オーストラリアの3大学と研究・博士人材育成の戦略的連携を協議 ― Curtin・Adelaide・Macquarieの3大学と国際共同研究の新たな展開へ ―

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10月12日から14日にかけて染矢学長は、Curtin University、Adelaide University、Macquarie Universityの3大学を訪問し、大学執行部及び研究者と、国際共同研究、博士人材育成、学生・研究者交流、研究拠点形成等について意見交換を行いました。

3大学はいずれも国際的に高い研究力を持つ大学です。今回の訪問は、単なる表敬や交流にとどまるものではなく、それぞれの大学が持つ強みと新潟大学の強みをどのように組み合わせ、具体的な共同研究や博士人材育成へつなげていくかを協議することを目的としたものです。

Curtin Universityとは、これまでS-EARTHを基盤として進めてきた地球・環境科学分野での連携をさらに深化させるとともに、神経科学をはじめとする生命・健康科学への新たな展開について協議しました。地球・環境科学で培ってきた大学間の関係を、より幅広い研究分野へ発展させる可能性が見えてきています。

Adelaide Universityでは、地球科学、農業・食・ワインなど幅広い分野で共同研究の可能性を確認しました。特に、研究、博士人材育成、学生・研究者交流、共同外部資金申請等を一体的に進めるResearch & Collaboration MoUの具体化に向けた検討が始まっており、今後の組織的な連携の基盤となることが期待されます。

Macquarie Universityとは、すでに嚥下・神経科学分野で実質的な共同研究が進んでいます。今回の訪問では、こうした既存の共同研究をさらに発展させ、若手研究者・博士学生の交流、共同指導、cotutelle等を通じて、10年単位の長期的な大学間連携へつなげていく方向性を共有しました。

今回の3大学訪問を通じて特に重要であったのは、新潟大学が示した「知の循環」の考え方に、いずれの大学からも強い共感が得られたことです。研究によって知を創出し、そのプロセスによって人を育て、人と知を社会につなぐことで新たな価値を生み、社会との関わりから生まれた新たな問いを再び研究・教育へ還流させるという考え方は、制度や重点分野の異なる3大学にも共通して受け止められました。

また、今回の意見交換では、「海外大学とつながること」自体を目的とするのではなく、地球・環境、脳・生命、食・健康、農業、医学・歯学など、それぞれの大学が持つ特色ある研究力をどのように掛け合わせ、新たな研究テーマや研究価値を生み出すかが重要であることを改めて確認しました。

今後は、Curtin Universityでは地球・環境科学に加えて生命・健康科学への展開、Adelaide UniversityではResearch & Collaboration MoUを基盤とする共同研究やPhD共同指導、Macquarie Universityでは嚥下・神経科学の既存共同研究を基盤とした長期的連携を、それぞれ具体化していきます。

こうした連携は、大学間の交流にとどまるものではありません。共同研究、cotutelle、共同指導、研究者交流、博士学生交流等を通じて、若手研究者や大学院生が国際的な研究環境に参加し、新しい研究テーマやネットワークを形成する機会にもつながります。今回構築・深化した3大学との関係を、今後の研究力強化と博士人材育成の具体的な成果へ結び付けていきます。

Curtin大学:地球・環境科学から、生命・健康科学へ
研究担当副学長らと面会
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理工学部の研究者から研究成果について説明を受ける染矢学長
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Adelaide大学:地球・農・食をつなぐ、新たな共同研究へ
理学系責任者らと意見交換
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農学・食品・ワイン分野の研究拠点を見学
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Macquarie大学:既存の共同研究を、10年先のパートナーシップへ
S Bruce Dowton学長らと面会
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応用生物科学学科の研究施設を訪問
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本件に関するお問い合わせ先

国際部国際連携課
Email soumukokusai@adm.niigata-u.ac.jp

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