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旭町学術資料展示館にて学生支援企画「今井翔太展」を開催しています

2019年02月19日 火曜日 トピックス

1月31日(木)から3月17日(日)まで、旭町学術資料展示館にて企画展「今井翔太展」が開催されています。この展示は、本学の美術科での学びを一人の学生の作品を通して可視化するために企画されました。

今井さんは長岡出身。本学教育学部学校教員養成課程教育専修の4年生で、来月卒業となります。中学校の恩師が本学卒業の美術教員ということで志し本学に入学したとのこと。

会場には高校3年生から大学4年生までの作品が時系列に展示され、画材も水彩、油彩、アクリルと様々。静物画や風景画などバラエティに富んだ作品が並びます。
「高校生の頃は絵が好きだったけどあまり誰かの作品などに影響されなかったこともあり、いろんな作品にアプローチすることができました。それも新潟大学教育学部の先生達がそれぞれの専門があったからこそ。いろんな先生から多様な表現方法を学びました。」 と語る今井さん。

現在は、作品に文脈を盛り込むことを心がけるようになり、取り組むモチーフは「コンビニ」。東日本大震災の復興の中、だだっ広い跡地にぽつんと佇むその姿に、現在日本の象徴を見た、と言います。

「新潟大学では各ジャンルにひとりずつ専門の先生がいて、少人数教育で指導も手厚い。1年生の教養科目では他学部との学生との交流もあり視野が広がりました。いまの作品制作にも大きな影響があると思います。」と4年間を振り返る今井さん。

4年間の様々な学びや出会いを経て、卒業後は海外に留学し、美術家を目指して活動していきたいとのこと。「今回の企画展に自分が選出されたことは、いろんな先生と関わりを示すことになり、嬉しいと同時に先生達への今までの感謝でいっぱいです。」と企画展開催の心境を語ってくれました。

3月2日(土)には教育学部の永吉先生とともに行うギャラリートークも開催されます。また、来場者には今井さんの作品集も無料配布。ぜひお時間のあるときに足をお運びください。
イベント詳細はこちらをご覧ください。

本件に関するお問い合わせ先

広報室
電話 025-262-7000

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