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G-DORM国際オンライン協働学習プログラム(COIL)とその成果共有に係るオンラインフォーラムを開催しました

2020年09月23日 水曜日 トピックス

本学工学部では、大学の世界展開力強化事業「メコン諸国と連携した地域協働・ドミトリー型融合教育による理工系人材育成」(以下、G-DORM)の一環として、9月14日(月)から16日(水)の3日間で、王立プノンペン大学(カンボジア)との国際オンライン協働学習(COIL)プログラムによる授業科目を実施しました。COILとは、オンラインツールを使用して、海外の学生と課題解決のための協働学習を行うもので、今回の実施がG-DORMにとっても、本学にとっても初めての試みとなります。

これは、昨年度末に実施する予定であったにも関わらず、新型コロナウイルス感染症の拡大によりやむなく中止とした「G-DORM学生交流プログラム(短期)inカンボジア」の代替プログラムとして企画したもので、同プログラム参加者を主として本学から8名、王立プノンペン大学から8名の計16名が4グループを形成し、「ポストコロナのSDGs達成の科学技術の課題」をテーマに、3日間の課題解決協働学習に取り組みました。

実際のグループ活動は3日間でしたが、Web会議ツールやコミュニケーションアプリ等を活用したオンラインでの事前学習や事前交流も含め、とても充実した内容の活動となりました。最終日には学生の成果発表も兼ねたフォーラムを開催し、それぞれのグループが各々の国の事情を踏まえたSDGsに寄与する科学技術のアイデアを英語で発表しました。フォーラムでは、本学と王立プノンペン大学だけでなく、G-DORM連携大学であるラオス国立大学(ラオス)、チュラロンコン大学(タイ)、ハノイ工科大学(ベトナム)からもZoomやYouTubeを通して100名以上の学生及び教職員の参加を得たことから、活発で多国籍な質疑応答をとおしてCOIL参加学生とフォーラム視聴学生の学びの共有および深化を達成することができ、実りあるフォーラムとなりました。

このような取り組みは、リモート型留学交流の活性化に寄与するだけでなく、従来の渡航型留学交流との効果的な組合せによる国際交流教育の質の向上にもつながることが期待されます。本学工学部では、今後も、リモートを含む留学交流を推進してまいります。

新潟大学でのグループ活動
新潟大学でのグループ活動
オンラインでカンボジア学生とディスカッション
オンラインでカンボジア学生とディスカッション
フォーラムの様子をZoom及びYouTubeで同時配信
フォーラムの様子をZoom及びYouTubeで同時配信
オンラインでの集合写真
オンラインでの集合写真

本件に関するお問い合わせ先

工学部工学力教育センター国際教育部門
電話 025-262-7290

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