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運営・将来構想

国立大学法人新潟大学人事方針

新潟大学は、かつて「越(高志)」と呼ばれた地に育まれた敬虔質実の伝統と世界に開かれた海港都市の進取の精神に基づいて、「自律と創生」を全学の理念とし、教育と研究を通じて地域や世界の着実な発展に貢献することを全学の目的としている。

これらの理念、目的の実現に向け、ここに人事方針を定める。

基本方針

  1. 本学は、個人の多様性を尊重し、職種、年齢、性別、国籍、障がいの有無等の違いにかかわらず、意欲と能力がある者にはチャレンジの可能性を支援し、活躍の機会を提供するとともに、職務上の成果には公正かつ厳格な評価で処遇する。
  2. 本学は、主体的に組織運営の企画・立案・実行を担う資質を備えている人材を、大学運営を支える重要ポストに積極的に登用するとともに、法人経営を担い得る次代の経営人材の育成に努める。

取組事項

本学は、基本方針を実現するため、以下の取組を実施する。

ダイバーシティの確保と公正かつ厳格な評価

  • 多様性を持った教育研究体制の構築という観点から、多様な人材の受入れを図ることや、異なる大学間、大学と産業界等との間で人材の流動性を図ることで、ダイバーシティの拡充に取り組む。
  • 多様性を確保し、教育研究活動の高度化に対応するために、任期制や年俸制、クロスアポイントメント制度等の教育研究の活力を支える制度を総合的に活用して、人事給与マネジメントに取り組む。
  • 若手からシニア層まで、それぞれ年齢や経験に応じて期待される役割があることに考慮しつつ、組織としての新陳代謝や年齢構成の多様化を図る。
  • 個々の教職員が、理念、目的の実現に向けて職責を果たしているかを公正かつ厳格に評価する。

経営人材の育成

  • 将来有望な教職員については、早い段階から、学長室や学長特命補佐等の大学執行部を補佐するポストに抜擢し、経営判断や重要施策の策定への関わりを通じて、経営人材を育成する。
  • 学内外で実施する各種研修への参加、国内外の機関における人事交流や派遣研修などを通じて、多角的、多面的視野をもった経営人材を育成する。
  • 事務職員は、大学経営やマネジメント層の中核となる人材として機能を発揮し、大学経営人材として活躍するなど、変革をリードしていく役割が求められていることから、それらの役割を担う人材育成に取り組む。