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令和4年度文部科学省「大学の世界展開力強化事業」に採択されました

2022年09月09日 金曜日 トピックス

1.「大学の世界展開力強化事業」とは

大学の世界展開力強化事業は、国際的に活躍できるグローバル人材の育成と大学教育のグローバル展開力の強化を目指し、高等教育の質の保証を図りながら、日本人学生の海外留学と外国人学生の受入れを行う国際教育連携の取組を支援することを目的として、文部科学省において平成23年度より開始された事業です。

令和4年度は「インド太平洋地域等との大学間交流形成支援」として公募が行われ、本学が申請した取組「インド太平洋地域の『仮想フィールド』を利活用したハイブリッド型フィールド科学人材育成プログラム (英語名:Human Resource Development Program on Field Science Research in the Indo-Pacific Region)」が採択されました。

2.事業の概要と養成する人材像

本事業で交流するインド、オーストラリア、スリランカの3ヶ国と日本は、自然環境に関わる様々な課題を抱えています。これらの課題は、SDGsのゴール⑬あるいは⑪のように、世界各国共通の未達成課題でもあります。

本事業では、各国ならではの課題や自然教材および教育方法を、「仮想フィールド」としてオンライン上に集結し、グローバルな観点で活動できる地球のプランナーを育成するための教育プラットフォームを構築します。4ヶ国・10大学(※)の学生は、まず、オンラインでのグループワークを伴う仮想フィールド実習、その後、渡航型のフィールド実習に参加します。チームで課題に取り組む短期プログラム、個人として課題解決能力を養う中・長期プログラムによって、オンライン協働学習の成果を現場で確かめます。

参加学生は、資源・エネルギーやインフラ整備などに携わる「フィールド系の技術者」や、環境に関する新しい産業の創出者となることが期待されます。また、SDGsの未達成課題に対して、解決方策を提示できるリーダー的な人材にもなりうることを想定しています。

※交流相手大学

・インド:インド理科大学院大学、インド宇宙科学技術大学、コーチン科学技術大学、インド工科大学ルールキー校、インド工科大学カーンプル校
・オーストラリア:カーティン大学、マッコーリー大学、ウーロンゴン大学
・スリランカ:ペラデニア大学

本件に関するお問い合わせ先

留学交流推進課
電話 025-262-6935

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