地域連携フードサイエンスセンターは、新潟の魅力を生かした食育を通して、学生の心身の健康と勉学意欲の向上、地域に貢献できる人材育成を目指し、2021年12月16日に大学生のための食育セミナーをオンライン形式で開催し、約90人が参加しました。

藤村　忍農学部教授の開会挨拶・趣旨説明の後、第19回となる今回は新潟大学サポーター倶楽部会員でもある株式会社新潟ケンベイの石山　毅氏（本学農学部卒業）に「洗わずに炊けるお⽶・・・無洗⽶のすゝめ」と題して、お米の産地や銘柄による違い、炊飯方法、無洗米とは何かなどについてのご講演をしていただきました。また、本物の味に迫るためには、計量・洗米・浸漬・加水・加熱・蒸らし・ほぐしの各過程でポイントがあることや、ほぐしのテクニックが重要であることを、炊飯の実演を通して教えていただきました。受講した学生からは、おいしいお米を炊くための炊飯器の使い方や、市場における無洗米の流通などに関して、多くの質問が寄せられました。
セミナー後半では、山口智子教育学部准教授から、新大生の食生活に関する調査結果の報告があり、講義終了後には、株式会社新潟ケンベイ様からご提供いただいた新潟産コシヒカリ無洗米（2合）が、学生へ配布されると報告されました。受講した学生たちは学習したおいしいお米の炊き方の実践を楽しみにしながら、盛況のうちにセミナーは終了しました。

本件に関するお問い合わせ先

地域連携フードサイエンスセンター事務局
電話　025-262-6674
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