ソーシャルキャピタルがある高齢者には予防接種を受けている人が多い-約18万人の65歳以上の高齢者における疫学研究-
研究成果
本学大学院医歯学総合研究科国際保健学分野の齋藤孔良助教、菖蒲川由郷特任教授らの研究グループは、月に1回以上スポーツや趣味等の会に参加している(社会参加)、地域の人を信用または信頼している、地域に愛着がある(社会的結束)、心配事や愚痴を聞いたり話したりする人がいる、病気で数日間寝込んだときに看病や世話をしてくれる人がいる(互酬性)の3つのソーシャルキャピタル(社会関係資本)がある65歳以上の高齢者は、それらのソーシャルキャピタルがない高齢者に比べ、肺炎球菌予防接種を受けている人がそれぞれ13%、5%、34%多いことを明らかにしました。また、社会参加が豊かな地域に住んでいる高齢者は、個人の社会参加の有無に関わらず、社会参加が標準的な地域に比べ肺炎球菌予防接種を受けている人が3%多いことも明らかにしました。
本研究成果のポイント
- 社会参加、社会的結束、互酬性の3つのソーシャルキャピタルがある65歳以上の高齢者は、3つのソーシャルキャピタルがない高齢者に比べ、肺炎球菌予防接種を受けている人がそれぞれ13%、5%、34%多い。
- 個人的な社会参加の有無に関わらず、社会参加の豊かな地域に住んでいる高齢者は、社会参加が標準的な地域に比べ肺炎球菌予防接種を受けている人が3%多い。
研究内容の詳細
ソーシャルキャピタルがある高齢者には予防接種を受けている人が多い-約18万人の65歳以上の高齢者における疫学研究-(PDF:443KB)
論文情報
【掲載誌】BMJ Open
【論文タイトル】Social capital and pneumococcal vaccination (PPSV23) in community-dwelling older Japanese:(A JAGES multilevel cross-sectional study)
【著者】Kousuke Iwai-Saito, Yugo Shobugawa, Katsunori Kondo
【doi】10.1136/bmjopen-2020-043723
本件に関するお問い合わせ先
広報室
E-mail pr-office@adm.niigata-u.ac.jp
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