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「W20・第5回国際女性会議WAW!スペシャル・セッション」に本学医歯学総合病院の河内泉講師が基調講演者・パネリストとして登壇しました

2019年03月29日 金曜日 トピックス

3月23日(土)・24日(日)に、政府主催の「W20・第5回国際女性会議WAW!」が、ホテルニューオータニ(東京都)にて開催され,スペシャル・セッションに本学医歯学総合病院神経内科の河内泉講師が基調講演者及びパネリストとして登壇しました。

「WAW!」は,「World Assembly for Women」の略称で,世界の様々な地域,国際機関から女性の分野で活躍するトップ・リーダーが参加し,日本及び世界における女性のエンパワーメント,女性の活躍促進のための取組について議論を行っています。
今年は日本がG20議長国であることから、G20のエンゲージメント・グループであるW20とWAW!が同時に開催されました。

グランド・テーマを「WAW! For Diversity」とする今年度の同会議には、安倍晋三総理、ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイ氏、ミチェル・バチェレ国連人権高等弁務官、各国の女性外相やなど国際機関の要人、ダイバーシティを経営理念とする国際的企業の役員、次世代を担う若者代表など、まさに、ダイバーシティ推進を先導する多様な人々が国内外から参加しました。

講演する河内講師
講演する河内講師

スペシャル・セッション「患者や介護者としての女性の就業:健康格差の是正による男女平等と労働参加の向上」に基調講演者・パネリストとして登壇した本学医歯学総合病院神経内科の河内講師は、これまで、女性医師の視点から神経疾患(多発性硬化症)の臨床と研究を行い、女性患者の声に耳を傾けながら、女性の病気・仕事・家庭の両立支援を推進してきました。基調講演では、女性に多い難治性疾患である多発性硬化症の患者が、治療法の発達によって、これまで困難であった就業継続や家庭との両立も可能となってきたことを報告され、病気を抱えながらも女性が輝くことができる社会の実現に向けて力強い提言がなされました。

後半のパネル・ディスカッションでは、河内講師、リサ・デシャン氏(ノバルティス ファーマ㈱事業部・中枢神経領域グローバル責任者)、塚原月子氏(カタリスト・ジャパン・アドバイザー)、田中美紗子氏(ノバルティス・ファーマ㈱MR)が登壇し、町亞聖氏(報道キャスター・記者)の進行のもと、ジェンダー・ギャップの解消とダイバーシティ・インクルージョンという目標を達成するための現況や課題について、討議がなされました。
最後に、鄧 麗氏(全国人民代表大会常務委員会委員)が挨拶を行い、同セッションは閉幕となりました。

【関連リンク】
外務省WEBサイト
首相官邸WEBサイト

集合写真

本件に関する問い合わせ先

男女共同参画推進室
電話 025-262-7572

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