本学は、刈羽村立刈羽小学校と刈羽中学校（新潟県刈羽村）に、刈羽村の圃場で収穫されたコシヒカリ新潟大学NU1号（以下、NU1号）を寄附しました。

暑さに強いイネの新品種であるNU1号は、刈羽村の関係者のご協力のもと約20年にわたり研究開発が進められ、昨年刈羽村の圃場を皮切りに実証実験が開始されました。
今回の寄附は、長年研究開発に取り組んできた地域に住んでいる子どもたちに、実証実験で収穫された新米を味わっていただきたいという思いから、昨年度に引き続き行われたものです。

両校のご厚意により、2021年12月9日（木）に各校にて贈呈式が行われ、本学農学部の三ツ井敏明教授から各校の代表へ令和3年度産のNU1号を贈呈しました。

刈羽小学校の児童代表の井澤成友さんと髙橋幸汰さんからは「親しみのある刈羽村の田んぼで収穫されたNU1号を食べるのが楽しみです。」などのお話しがあり、刈羽中学校の生徒代表の安達爽良さんからは「昨年度に引き続き今年度もありがとうございます。学校のみんなで美味しくいただきます。」と感謝の言葉がありました。両校の校長先生からもNU1号に対する期待と応援のお言葉をいただきました。
贈呈式では三ツ井教授から実証実験結果の説明が行われ、出席者は興味深く耳を傾けていました。贈呈したNU1号は12月10日（金）の給食にて提供されました。

本学は、今後も本学の教育研究成果をもとにして、地域との協働による様々な活動を行い、地域社会の発展への寄与を目指して取り組んでいきます。

関連リンク

• NU1号応援基金（現在は寄附を募っていません）
• NU1号　令和3年度実証実験　報告会見

本件に関するお問い合わせ先

研究企画推進部産学連携課
電話　025-262-7599