本学教員が所属する研究グループが113番元素の命名権を獲得しました
研究成果
本学の工藤久昭教授(理学部),後藤真一准教授(大学院自然科学研究科)が参加する理化学研究所仁科加速器研究センターの森田浩介グループディレクターを中心とした研究グループが発見した「113番元素」を,国際機関が2015年12月30日(日本時間31日早朝),新元素であると認定しました。
これに伴い,同グループには,発見者として新元素の命名権が与えられます。欧米以外の研究者・グループに命名権が与えられるのは初めての快挙です。
核・放射化学を専門分野とする工藤教授は,理化学研究所が1980年代後半から始めた,超重元素合成の準備研究から携わり,2001年から本格的な超重元素合成実験を開始しました。
後藤准教授は,大学4年の1995年から工藤教授の下で研究を行っており,2001年に教員として採用されてからも工藤教授と共同で主に核分裂や超重元素の気相化学に関する研究・実験を行っています。
同グループでは,元素の存在限界を見極めるため、各国が周期表の拡大を目指して,超重元素の探索研究を進めています。
未知の核種の崩壊の解析は,超重元素の構造の理解に貴重な知見をもたらします。
今後は,未報告である119番以上の原子番号を持った新元素の探索に挑戦し,超重元素探索の研究分野を牽引していきます。
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