新潟市の竹山病院創始者である竹山屯（たけやま　たむろ）先生のひ孫である竹山病院前理事長の竹山功様から，自宅に所蔵している竹山屯先生の胸像を寄附いただき，５月２１日（月）に医歯学図書館にて除幕式と記念講演会を開催しました。
除幕式では，竹山功様と牛木理事により除幕が行われ，修復された胸像がお披露目されると，出席者から拍手が沸き起こりました。

除幕を行う竹山功様（右）と牛木理事（左）

竹山屯先生は，新潟大学医学部の源流にあたる県立新潟医学校の初代校長であり，新潟県において最初に西洋医学の普及に努めた先駆者でもあります。
また，胸像は，著名な彫刻家である武石弘三郎氏の作品で，火災により一部破損したものを専門家が２ヶ月半かけて修復作業を行いました。

除幕式後は，医歯学図書館マルチメディアホールにおいて，医学史の大家である蒲原宏氏による「竹山屯先生の学系と業績」と題した講演の他，新潟県立近代美術館　主任学芸員の伊澤朋美氏，胸像を修復された大野春夫氏，竹山家の代表として廣瀬啓子氏から講演が行われました。

寄附者である竹山功様によるご挨拶

講演する廣瀬啓子氏

新潟大学医歯学図書館３階の特別閲覧室にて公開展示していますので，ぜひご覧ください。

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