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亜硝酸塩は口腔疾患や循環器疾患などの予防に寄与−⼝腔内亜硝酸塩産⽣の特徴や産⽣菌の種類を明らかに−

2020年10月09日 金曜日 研究成果

近年、口腔内細菌により、緑黄色野菜や唾液に含まれる硝酸塩が代謝されて抗菌作用・血管拡張作用を持つ亜硝酸塩が生じ、それが、う蝕などの細菌性口腔疾患や循環器疾患などの予防に寄与している可能性に注目が集まっています。しかし、その産生に関する詳細は不明な点が多いままでした。
本学大学院保健学研究科検査技術科学分野臨床化学研究室の佐藤拓一教授、東北大学大学院歯学研究科口腔生化学分野の髙橋信博教授、鷲尾純平講師、佐藤優理亜歯科医師らの研究グループは、口腔内における亜硝酸塩産生活性は個人差が大きいこと、舌苔よりも歯垢で高いこと、またこれらの亜硝酸塩産生には、口腔アクチノマイセス属、シャーリア属、ベイヨネラ属、ナイセリア属、ロシア属などの口腔常在細菌として知られる細菌群が主に関わっていることを明らかにしました。

詳しくはこちら(PDF:526KB)

本件に関するお問い合わせ先

広報室
電話 025-262-7000

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