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超域学術院 松井秀彰 准教授が平成31(令和元)年度日本医療研究開発機構「革新的先端研究開発支援事業(PRIME)」に採択されました

2019年10月02日 水曜日 研究成果

研究推進機構超域学術院 松井秀彰 准教授が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の平成31年(令和元年)度 革新的先端研究開発支援事業(PRIME)研究開発領域「全ライフコースを対象とした個体の機能低下機構の解明(機能低下)」の研究代表者として採択されました [応募数124件,採択数10件,採択率8.1%]。
本学研究者のPRIME事業採択は2016年度中津史准教授(医)、2018年度神吉智丈教授(医)に続き、3人目となります。

松井秀彰 准教授
松井秀彰 准教授

1.革新的先端研究開発支援事業(PRIME)について

AMED革新的先端研究開発支援事業では、革新的な医薬品や医療機器、医療技術等を創出することを目的に、客観的根拠に基づき国が定めた研究開発目標の下、組織の枠を超えた時限的な研究開発体制を構築し、先端的研究開発を推進します。

特にPRIMEは、画期的シーズの源泉となる成果の創出を目指して研究代表者が個人で研究を推進し、次代を担う気鋭の研究者の登竜門としても位置付けられる事業です。

2. 研究プロジェクトの概要

研究開発課題名:「ミトコンドリアDNAの漏出が起こす個体機能低下及び諸臓器の加齢関連疾患の解析」
最近、老化の発現に関わる要因として『核のDNAが細胞質に漏出するとcGAS-STINGパスウェイ(情報伝達経路)を通じて老化形質の発現につながる』、つまり「核のDNAの病態」に注目が集まっています。

一方、細胞内にあるもう一つのDNA「ミトコンドリアDNA」については、細胞質に漏出すると非常に高い毒性を持つことは知られていますが、その病態や影響に着目した研究は進んでいません。
 
そこで本研究では、細胞質に漏出したミトコンドリアDNAのセンサーを同定し、さらに細胞質に漏出したミトコンドリアDNAが惹起する諸臓器の加齢関連疾患について小型魚類などを用いて明らかにします。

3. 関連リンク

本件に関するお問合せ先
広報室
電話 025-262-7000
FAX 025-262-6539

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