本学は糸魚川市との間で2016年4月27日に連携に関する協定を締結し、理学部ではこの連携に関する協定に基づき、糸魚川市教育委員会との間で2020年7月7日に連携に関する覚書を締結しました。

この覚書に基づき、理学部サイエンスミュージアムと糸魚川市フォッサマグナミュージアムを相互にサテライトミュージアムと位置付け、今後の博物館活動の連携強化を図るために、2020年11月28日（土）にフォッサマグナミュージアムにおいて「新潟大学理学部と糸魚川市教育委員会とのサテライトミュージアムに関する申合せ書」に調印しました。

調印式において、前野理学部長は「糸魚川市民や糸魚川の未来を背負う子供たちに、新潟大学理学部の存在をアピールすることができる」と述べ、糸魚川市の米田市長は「本申合せの締結を契機として、科学や教育の振興という立場から、新潟大学と糸魚川市が共に発展することを期待する」と述べました。

同市とはこれまで公開講座の開講や理学部の講義に同市学芸員が参画する等の連携を行ってきましたが、本申合せを結び連携を強化することにより、今後は、両ミュージアムを活用した教育プログラムの開発、研究報告書の共同出版、研究資料・標本の共同管理などの取組を通して、教育研究成果を広く社会へ還元していきます。

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