映画人第1部」企画及び人文学部表現文化論演習(石田ゼミ)による研究発表会を開催しました

2019年07月24日 水曜日 トピックス

2019年度第1学期,人文学部メディア・表現文化学プログラムの石田ゼミは,1956年に設立されたアニメーション制作会社・東映動画の黎明期について調査し,6月8日(土)〜7月15日(月・祝)に,にいがた文化の記憶館にて,「第34回国民文化祭・にいがた2019」及び「第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会」のプレイベントとなる展示「にいがたの映画人第1部: 新潟に残る東映動画の足跡」を企画しました。

展示内容は,東映動画初の短編カラーアニメーション『夢見童子』(1958)における画家・蕗谷虹児(新発田市出身)の貢献,東映初代社長であり東映動画の設立者である大川博(新潟市西蒲区出身)の経営方針と東映動画作品関連グッズの関係,1950年代新潟市域における東映系映画館の状況を中心として,現在は国の内外で愛されている「アニメ」の出発点と新潟との関連を明らかにするものとなりました。会期中約500名の来場者があり,好評のうちに終了しました。

また,7月14日(日)に,新潟日報メディアシップナレッジルームにて,新潟大学人文学部表現文化論演習(石田ゼミ)による研究発表会「新潟に残る東映動画の足跡」を開催し,学生たちが展示について発表しました。当日会場には,東映,蕗谷虹児記念館,新潟市内映画館をはじめ関係各位を含む約40名の来場があり,活発な質疑応答が展開されました。学生たちは学外の有識者との交流を通して,自身の学びが社会に直結していることを体感している様子でした。

本件に関するお問い合わせ先

環東アジア研究センター
電話 025-262-6437

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